更新日時 2018年04月15日

協三工業製10t動車移設計画
 協三工業製10t動車移設計画:父親の足腰が弱くなり車椅子を使用してデイサービスに行く事になり、協三工業製10t動車が車椅子移動の邪魔になり機関車の移設を計画。
移設のユーチューブ動画リンク
屋外の水洗い場が、車椅子が通るのに邪魔なので、機関車の移設前に、屋外の水洗い場の解体が必要になりました。
この程度の解体工事であれば自分でも出来ますので自分で解体します。
まずはバールで、FRP製の洗い場を外します。
その後に水洗い場のコンクリートをハンマーで解体。
水洗い場を解体した後は、土を突き固めます。
土を突き固めた後は、採石を敷きます。
採石を敷いた後は、買って来た早強のモルタルに水を加えて、流し込みコテで仕上げます。取りあえず、これで車椅子が通れるようになりました。段差はレンタルのスロープを設置します。写真に写っているのがレンタルスロープです。
機関車の移設計画をAutoCADで書きました。軌跡図を書いたらコーナー部の隅切りが必要と解りました。
樹木を事前に自分で伐採します。
温室の解体工事とコンクリート打設は業者に頼みました。見積は2社取りましたが、解体工事費は似たような金額で、コンクリート打設費用に差がありました。見積上はコンクリート打設と書かれているが、明細が無いために、業者に再三確認を行うも、なかなか詳細な見積が出てこなく、ようやく見積が出てきたのが見積依頼後、約3週間掛かりました。見積金額は変わらず、多少コンクリート工事の内容が追加されたので、それで発注しましたが、営業担当は見積をミスりましたと言っていた。なので、余り期待していなかったが、仕上がり状態は思っていたより良く出来ていました。
温室解体後の、残土をすき取り、ブロック積みの作業を行いました。ブロックも下手をすれば、古いブロックを転用するのかと思ったが、新しいブロックを使っています。
自分が作図した図面通りに作業が進んでいくのも楽しいですね。
採石も確り敷かれています。コンクリートの厚みも確認しましたが、既設床レベルから間違いなく150mm以上下がっています。
鉄筋工事も私が書いた図面指示通りのD13@150角ですが、鉄筋の重ね継手がD13の場合は40dなので、520mm以上必要ですが、重ねが400mmしか有りませんでした。土間構造なので強度に大きな問題が無いと判断し、その件は特に指摘はしませんでした。
コンクリート打設が終了しました。
機関車の移設はコンクリートの4週強度を確保し、5月連休に移設を行います。
機関車の連結器収納庫を工具置き場にしていましたが、機関車を移設すると、機関車の収納庫の扉が開けづらくなるので、屋外収納庫を買って工具類を移動しました。
1回で110mmまで持ち上げると、機関車が傾いて危ないのと、枕木も折れてしまう可能性と犬釘が抜けてしまう可能性もあるので、少しずつ全箇所平均的に持ち上げていきます。
100mmまで持ち上げました。
100mmのコンクリートブロック6個で機関車を支えています。
110mmの6tの重量台車4台と4tの重量台車4台を枕木の下に設置します。
コンクリートにM12のホールインアンカーを設置し、アイボルトを取り付け、1tのレバーブロックを取り付けます。ハンマードリルもこのために買いました。
レバーブロックにナイロンスリングを取付、機関車を引っ張ります。
機関車が少しずつですが動き出しました。
機関車を横引きするのにアンカーの打設位置は重要です。
横引き時に重量台車の向きを定期的に変えていきます。
機関車の角度がだいぶ付いてきました。
CADで軌跡図を書いて検討した、植栽の隅切りがかなり有効でした。
今回の移設で重量台車の向きが重要でした。
今回アンカーを打設したのは4箇所で、重量台車の向きを変えながら引っ張ります。
重量台車の向きだけで据付場所まで移動します。
まだ据付位置まで角度が付いていますが、重量台車の角度だけで据付場所まで移動します。
最終的に機関車のセンターでアンカーを打設し引っ張ります。
機関車の据付位置まで来ました。後は重量台車を外して設置します。
据付完了です。
植栽と機関車が映えます。
5月連休にレールを2.5m延長する予定です。
据付後、機関車を1m動かして問題ないかテストをしました。
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