更新日時 2016年01月14日

ローカル線の旅 静岡鉄道静岡清水線
 静岡清水線(しずおかしみずせん)は、静岡県静岡市葵区の新静岡駅と、同市清水区の新清水駅を結ぶ静岡鉄道の鉄道路線。全列車2両編成ワンマン運転の普通列車となっている。平日はラッシュ時間帯5分間隔、土曜休日の終日と平日の昼間6分間隔の高頻度運転を行っており、新静岡 - 新清水間をちょうど20分で結んでいる。その運転形態や路線の特性から、欧米ではLRTとして紹介されることもある。かつては急行も設定されており、最高速度90km/hで運転され、駅到着時および通過時にはミュージックホーンが流れた。日中も急行が運転され、運動場前駅(現県総合運動場駅)で先発の普通を追い抜く運転も行われていたが、1985年からは各駅の乗車機会向上のため各駅に停車する普通が増発され、急行運転は平日の朝夕のみとなり、追い越しも無くなった。1996年4月1日からはすべて普通のみで運行されている。区間運転は新静岡 - 柚木間の列車のみとなっている。これはすべて長沼駅に隣接する車庫から出入庫する電車の運転となっている。柚木止まりの列車は標識灯を点灯している。かつては狐ヶ崎駅前に存在した狐ヶ崎遊園地への行楽客のための区間運転が存在したが、後に廃止されている。
駅一覧
新静岡駅 - 日吉町駅 - 音羽町駅 - 春日町駅 - 柚木駅 - 長沼駅 - 古庄駅 - 県総合運動場駅 - 県立美術館前駅 - 草薙駅 - 御門台駅 - 狐ヶ崎駅 - 桜橋駅 - 入江岡駅 - 新清水駅
 新静岡駅(しんしずおかえき)は、静岡県静岡市葵区鷹匠一丁目1番1号にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。旧駅名は「鷹匠町」。同線の起点。静岡清水線の車両工場が長沼駅に移転するまでは、同所に車両工場があり、静岡清水線ならびに軌道線車両(静岡市内線、清水市内線)の車両を受け持っていた。また静岡市内線が健在だった頃は、同駅が静岡清水線との乗り換えターミナルとなっていた。1日乗車券は無い。
 「新静岡センター」と称する商業施設が併設されており、8階に静岡鉄道の本社が入居していた。改札は現在、仮設のものとなっている。 静岡市民は通常、「新静岡センター」を「センター」と略する。宣伝でも愛称に合わせて「Center」が使われている。 新静岡センターの立体駐車場が覆いかぶさり高さが低い3番線は、地上線では珍しい剛体架線となっていた。新静岡センター改築に伴う立体駐車場解体作業のため、3番線ホーム閉鎖と共に撤去された。 新静岡センターの改築工事に伴い、2009年1月31日をもって3番線ホームは閉鎖。仮設改札口が4月1日にバスターミナルの一角に設置された。利用客は新静岡センター横の「北街道」側から仮設改札口を利用する形になる。尚3番線ホーム閉鎖に伴い、終電後の車両滞泊が二線のみとなるため、当面の間静岡鉄道静岡清水線のダイヤが臨時ダイヤに改められている。
 自社発注による東急車輛製造の製造になる1000系2両編成が12編成あり、同系ですべての営業列車をまかなっている。この車両は東急7200系をベースに製造され、前面が非貫通式なこと、屋上機器が新造冷房車は下枠交差式パンタグラフを使用、冷房改造車は富士電機製600V直接駆動集中式冷房装置を使用(東急7200系冷房車はすべて東芝製分散型冷房装置と菱形パンタグラフを採用)していることのほか、細部形状の差異を除くと外観はきわめて酷似している。差異の詳細は東急7200系電車の項を参照のこと。製造時期により、クーラーが集中式と分散式の2種類がある。集中式は、製造後に長沼工場に入場して、東急車輛からの出張工事により取り付けられた。
駅銘板がこれしかない。
島式ホーム2面2線(頭端式)の地上駅である。 新静岡駅から清水駅方向を見る。
 日吉町駅(ひよしちょうえき)は、静岡県静岡市葵区鷹匠二丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。
