ローカル線の旅 甘木鉄道

更新日時 2009年11月02日

 甘木鉄道株式会社(あまぎてつどう)は、佐賀県三養基郡基山町から福岡県朝倉市に至る地域で、旧国鉄特定地方交通線の鉄道路線甘木線を運営している朝倉市・筑前町・基山町・キリンビールなどが出資する第三セクター方式の鉄道会社である。本社は福岡県朝倉市甘木1320番地。旧国鉄甘木線が第1次特定地方交通線として廃止対象路線となったことを受けて発足した鉄道事業者である。当時、福岡市と甘木市(当時)を結ぶ公共交通は西鉄甘木線など他にもあり、また沿線に甘木線と並行するバス路線が既設されていたこともあって、福岡県は鉄道の存続に難色を示した。しかし甘木市・三輪町(当時)など地元沿線市町と沿線住民は鉄道路線としての存続を切望し、結果的に第三セクター方式で鉄路が存続した。こうした経緯のため、福岡県は出資を行っていない。比較的福岡都市圏に近く、積極的な増便対策や、小郡駅の移転による西鉄天神大牟田線との接続改善などが功を奏し、全国の第三セクター方式の鉄道会社の中では珍しく、ほぼ毎年経常利益を黒字計上し、第三セクター鉄道の優等生として知られた。しかし、2006年7月の大雨で鉄橋の橋脚が被害を受け、全線復旧に約5か月を要して旅客が減少し同年度は赤字決算となり、2007年度も利用者が戻りきらず赤字決算となっている。
甘木鉄道甘木線
基山駅 - 立野駅 - (大原信号場) - 小郡駅 - 大板井駅 - 松崎駅 - 今隈駅 - 西太刀洗駅 - 山隈駅 - 太刀洗駅 - 高田駅 - 甘木駅
 基山駅(きやまえき)は、佐賀県三養基郡基山町小倉532番地に所在する九州旅客鉄道、甘木鉄道の駅。甘木鉄道甘木線の起点駅である。
 JRが使用する単式ホーム1面1線・島式ホーム1面2線と甘木鉄道が使用する単式ホーム1面1線の合計3面4線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎の設備を有する。全体は鉄路と共に並行する国道3号を跨ぐ形の自由通路となっている。国鉄時代の橋上駅舎への改築以前は全体で3面5線のホームを有していた。4番5番を使用していた国鉄甘木線の甘木鉄道移管や駅舎の改築の過程で5番線は撤去され、現在は有料駐車場となっている。
 甘木鉄道の乗り場はJR3番ホームの向い側である。自由通路から階段を降りるとホームになっている。改札はないが待合室がある。エレベーターなどはない。
 AR300形気動車(AR300けいきどうしゃ)は、甘木鉄道の気動車である。老朽化した1986年製造のAR100形を置き換えるために、2001年から製造されている。富士重工業の第三セクター鉄道向け標準設計車両で、車体長さはAR200形と同一であるが、AR200形では窓や扉にバス用部品を使用していたのに対して、本形式ではバス部品を排し、側面窓が上段固定下段上昇窓に、扉は引き扉に改められたほか、車体側面上部に行先表示器を設置している。また本形式では従来の前面非貫通形をやめて標準的な前面貫通形とした。
基山駅 - 立野駅間の甘木鉄道。右の線路は鹿児島本線。
基山駅 - 立野駅間の甘木鉄道。鹿児島本線から左へ分かれ鉄橋を渡る。
基山駅 - 立野駅間の甘木鉄道。
立野駅(たてのえき)は、佐賀県三養基郡基山町大字長野に所在する甘木鉄道甘木線の駅。
 立野駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅となっている。トイレは基山側ホーム末端より先に設置されているが水道無し。九州自動車道の高架下に駅があり屋根が要らないためコストダウン出来ています(笑)
立野駅を出て直ぐの踏切。 卑弥呼号 AR401
立野駅 - 大原信号場間の甘木鉄道。  大原信号場(おおはらしんごうじょう)は、福岡県小郡市小郡に所在する甘木鉄道甘木線の信号場である。一線スルーの線形であるが、左側通行で列車交換が無い時間帯は徐行しながら通過する。上下線間が多少広くなっているが、周りは殆ど農地で駅への格上げは難しいものと思われる。
大原信号場 - 小郡駅間の甘木鉄道。
旧筑後小郡駅(廃駅)ここも九州自動車道の高架下駅だった。
大原信号場 - 小郡駅間の甘木鉄道。
小郡駅(おごおりえき)は、福岡県小郡市祇園一丁目に所在する甘木鉄道甘木線の駅。
 小郡駅は無人駅であるが駅構内に入居している飲食店で回数券、一日乗車券の販売と定期券の取次ぎをしている。トイレはホーム基山側末端に設置されている。(飲食店はおばあちゃん達の集会所の様に成っていた)
 小郡駅は下り列車進行方向(甘木方向)に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する高架駅。飲料の自販機はホームにも設置されている。
駅のすぐ東側で甘木線が西鉄天神大牟田線をまたぎ越す。
高架に登るメンテ用の通路。 高架下の通路に架かる橋。
高架になる前の甘木線の橋と思われるが、高架の工事はどの様に施工したのだろう?
