更新日時 2014年04月18日

ローカル線の旅 可部線
 可部線(かべせん)は、広島県広島市西区の横川駅から同市安佐北区の可部駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。可部駅から旧・河戸駅周辺まで1.6kmの延伸(電化復活、2駅新設)が予定されている。横川駅 - 可部駅間は電化されており、広島市の都市近郊路線となっている。もともとは、横川駅から広島県北西部の三段峡駅までを結び、広島市内への通勤輸送とともに三段峡への観光輸送としての役割を担っていたが、2003年12月1日に可部駅 - 三段峡駅間が廃止された。全区間を広島支社が管轄し、IC乗車カード「ICOCA」の岡山・広島エリアの広島地区に含まれているとともに、全駅がJRの旅客営業規則における特定都区市内制度の「広島市内」の駅である。広島支社独自で与えられているラインカラーは紫。岡山支社管内各駅の運賃表では当初濃い紫(姫新線・呉線と色調が異なる)が使われていたが、西川原駅開業に伴い交換されてからは灰色となっている。
西日本旅客鉄道 可部線
横川駅 - 三滝駅 - 安芸長束駅 - 下祇園駅 - 古市橋駅 - 大駅町 - 緑井駅 - 七軒茶屋駅 - 梅林駅 - 上八木駅 - 中島駅 - 可部駅
未開業(2016年春開業予定):可部 - 新可部(仮称) - 新河戸(仮称)
横川駅(よこがわえき)は、広島県広島市西区横川町三丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅。
 横川駅駅構造は島式ホーム2面4線と単式ホーム1面1線の合わせて3面5線を持つ地上駅。駅舎は南側と北側にある。2003年(平成15年)落成の南口の駅舎は地上に、1949年(昭和24年)に落成し2003年(平成15年)に改装された北口の駅舎は高架下にある。コンコースには、改札口が南北2か所、みどりの窓口が南口(5:30 - 23:00)・北口(5:30 - 23:00)にある。また、デイリーイン(キオスクのコンビニ)もある。コンコースから各ホームへはエレベータが設置されている。直営駅(西広島駅の被管理駅)で、ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。また、JRの特定都区市内制度における「広島市内」([広])の駅である。 北口は、以前はジェイアール西日本広島メンテックに委託していたが、2011年4月1日より同様に委託していた西広島駅(西口)と共に直営化された。駅舎の西側には、南北連絡用の自由通路トンネルが設けられている。(深夜は閉鎖)
可部線の横川駅 - 三滝駅間の三滝参道踏切より撮影。
 三滝駅(みたきえき)は、広島県広島市西区三滝本町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
 三滝駅構造は1面2線の島式ホームを持ち、行違い可能な地上駅。可部駅管理の無人駅で、構内には自動券売機と簡易型の自動改札機がある。ホームの有効長は四両編成分。駅舎はなく、直接構内踏切を使ってホームに入る。かつてはホームの広島側奥に汲み取り式の便所があったが、現在は撤去され、代わりに道路側にプレハブ型の男女共用水洗便所が設置されている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。安全側線は無い。線路有効長はやや長く、四両編成を越える列車の交換も物理的には可能である。
可部線の三滝駅 - 安芸長束駅間の新庄踏切より撮影。
 安芸長束駅(あきながつかえき)は、広島県広島市安佐南区長束四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
 安芸長束駅構造は1面2線の島式ホームを持ち、行違い可能な地上駅。線路西側可部寄りに八角形の駅舎があり、ホームへは警報機の付いた構内踏切で連絡している。ホーム有効長は4両編成分で、ホーム端は非常に狭い。線路は可部方面側が直線、広島方面側が曲線になっており、広島方面側は電車とホームの間が広く開く。自動改札機は簡易式。可部駅が管理し、JR西日本関連会社のジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅となっている。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。線路有効長はホーム有効長ぎりぎりであり、安全側線等の設備も無い。
可部線の安芸長束駅 - 下祇園駅間の賽神踏切より撮影。
可部線の安芸長束駅 - 下祇園駅間の油谷踏切より撮影。
 下祇園駅(しもぎおんえき)は、広島県広島市安佐南区祇園三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
