疣岩分水工は円田字棚村地内の県道沿いにあり、現在の農業振興の基盤として重要な施設で、宮城県内では一番最初に出来た分水工と言われています。遠刈田発電所で発電用に使った澄川の水の一部をこの分水工に放流し、70%が澄川用水路に、30%が黒沢尻用水路の方に分水され、850haの水田に活用されている。時代をさかのぼること約百年前、大正初期のこの時代は毎年干ばつに見舞われ、旧円田村、村田町などの地域は、農作物を栽培するための水不足に悩まされてきました。「我らに水を与えよ。しからざれば死を与えよ。」と村人たちが嘆くほど干害による被害が続きました。村人たちは新たな水源として澄川に水を求め、分水施工から完了まで2年を要したこの施設は、80年経った今もなお使われています。
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更新日時 2022年02月04日

疣岩分水工