ローカル線の旅 山万ユーカリが丘線

更新日時 2010年07月27日

 ユーカリが丘線(ユーカリがおかせん)は、山万が運営する千葉県佐倉市のユーカリが丘駅を起点とするラケット状の線形の新交通システム路線である。この路線は、不動産会社である「山万」が開発を行っているユーカリが丘ニュータウン内の交通の便を良くする目的で建設され、同社の鉄道事業部が直接運営している。異業種からの鉄道事業への参入は珍しい。第三セクターを除く純民間企業経営の新交通システムとしては日本初の事例であり、2008年(平成20年)時点でも日本における純民間による新交通システムはこの路線と西武鉄道山口線の2路線しか存在していない。ただし、西武鉄道は普通鉄道も運営しているため、新交通システムのみを運営する純民間の交通事業者の路線はここだけになる。ユーカリが丘 - 公園の区間は単線(両方向)、公園 - 女子大 - 公園の区間は環状線(片方向)になっている。このため、ユーカリが丘駅を出発した列車は公園駅から環状線を反時計回りに環状運転し、同駅から再びユーカリが丘駅に戻る。鉄道事業法に基づく「鉄道」で、愛知県小牧市にあった桃花台新交通桃花台線が廃止となった2006年(平成18年)10月1日以降、日本の新交通システムで唯一の案内軌条に中央案内式を採用したものとなっている。この方式は日本車輌などが開発した「VONA」と呼ばれるもので、ユーカリが丘線開業以前には千葉県習志野市にあった谷津遊園で試用されていた。全線でワンマン運転を行っている。当初は車内自動放送がなく、次駅放送は運転士が行っていたが、後に女性の音声による自動案内放送が行われるようになった。
駅一覧
ユーカリが丘駅 → 地区センター駅 → 公園駅 → 女子大駅 → 中学校駅 → 井野駅 → 公園駅 → 地区センター駅 → ユーカリが丘駅
 ユーカリが丘駅(ユーカリがおかえき)は、千葉県佐倉市南ユーカリが丘にある京成電鉄の駅である。京成本線の駅番号はKS33。
 ユーカリが丘駅構造は2面3線のホームを有する地上駅。橋上駅舎を有する。2009年4月に改札とホームとを連絡する車いす対応エレベーターが設置された。2面4線に拡張できる用地はあるが、下り待避線の用地に線路は引かれていない。待避線である1番線はラッシュ時を中心に使用されるほか、日中の回送・団体列車の待避も行う。
ユーカリが丘駅前のモニュメント。
ユーカリが丘駅(ユーカリがおかえき)は、千葉県佐倉市南ユーカリが丘にある山万の駅である。
 ユーカリが丘駅構造は京成の駅北口から連絡通路で結ばれている。単式ホーム1面1線を有する高架駅である。
ユーカリが丘駅の駅名標。 一日乗車券。
ホームに誰も居なかったので、顔を突っ込み撮影(笑)
 1100形-1300形-1200形で組成される3両編成3本が在籍する。中間車にはモーターがない。ユーカリが丘にちなんで、ユーカリを主食とするコアラから「こあら号」の愛称があり、編成毎に「こあら1号、2号、3号」と名付けられている。冷房装置は搭載されていない。「こあら号」の愛称と前面のコアラのマークは開業10周年の1992年から付けられた。2007年2月末より開業25周年記念ステッカーを各編成の運転台下に貼付して運行している。このステッカーは編成により色が異なり、第1編成は緑、第2編成は赤、第3編成は黄色がベースになっており、コアラの顔の縁取り部分が路線図になっている。各編成とも行先表示器は2008年2月にLED式に交換され、「ユーカリが丘線」のロゴと「ワンマン」を常時表示するようになった。また同年6月から行先表示器は運転台からの操作により変更可能となった。主な表示は、「ユーカリが丘線(緑色)」のロゴと「ワンマン」、「女子大(赤色)」のロゴと「ワンマン」(女子大は点滅している)、「回 送(赤色)」である。
ユーカリが丘駅に進入する車輌。
ユーカリが丘駅- 地区センター駅間。
地区センター駅(ちくセンターえき)は、千葉県佐倉市にある山万ユーカリが丘線の駅である。
 地区センター駅構造はホームは1面1線の高架駅。ユーカリが丘サティ立体駐車場の脇にある。駐車場から連絡通路を通ってこの駅に行くことも可能。
地区センター駅- 公園駅間。
地区センター駅- 公園駅間。
地区センター駅- 公園駅間。
地区センター駅- 公園駅間。ここからループ線に入る。
公園駅(こうえんえき)は、千葉県佐倉市ユーカリが丘2丁目にある山万ユーカリが丘線の駅である。
 公園駅構造は島式ホーム1面2線を有する高架駅。ユーカリが丘線の中で唯一上下線ホームがある駅である。ラケット型の環状運転を行うため、当駅と地区センター駅間の当駅寄りに環状部(単方向単線区間)と枝線部(双方向単線区間)を行き交うためのポイントがある。
ループ線から公園駅へ。 公園駅からループ線へ。
公園駅 → 女子大駅間。
公園駅 → 女子大駅間。
 女子大駅(じょしだいえき)は、千葉県佐倉市にある山万ユーカリが丘線の駅である。和洋女子大学の移転誘致(計画では1982年だった)を見越してこの駅名が付けられたが、移転は中止になった。
 女子大駅構造は単式ホーム1面1線の地上駅。ホームは入口から階段・スロープをやや降りたところにある。無人駅で、かつては右上の写真のようにコンビニエンスストアが併設されていたが、現在は撤退している。
女子大駅 → 中学校駅間のユーカリが丘線の車庫。
こあら1号。 こあら3号。
女子大駅 → 中学校駅間。
女子大駅 → 中学校駅間。
女子大駅 → 中学校駅間。
中学校駅(ちゅうがっこうえき)は、千葉県佐倉市にある山万ユーカリが丘線の駅である。
 中学校駅構造は1面1線の単式ホームを持つ地上駅である。無人駅。スロープがある。駅舎は道路から若干下がったところにある。
中学校駅 → 井野駅間。
中学校駅 → 井野駅間。
中学校駅 → 井野駅間。
中学校駅 → 井野駅間。
井野駅(いのえき)は、千葉県佐倉市ユーカリが丘7丁目にある山万ユーカリが丘線の駅である。
井野駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。
井野駅 → 公園駅間。
おまけ:京成スカイライナー。京成上野駅にて。
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