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更新日時 2016年11月25日

煉瓦構造物 トチセン煉瓦構造郡
 トチセン煉瓦構造郡:トチセンは、足利が織物産業で隆盛していた大正2年(1913年)に足利織物株式会社として創業。大正8年(1919年)に明治紡織株式会社となり「明紡」として知られました。6連の鋸屋根が特徴の赤煉瓦捺染工場は、イギリス積みの煉瓦平屋建てで、鋸屋根破風部分の軒蛇腹や外壁側へ突出した付柱、出入口や窓等の開口部マグサ上に走る横材などに外観上の特長が有ります。赤煉瓦サラン工場は、捺染工場同様煉瓦造平屋建で、半円のドーマー窓が付いた切妻洋瓦葺の建物です。汽罐室(ボイラー室)は捺染工場の西に位置し、イギリス積みの煉瓦平屋建て切妻スレート波板葺の建物です。内部には4基の蒸気ボイラー(汽罐)が設置されており、中央にある石炭を燃料とするランカシャーボイラーは、昭和16年(1941年)に設置された創業期と同型のボイラーです。これらの建物に使用されている煉瓦には「上敷免製」の刻印が見られる事から、渋沢栄一が中心となって創設した埼玉県深谷市の日本煉瓦製造の工場で製造されたもので有り、東京駅や迎賓館に使われている煉瓦と同じ物で有ることが解ります。
@旧社名は栃木整染株式会社。昭和18年戦時企業整備令に基づき、栃木県内の繊維加工業を統合して設立された企業で、煉瓦造の外壁と木造の内部軸組からなる広大な工場建築で,6連の鋸屋根を架ける。頂部まで立ち登る柱型と重厚な軒蛇腹とで縁取る妻壁の意匠や,出入口・窓の大きな開口部を一石のまぐさ石で支える手法に特色がある。登録有形文化財に登録され、年1回一般公開されている。
@建物の壁面全体に塗られていた、黒い迷彩柄は、終戦直前に空襲を避けるためのカモフラージュとして施されたものです。
A6連の鋸屋根が特徴の赤煉瓦捺染工場。
A登録有形文化財に指定されている。第09-0021〜0022号。
近代文化遺産(平成19年度)
A捺染工場はイギリス積みで積まれている。
Aトチセンで発見された煉瓦の刻印。
Aトチセンで発見された煉瓦の刻印。「上敷免製」の煉瓦の刻印
A捺染工場の軒下は煉瓦の平面が見える。
A捺染工場の軒下は煉瓦の平面が見えるが煉瓦の刻印は見つけられなかった。
A捺染工場の内部。
Bトチセンで製造されていた唐草模様の風呂敷。
C捺染工場の内部。
C捺染工場の内部。
C捺染工場の内部。
C捺染工場の内部の平面の煉瓦も刻印は見つけられなかった。
C捺染工場の内部の工作室。
D汽罐室(ボイラー室)。
E汽罐室(ボイラー室)。
E汽罐室(ボイラー内部)。
E汽罐室(ボイラー室)に落ちていた耐火煉瓦。
F汽罐室(ボイラー室)
F汽罐室(ボイラー室)外部。
F汽罐室(ボイラー室)の外壁に窯のアーチ部が残る。
F汽罐室(ボイラー室)外部。
F汽罐室(ボイラー室)外部に野良煉瓦が落ちていたが煉瓦の刻印は見つからなかった。
D汽罐室(ボイラー室)外部の奥側の煉瓦は入口部が崩壊している。
D汽罐室(ボイラー室)外部の奥側の煉瓦の平面の煉瓦も確認したが煉瓦の刻印は見つからなかった。
D汽罐室(ボイラー室)外部の奥側の外壁が東日本大震災の影響か亀裂が入っている。もう一回大地震が起きたら、崩壊するかもしれない。
D汽罐室(ボイラー室)外部の奥側の軒下の平面も確認したが煉瓦の刻印は見つからなかった。
Gトチセンの電気室。
Gトチセンの電気室内部に展示されている古い工具類。
Gトチセンの電気室内部に保存されている携帯用自動吸引可燃性ガス検知器。
Gトチセンの電気室内部に展示されている古い工具類。
Gトチセンの電気室内部倉庫。
Gトチセンの電気室内部の現役の変電設備。
H捺染工場外壁の迷彩色。
H捺染工場外壁の迷彩色。
H捺染工場外壁の迷彩色。
H捺染工場外壁の迷彩色。
H捺染工場外壁の迷彩色。
I赤煉瓦サラン工場内部。
I赤煉瓦サラン工場の内壁は板張りされている。
I赤煉瓦サラン工場の内壁もイギリス積みで積まれている。
I赤煉瓦サラン工場の煉瓦の平面が出ている部分を見たが、煉瓦の刻印は見つけられなかった。
Iトチセンは「とと姉ちゃん」の撮影にも使われたようだ。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『足利市』を掲載」