 下祇園駅構造は1面2線の島式ホームを持ち、行違い可能な地上駅。ホームの有効長は四両編成分。駅舎は線路東側にあり、ホームへは可部寄りの構内踏切で連絡している。改札外の駅舎内には飲料などの自動販売機が設置されている。トイレは改札内の駅舎内(男女同)のみある。可部駅が管理し、JR西日本関連会社のジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅となっている。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。改札外にはICOCAの履歴が印刷やチャージが可能の機器もある。券売機では利用できない。安全側線は無い。線路有効長はやや長く、四両編成以上の列車の交換も物理的には可能である。
可部線の下祇園駅 - 古市橋駅間の中通り踏切より撮影。
可部線の下祇園駅 - 古市橋駅間の阿法踏切より撮影。
 古市橋駅(ふるいちばしえき)は、広島県広島市安佐南区古市三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
 古市橋駅構造は相対式ホーム2面2線を持ち、行違い可能な地上駅である。駅舎は広島方面行きホームの可部寄りにあり、反対側の可部方面行きホームへは構内踏切で連絡している。自動改札機は簡易式。可部駅が管理し、JR西日本関連会社のジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅であり、早朝と夜間は無人となる。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
可部線の古市橋駅 - 大駅町間の古市橋踏切より撮影。
 大町駅(おおまちえき)は、広島県広島市安佐南区大町東二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・広島高速交通の駅である。JR西日本の可部線と、広島高速交通の広島新交通1号線(アストラムライン)が乗り入れ、接続駅となっている。
 大町駅構造は単式ホーム1面1線のみを持つ地上駅(停留所)であるが、ホームは盛土上にあるため、地上からはコンコースへは階段を登る。直営駅(可部駅の被管理駅)かつICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。また、JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。可部線内では3番目に乗降客数の多い駅である。当駅発着の切符を購入した場合、駅名が「(可)大町」と印字されているが、これはJR九州佐世保線にある大町駅と区別するためである。電車到着時には上りは広島駅2番乗り場と同じものを、下りでは広島駅1番乗り場と同じ砂の鏡が使用されている。
 緑井駅(みどりいえき)は、広島県広島市安佐南区緑井四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
 緑井駅構造は1面2線の島式ホームを持つ地上駅。駅舎は線路東側広島寄りにあり、ホームへは構内踏切で連絡している。自動改札機は簡易式。可部駅が管理し、JR西日本関連会社のジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。1994年(平成6年)に、大町駅の開業による古市橋駅から大町駅への旅客輸送量の移動の対応策として、緑井折り返しの列車新設のために行き違い設備を整備し、単式ホームから島式ホームになった。それに伴い、狭かった駅前周辺にも大掛かりな開発が及び、大型のロータリーや駐車場、バス停が新設され、100mの場所に緑井天満屋、さらに目の前にフジグラン緑井がオープンしている。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。可部線の駅では唯一、駅前のバスターミナルに高速バスが乗り入れている。
可部線の緑井駅 - 七軒茶屋駅間の道場前踏切より撮影。
 七軒茶屋駅(しちけんぢゃやえき)は、広島県広島市安佐南区緑井七丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。駅名は、かつて七軒の茶屋があったことに由来する。移転前の旧駅舎時代は、存続した可部線電化区間の駅舎の中で最も小さな有人駅であった。
 七軒茶屋駅構造は可部方面に向かって右側に、1面1線の単式ホームのみを持つ地上駅(停留所)。ホーム北側にある駅舎内には簡易式自動改札機と自動券売機がある。可部線は運行されている列車の多数が2両編成であるが、朝夕ラッシュ時や山陽本線や呉線からの直通列車が可部線に乗り入れる場合に4両編成で運行されている。2008年3月14日まではホームの長さが3両分しかなかったため、4両編成の列車では1番広島寄りの車両のドアが開かなかったが、100mほど広島方への駅舎移転工事が完了し、3月15日から4両編成の列車でも全ての扉から乗り降りが可能となっている。またこの日をもって無人駅となった。無人駅化するまではジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅であり、この頃は土休日のみ無人であった。現在、当駅を受け持つ管理駅は可部駅である。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