 相対式2面2線のホームを持つ地上駅。自動券売機設置駅。ホーム間の移動は、構内踏切を利用する。便所は改札内、上りホーム踏切脇にある男女共用の水洗式。
音羽町駅(おとわちょうえき)は、静岡県静岡市葵区音羽町にある静岡鉄道静岡清水線の駅。
 音羽町駅:島式1面2線のホームを持つ地上駅。自動券売機設置駅。駅舎からホームへの移動は、構内踏切を利用する。静鉄音羽ビルの片隅が駅舎となっている。
音羽町駅:ホームは狭く、安全のため固定の柵がある。スロープが存在し、バリアフリーに対応している。
音羽町駅 - 春日町駅間
春日町駅(かすがちょうえき)は、静岡県静岡市葵区春日2丁目[1]にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。
 春日町駅:島式ホーム1面2線の地上駅で、駅舎もホーム幅分しかない。自動券売機設置駅。転落防止のための柵が設置されている。駅の出入口は踏切の中央にある。駅の柚木駅寄りには非常用の上下渡り線があり、ポイントがある事から停車場扱いとなっている。便所はホーム新静岡寄りにある男女共用の水洗式。
春日町駅 - 柚木駅間
春日町駅 - 柚木駅間
柚木駅(ゆのきえき)は、静岡県静岡市葵区宮前町にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。
 対向式ホーム2面2線だが、ホームはそれぞれ線路の北側にある。よって上り(新静岡方面)のホームは上下線に挟まれた形になっている。上下ホーム間は地下道で結ばれている。かつては島式ホームであったが、老朽化に伴う改築によって対向式ホーム2面2線、上下線分離式に改められた。尚改築工事中は、踏切を挟んだ新静岡駅側に仮設ホームが設けられた。自動改札機(3台)、自動券売機(2台)があり、駅係員が配置されている時間帯もある。
上下線それぞれにスロープがあり、バリアフリーに対応しているが、新静岡方面ホームのスロープを使用する際は駅員に声を掛けて、スロープを開錠してもらう必要がある。またその為駅本屋から本線を渡る必要があり、駅員不在の時間帯の利用も含めて不便となっている。
柚木駅 - 長沼駅間
 靜岡縣護國神社(しずおかけんごこく じんじゃ):護国神社は、日本の各県に建立されている、その県出身の戦死者・自衛隊殉職者などを、日本国に殉じた英霊として祀る神社。
柚木駅 - 長沼駅間
静岡鉄道静岡清水線旧線(柚木駅 - 県総合運動場駅間)へ
 長沼駅(ながぬまえき)は、静岡県静岡市葵区長沼一丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅。駅に隣接して長沼工場と鉄道営業所があり、静岡清水線の運行拠点となっている。平日朝には当駅始発列車も設定されている。
 下りの島式ホーム1面2線、上りの単式ホーム1面1線の島式と単式の複合型2面3線である。 駅の北側には長沼工場の検車庫と留置線が広がる。 長沼工場からの上り方(新静岡方)への導入のための渡り線がある。 便所は上りホームにある男女共用の水洗式。 例年行われる「しずてつ電車まつり」は、当駅と長沼工場が会場となる。 有人駅。
長沼駅 - 古庄駅間。
長沼駅 - 古庄駅間。長沼第6踏切。 長沼駅 - 古庄駅間。長沼第7踏切。
古庄駅(ふるしょうえき)は、静岡県静岡市葵区古庄3丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅。
 対向式ホーム2面2線。ホーム間は構内踏切で連絡。 かつては急行停車駅で、過走防止用に20キロ制限のATS地上子が設置されている。便所は上りホームにある男女共用の水洗式。非接触型自動改札機も新たに設置された。
古庄駅 - 県総合運動場駅間のガーター橋。
古庄駅 - 県総合運動場駅間のガーター橋。
古庄駅 - 県総合運動場駅間のコンクリート橋及び築堤。
古庄駅 - 県総合運動場駅間の東海道線と東海道新幹線を跨ぐガーター橋。
