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更新日時 2019年06月23日

煉瓦構造物 旧中井家リンゴ倉庫
 旧中井家リンゴ倉庫は、札幌市豊平区平岸にあるレンガ造りの建物です。1935年(昭和10年)に作られた建物で、当時の平岸のりんご栽培の文化を伝える上でも貴重な建物となっています。開拓使顧問ケプロンが、寒冷地でもよく成長すると進言し広まったりんご栽培。このれんが倉庫が残る平岸地区は、かつて「平岸りんご」の産地として全国的に知られており、地区の主要産業として昭和30年代まで盛んにりんごが栽培されました。りんご保管用倉庫も各所に建てられており、今も残されるこの倉庫は、りんご園が広がっていた地域の歴史を伝える貴重な存在です。外壁のれんが積みに用いられたのは、断熱性を高めるために中空を設けてれんがを積む「小端空間積み」と呼ばれる工法。倉庫全体は装飾などのないシンプルなデザインです。現在は地元商店街の事務所及び太鼓道場として地元の方々に利用されています。
旧中井家リンゴ倉庫
@旧中井家リンゴ倉庫。
@旧中井家リンゴ倉庫。
@旧中井家リンゴ倉庫。
@旧中井家リンゴ倉庫。
@旧中井家リンゴ倉庫。
煉瓦の刻印は確認出来なかった。
@旧中井家リンゴ倉庫。
腰壁の天端の平面が多く出ている出角。煉瓦の刻印は確認出来なかった。
@旧中井家リンゴ倉庫。腰壁部分はイギリス積みで、上部の外壁は断熱性を高めるために中空を設けてれんがを積む「小端空間積み」
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『札幌市』を掲載」