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更新日時 2016年08月31日

煉瓦構造物 天神沼樋管
@天神沼樋管。
住所:埼玉県比企郡吉見町久米田
天神沼樋管は、埼玉県の煉瓦樋門の建設史上、最も独特な形態の構造物で、形式は呑口側の集水枡(断面は楕円形)と吐口側の樋門を卵形管で連結した特異なもの。卵形管(明治時代初期に日本の近代下水道で導入された方式)の貴重な存在。
2016年08月14日探索。
@天神沼樋管を天神沼の上部から見た風景。今回の埼玉煉瓦構造物探索メンバー。天神沼樋管脇の民家の方の許可を得て撮影しています。隣の民家の方の証言では、昔は全て煉瓦造りだったようだ。
@天神沼樋管を天神沼の上部から見た風景。翼壁はカーブを描いている。
@天神沼樋管は卵形の樋管形状の珍しい樋管。
@天神沼樋管内部。樋管内部は長手積みになっている。奥には集水枡が見えるが、集水枡の湖面側の壁には取水口の形跡はない。
@天神沼樋管の天神沼側の排水口。排水口でおじさんが釣りをしていた。
@天神沼樋管の水の落し口。越流した水を落とします。落し口も楕円形になっている。断面の寸法は、長軸1.25m、短軸0.62m。
@天神沼樋管の水の落し口内部は小口積みで積まれている。
@天神沼樋管の塔は高さ68cmと小さい。
@天神沼樋管の翼壁もカーブを描いている。煉瓦の刻印は見つけられなかった。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『吉見町・東松山市』を掲載」
出典: フカダソフト\きまぐれ旅写真館\埼玉の煉瓦水門