古庄駅 - 県総合運動場駅間の東海道線と東海道新幹線を跨ぐガーター橋。
古庄駅 - 県総合運動場駅間。
 県総合運動場駅(けんそうごううんどうじょうえき)は、静岡県静岡市駿河区栗原にある静岡鉄道静岡清水線の駅。
改札から駅ホーム迄はトンネルでつながれ、トンネル内には昔の車輌の写真が展示されている。
 島式ホーム2面4線で、静岡清水線で唯一上下線で退避・追越が出来る駅である。かつてはここで急行電車が先発の普通電車を追い抜いていた(急行は通過した)が、現在では急行運転は廃止されている。ホームと改札口の間は地下通路でつながっている。駅全体が小高い丘の上にあるが、これは静岡清水線古庄駅〜県総合運動場駅間に3本の鉄橋と盛土で作られた高架(これは国道1号、大谷川放水路及びJR東海道本線・東海道新幹線・静岡貨物駅を越えるためのものである)があり、県総合運動場前駅はこの高架が地上に降りる直前の位置にあるからである。
 2番線(下り新清水方面)と3番線(上り新静岡方面)が本線で、待避線の1番線と4番線を使用する定期列車は毎日12時00分と06分に新静岡・新清水両駅を出発する2列車のみ(レールの通電を確保する目的・錆取り列車 )であるが、草薙球場や総合運動場でスポーツイベント等がある時にはここに電車を留置し、乗客が集中した際に臨時便として発車させる事も可能な構造である。駅の新清水側には片渡り線が設置されている。
旧桜井戸駅周辺。
 県立美術館前駅(けんりつびじゅつかんまええき)は、静岡県静岡市清水区中之郷2丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。
 相対式ホーム2面2線を有する。新静岡側の線路を跨ぐ形で駅ビルが建っている。県立美術館の最寄り駅という事で、ホーム上にはロダンの「考える人」など彫刻像のミニチュアレプリカが飾られている。便所は改札内、下りホーム踏切脇にある男女共用の水洗式。
静岡鉄道静岡清水線旧線(県立美術館前駅 - 入江岡駅間)へ
 草薙駅(くさなぎえき)は、静岡県静岡市清水区草薙にある静岡鉄道静岡清水線の駅。東海道本線の草薙駅へは徒歩3分ほど。
 草薙駅:相対式ホーム2面2線を有する。上りホーム踏切脇にある男女共用の水洗式便所は改札内外からの利用が可能。
草薙駅 - 御門台駅間。
草薙駅 - 御門台駅間。
御門台駅(みかどだいえき)は静岡県静岡市清水区七ツ新屋1丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅。
 御門台駅:島式1面2線のホームを持つ地上駅。駅舎はホームと一体型になっており、踏切の東側中央部から出入りする。歩道は設置されていない。構造上、上り列車が接近すると、通過が終了するまで踏切が塞がれる。便所は駅スペースの都合上、駅とは離れた場所に設置されている。改札を右側に出て踏切と公道を通り、西側新静岡寄りの線路脇、駐輪場を兼ねた静岡鉄道の社有地にある。仮設風の水洗式便所(男女共用)がある。
御門台駅 - 狐ヶ崎駅間。七ッ新屋第5踏切。
 旧上原跨線橋:旧上原跨線橋は、昭和2年に当時の阿倍郡有度村の南北を結ぶ生活の主要な道路として、「太鼓橋」などの愛称で親しまれていました。橋が架けられた当時は車の少ない社会で、人と荷車の往来が主目的であったため、構造も鉄道レールを用いた簡単なものでした。正面に立ててある部材は橋脚に使用されていた鉄道レールで、右側横置きの部材は橋桁に使用されていた鉄道レールです。右側のレール表面には「DICK KERR SANDBERG D.K 1991」と刻印されており、1911年(明治44年)にドイツの製造メーカーであるドイチェカイザー社が、サンドバーク法というレールの硬頭処理で製造されたことがわかります。
 狐ヶ崎駅(きつねがさきえき)は、静岡市清水区上原にある静岡鉄道静岡清水線の駅。当駅より東海道本線と併走する。ホームは1面2線の島式ホーム(昔は対向式ホーム)で、橋上駅である。出口は1つ、エレベータが2基ある。