可部線の七軒茶屋駅 - 梅林駅間の七軒屋第2踏切より撮影。
 梅林駅(ばいりんえき)は、広島県広島市安佐南区八木三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。駅名は、かつて「八木梅林」があったことに由来する。
 梅林駅構造は1面2線の島式ホームを持ち、行違い可能な地上駅。駅舎は線路西側の可部寄りにあり、ホームへは構内踏切で連絡している。可部駅が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅であるが、土休日は無人となる。自動改札機は簡易式。なお、広島方面からの折返し列車は2番線で折り返す。2005年10月1日のダイヤ改正からは、ホームが3両編成分しかない七軒茶屋駅および上八木駅での誤操作防止のため4両編成の列車の広島側1両でドアカットを行なうようになったが、両駅でのホーム延長により2008年3月15日のダイヤ改正から再び全ての扉が開くようになった。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
可部線の梅林駅 - 上八木駅間の八木踏切より撮影。
可部線の梅林駅 - 上八木駅間の中八木踏切より撮影。
 上八木駅(かみやぎえき)は、広島県広島市安佐南区八木八丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
 上八木駅構造は可部方面に向かって右側に、1面1線の単式ホームのみを持つ地上駅(停留所)。駅舎は可部寄りにあり、中には自動券売機と簡易式自動改札機が設置されている。可部駅管理の無人駅。可部線は運行されている列車の多数が2両編成であるが、朝夕ラッシュ時や山陽本線や呉線からの直通列車が可部線に乗り入れる場合に4両編成で運行されている。2008年3月14日まではホームの長さが3両分しかなかったため、4両編成の列車では広島寄りの車両1両はドアが開かなかったが、ホーム拡張工事により広島側が延長され、3月15日から4両編成の列車でも全ての扉から乗り降りが可能となっている。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
 中島駅(なかしまえき)は、広島県広島市安佐北区可部南一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
 中島駅構造は可部方面に向かって左側に1面1線の単式ホームのみを持つ地上駅(停留所)。可部駅管理の無人駅で駅舎はなく、直接ホームに入る形になっている。入口付近に自動券売機と簡易式自動改札機が設置されている。 小さいながらも待合所があり、風雨をしのぐ事はできる。なおトイレは、待合所の隣に独立して設けられている。ホームはカーブになっており、列車とホームの間が広く開いているところがある。2005年10月から2008年3月14日までは、4両編成の列車の広島側1両が締め切り扱いとなっていたが、同年3月15日以降は七軒茶屋駅および上八木駅が4両編成の列車に対応する様ホーム拡張工事を行い、全てのドアが開くようになった。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。当駅周辺はかつては可部方面から太田川の河岸に向けて直線的に線路が敷かれていたが、当駅休止中に行われた太田川の改修にともなう線路付け替えにより曲線区間となり、カーブ途中に復活した中島駅が設置された。当駅駅前の駐輪場は、かつて可部方面から直線的に伸びていた線路跡の敷地を利用したものと思われる。
可部線の中島駅 - 可部駅間の林口第6踏切より撮影。
可部線の中島駅 - 可部駅間の中原踏切より撮影。
 可部駅(かべえき)は、広島県広島市安佐北区可部二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅。現在の同線の終着駅である。
 可部駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅。東側の1・2番線は頭端式である。ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。ICOCA対応自動改札機が設置されている。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。直営駅。駅構内には可部線全線の保守・運営を管轄していた可部鉄道部があったが、2006年6月30日をもって廃止された。この組織変更により可部線内の各駅の管理権限は西広島駅に移されていたが、2010年7月1日より当駅が管理駅として可部線内の各駅(横川駅を除く)を再び管轄するようになった。
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