高速小郡大板井(おいたい)バス停の最寄り駅であり、放送でも高速バス乗換えを案内している。
大板井駅(おおいたいえき)は、福岡県小郡市大板井にある甘木鉄道甘木線の駅。
 大板井駅は単式ホーム1面1線を有する高架駅。かつては地上駅であったが、県道原田駅東福童線の開通に伴い高架化された。飲料の自販機は高架下に設置されている。
宝満川の鉄橋を渡る甘木線。 甘木線の築堤。
松崎駅(まつざきえき)は、福岡県小郡市松崎にある甘木鉄道甘木線の駅。
 松崎駅は島式ホーム1面2線を有する地上駅。プレハブの簡易駅舎を備える。転換当初は有人駅であったが、1年ほどして無人駅となった。トイレ無し。(夕方の時間1両編成の車内が高校生で一杯になった)
松崎駅の駅名標 旧駅のプラットホームか?
松崎駅 - 今隈駅間の甘木鉄道。
松崎駅 - 今隈駅間の踏切より撮影。
松崎駅 - 今隈駅間の甘木鉄道。
今隈駅(いまぐまえき)は、福岡県小郡市山隈にある甘木鉄道甘木線の駅。
今隈駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅となっている。トイレ無し。
天忍穂耳神社の鳥居から神社の間は通行禁止。 天忍穂耳神社前を通過する甘木鉄道。
 西太刀洗駅(にしたちあらいえき)は、福岡県三井郡大刀洗町大字山隈に所在する甘木鉄道甘木線の駅。町名は「大」刀洗であり、駅名の「太」刀洗と表記が異なる。筑前町に所在する太刀洗駅も同様である。
 西太刀洗駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅。トイレはホーム山隈側末端に設置されている。公衆電話は「グレ電」が設置されている。
西太刀洗駅 - 山隈駅間の踏切。
山隈駅(やまぐまえき)は、福岡県朝倉郡筑前町大字山隈にある甘木鉄道甘木線の駅。
 山隈駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎は無く、待合所が設置される。無人駅となっている。トイレはホームの西太刀洗側に設置されている。
 太刀洗駅(たちあらいえき)は、福岡県朝倉郡筑前町大字高田にある甘木鉄道甘木線の駅。三井郡大刀洗町ではなく、朝倉郡筑前町に位置する。また、近接の町名は大刀洗町であり、駅名の太刀洗と表記が異なる。
 太刀洗駅は島式ホーム1面2線を有する地上駅。戦前には旧日本陸軍の太刀洗飛行場があり、多くの側線や地下通路が駅構内に存在した。第三セクター化された際は、交換設備はなかったが、2003年に復活した。
高田駅(たかたえき)は、福岡県朝倉郡筑前町大字高田にある甘木鉄道甘木線の駅。
高田駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎はない。トイレあり。無人駅となっている。
高田駅 - 甘木駅間の鉄橋。 小石原川を渡る甘木鉄道。
 甘木駅(あまぎえき)は、福岡県朝倉市甘木にある西日本鉄道(西鉄)と甘木鉄道の駅。両者は100mほど離れている。
甘木駅は島式2面3線のホームを持つ駅。地上駅。自動券売機有り。定期券発売。記念スタンプ設置。
甘木駅は1939年(昭和14年)建築で、甘木鉄道本社も併設。
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