 1908年に上原駅(うわはらえき)として開業。1927年、狐ヶ崎ヤングランドの前身である狐ヶ崎遊園地が開園した際に遊園前駅(ゆうえんまええき)に改称された。このときに静岡鉄道が狐ヶ崎遊園地のCMソングとして北原白秋らに依頼をし、出来上がった新民謡、ちゃっきり節の発表が、狐ヶ崎遊園地で行われた。遊園地は1967年に一旦閉園。翌1968年に狐ヶ崎ヤングランドとして再開したのにあわせて駅名も狐ヶ崎ヤングランド前駅(きつねがさき―)に改称した。駅名はその後1980年代後半頃に狐ヶ崎駅に改称され、1993年に狐ヶ崎ヤングランドも閉園となった。尚、急行運転時は急行停車駅であった。かつては遊園地へ向かう行楽客のために同駅を発着する臨時列車も設定されていたが、後に廃止となっている。そのために駅舎側にもう一面対向式ホームが存在していたが、廃止と共にレールが撤去され、現在は同駅駐輪場の土台として残存している。なお新清水側に同駅の臨時ホーム発新清水方面行きの列車が使用していた渡り線が今尚残されている。狐ヶ崎ヤングランドの跡地はジャスコ清水店となったが、同店3階に作られたボウリング場は、現在も「狐ヶ崎ヤングランドボウル」の名称で営業している。ちなみに、狐ヶ崎は鎌倉幕府創設に貢献した梶原景時とその一族が鎌倉からの追手に殲滅された地である。鎌倉御家人の吉香友兼が景時の三男景茂を討ち取った備中青江為次の太刀は、名刀「狐ヶ崎」と呼ばれる。友兼は翌日に戦傷死したが、子孫の安芸国人吉川氏、さらにその家系を簒奪した毛利分家旧岩国藩主吉川氏のもとで、伝来の家宝として拵えともども管理され、岩国市の吉川史料館で保存されている。刀身、拵えとも国宝に指定である。刀身は、いかにも平安末から鎌倉前期らしい、ふんばりの付いた見事な元反りの刀姿と、古青江らしい澄んだ直刃と地肌が特徴で、美術的価値を高く評価されている。拵えは、源平期から鎌倉初期の武士の刀装のありかたを示す貴重な歴史的史料である。
 谷津沢川水路橋:この橋は鉄道線路の上を川が流れ、そのまた上に歩道があるという日本でも珍しい橋の一つです。かって、この橋の辺りは丘陵地として地続きでしたが、明治19年(1886年)頃の東海道本線敷設の祭に切り通しの工事が行われ、そこに出来上がったのがこの谷津沢川水路橋です。東海道本線の開通は国の威信をかけての大事業でしたが、この水路橋は下流地域農地の灌漑用水を確保し、当時の主要産業だった農業を守るために必要不可欠な橋だったのです。その後昭和5年(1930年)に現在の静岡鉄道静岡線の線路敷設のために延長され、昭和43年(1968年)に国鉄から清水市に無償譲渡されました。この橋が現在のような歩道橋としての機能を兼ね備えた橋になったのは、昭和9年(1934年)の静岡鉄道狐ヶ崎駅の開設や、その後の周辺地域への企業の進出、人口増加などによるもので、地域社会と共に発展し立派になってまいりました。
 昭和49年(1974年)の集中豪雨(七夕豪雨)の時には、谷津沢川の土手が水路橋の直ぐ手前で決壊し、線路上に大量の土砂が流れ込んで、東海道本線と静岡鉄道静岡線が不通となる大災害になりました。幸いこの水路橋は無事でしたが、その後も常に危険を抱え、かつ老朽化したこともあって、平成元年(1989年)に橋の手前を流路に沿って直線化し、拡幅、強化して、自転車置き場を橋の両端に備えた私達の生活に欠かせない三代目の橋となって生まれ変わりました。元の橋の基礎部分が現在も東側に残っていますが、線路と直角に最短距離で渡しています。又、列車を通す高さを確保し、谷津沢川を緩やかな勾配で渡すために、流路を変え嵩上げするなど、鉄橋建造工事を始め当時の土木技術の粋を結集したものでしたが、想像を絶する難工事であったと言われています。
狐ヶ崎駅 - 桜橋駅間。
狐ヶ崎駅 - 桜橋駅間。右写真二本塚踏切。
桜橋駅(さくらばしえき)は、静岡県静岡市清水区春日1丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅。
