エンジンオイルクーラーのラジエータ部分からオイル漏れをしているので、ラジエーターを外すためにラジエーターへ行く配管をバイパスしようとMonotaROで油圧ホースと異径ソケットを買いました。
MonotaROで買った異径ソケットのネジ山が普通のネジ山で、ラジエーター側が細目ネジでした。
細目ネジの異径ソケットは探しましたが有りませんでした。
当然ながら取り付かないので、MonotaROで買った配管材料類が全て無駄になりました。これまで取り付かなくて無駄にしたお金が10万円は超えています(笑)
仕方がないので、エンジンオイルのバイパスはあきらめて、オイルクーラーのラジエーターを外して修理に取りかかります。
製造から35年は過ぎていて、ネジ山が錆びているために、片側はパイプレンチで周り止めをしてボルトを外しました。
最後のボルト1本がどうしても外れません。
仕方ないのでボルトの上からドリルで穴を空けてボルトを壊します。
3.5mmから穴を空けて、1mmずつ穴を大きくして行きます。
エンジンオイルクーラーのラジエーターがようやく外れました。
裏側のエンジン冷却水用のラジエーターは比較的状態が良いですね。
MonotaROで銀色の耐熱塗料を買いました。
また、ラジエーター補修用のブレーニー技研のGM-8300(次世代型接着補修エポキシ樹脂)を買いました。低温域(-40℃)~高温域(220℃)までへたらない接着力が有ります。万能なエポキシ樹脂補修材です。
裏側のエンジン冷却水用のラジエーターに銀色の耐熱塗料を塗りました。
外したエンジンオイルクーラー用のラジエーターです。
この周辺からエンジンオイルが漏れています。
エンジンオイルが漏れている周辺を掃除してみました。そうすると、凹んでいる部分からオイルが漏れてきます。
調べてみると凹んでいる部分に穴が開いていました。
穴が開いている部分をやすりで磨きます。周辺を脱脂します。
ブレーニー技研のGM-8300はパテ状の2種を混合し使います。
穴の開いた部分と他にやばそうな部分にブレーニー技研のGM-8300を塗ります。
反対側の部分も予防保全でブレーニー技研のGM-8300を塗っておきます。
ブレーニー技研のGM-8300を塗った状態です。硬化時間は常温で2時間~6時間ですが、作業日は午後から雨だったので翌日に取り付けとしました。
補修した裏側を銀色の耐熱塗料で塗りました。
表側も再度銀色の耐熱塗料で塗ります。
エンジンオイル用のラジエーターを取り付けて完成です。
エンジンオイル漏れが止まったと思ったら、若干ですがにじみ出したようです。以前はぽたぽたと落ちていましたので、大幅な改善です。
エンジンをかけると等速ジョイントの部分からパタパタ音がするので、MonotaROで等速ジョイント用のグリスを買い等速ジョイントに塗ります。
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更新日時 2013年04月08日

協三工業製10t動車レストア記録-番外編3