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更新日時 2016年08月21日

煉瓦構造物 川越市 笹原門樋
@川越市 笹原門樋。
住所:埼玉県川越市古谷上
旧荒川の右岸堤防に明治三十四年(1901年)に設けられた制水施設で、八幡川(笹原排水)の排水や増水時の逆流を防ぐ水門の機能を果たしている。
@笹原門樋は後世にゲートが巻き揚げ式に変更されたため、壁面の天端部が一部削り取られ、コンクリート製の戸当りが付加されている。
@笹原門樋の際立った特徴は、橋梁の親柱をイメージした二ツの塔とその間の面壁に施された装飾である。面壁天端部は、煉瓦造建築において軒先を合理的且つ美しく処理するために施されるコーニス(蛇腹)やデンティル積み(歯状装飾)のデザイン・モチーフを駆使して設計されている。
@笹原門樋の水が通り抜ける坑門はアーチ型で、巻き揚げ式に変更される前は観音開きの扉で制御されていたと思われる。、また壁面部の中央には竣工年月日が刻まれた石の銘板嵌められ、煉瓦は翼壁を含めてイギリス積みとなっている。
@笹原門樋は両端に二つの塔を配し、中央に装飾的な面壁天端、石の銘板、アーチの坑門を縦に並べる均整のとれた立面構構成は、単なる土木構築物ではなく、建築美に劣らない芸術性が試みられている。明治の煉瓦造りのアーチ型門樋の特徴を現代に伝えてくれる貴重な近代土木遺産である。
@八幡川(古川)は江戸時代頃までの入間川の旧流路跡だが、後にそれを悪水路(排水路)へと改修して使っていたようだ。八幡川を遡って行くと、名称は笹原排水路に変わり、最後は伊佐沼へと辿り着く。笹原排水路は伊佐沼の余水を放流するための水路である。
@川越市 笹原門樋のスピンドル式開閉機は1992年製だ。後年に改修されたようだ。
@川越市 笹原門樋の煉瓦には上敷免製(日本煉瓦製造)の刻印が残る。
@川越市 笹原門樋の煉瓦には上敷免製(日本煉瓦製造)の刻印が残る。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『川越市』を掲載」
出典: フカダソフト\きまぐれ旅写真館\埼玉の煉瓦水門