 対向式ホーム2面2線だが、新清水方面のホームは上下線に挟まれて作られている。その構造は同じ静岡鉄道の柚木駅に似ているが、桜橋駅では上下ホームが踏切で結ばれている。 また、上下ホームはずれている。これはかつて新清水方面のホームを島式ホームとして使用していたものを、ラッシュ時のホーム上の混雑軽減を図る為に、新静岡方面のホームを新たに設置し、上下線ホームを対向式ホームに分離するという苦肉の策による。
 但し、この改良は同駅が先に行っている。その名残で、新清水方面行きのホーム上屋はホームの中央に支柱がある両流れ屋根となっている。
入江岡駅(いりえおかえき)は、静岡県静岡市清水区浜田町にある静岡鉄道静岡清水線の駅である。
 島式ホーム1面2線の地上駅。東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線と併走しているがそちらに駅は無い。静岡清水線とJR東海道本線を跨ぐ、県道跨線橋の途中に小さな駅舎があり、階段でホームに降りる構造となっている。自動改札機は双方向対応のものが1機、自動券売機は1機設置されている。
 駅の桜橋駅寄りには、非常用の上下渡り線がある。2006年秋に設置された。東海地震で警戒宣言が発令されたとき、新清水駅は海抜が低いために津波で浸水する恐れがあり、新静岡方面へ臨時に折返しが出来るようにするためである。
入江岡駅 - 新清水駅間。
入江岡駅 - 新清水駅間。
 新清水駅(しんしみずえき)は、静岡県静岡市清水区相生町にある静岡鉄道静岡清水線の駅。1975年までは駅前を同社の路面電車(清水市内線)が走っていた。
 3面2線で、1番線の降車ホームとなる対向式ホームと、1・2番線に挟まれた乗車専用の島式ホームからとなる櫛形ホームである。かつてはさらに2番線と3番線(昔は路面電車の清水市内線とつながっていた線路で、現在は取り外されている)との間にも島式ホームがあり、現在もその形はとどめている。また近年まで留置線跡の架線が長らく残されていたが、近年になって撤去された。清水市内線の連絡線は駅前の道路で横砂駅方面と港橋駅方面に分かれるデルタ線を形成していた。直通運転は行っておらず、長沼駅の車両工場への車両回送や夜間等の留置線として使用されていた。改札口はかつて清水市内線が走っていた国道149号線に面する大きな改札口(正面口)と、新静岡側の市道に出る小さな改札口(巴町口)がある。
 ホームに入線する手前、踏み切りの先から速度制限が25km/hと極端に下げられたかなり急なカーブと勾配が存在する。かつてはこの踏切の位置に両渡り線が存在したが、現在運行中の1000系電車ではこの位置では通り抜ける事ができない為、現在は巴川橋梁を渡った新静岡側に設置されている。この為、新清水駅に入線する電車が鉄橋の手前で信号待ちをして入線する事がある。事実上この両渡り線と駅までの区間は単線並列区間となっている。このカーブでは列車の通行時に、レールと車輪が軋むフランジ音がかなり大きい音で発生していたため、騒音低減を狙ってレールに水を撒く散水装置を設置していた事があったが、思ったような成果が得られなかった為か程なく撤去されている。ちなみにこの巴川橋梁で、映画「ビーバップハイスクール高校与太郎行進曲」のロケを静岡鉄道の協力の下で行った際、電車の窓から転落するスタントシーンが撮影された。便所は改札内降車ホームの東側、軌道車止め前付近にある男女別の水洗式。尚駅舎は2008年まで二階建てのテナントビルであったが、テナントとして入居していた店舗が退去して空きテナントとなった区画が多くなった事と、建物の耐震補強の為、現在の駅舎部分を残して二階部分と駅舎の南側を撤去し、改装の上、取り壊したテナント部分をファミリーマートの店舗敷地に提供している。同時にトイレの周辺も改装された。
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