更新日時 2014年12月03日

ローカル線の旅 東急こどもの国線
 東急こどもの国線は、神奈川県横浜市緑区の長津田駅と、横浜市青葉区のこどもの国駅を結ぶ鉄道路線。横浜高速鉄道が第三種鉄道事業者として車両・施設を保有し、東京急行電鉄(東急)が第二種鉄道事業者として列車を運行する。2000年までは社会福祉法人こどもの国協会が施設を保有していた。他の第二種鉄道事業線とは異なり、駅等には第三種鉄道事業者の社名が表示され、第三種鉄道事業者の車両を用いて運行することなどから、「横浜高速鉄道こどもの国線」とも呼ばれ、東京地下鉄半蔵門線等の路線案内では「横浜高速こどもの国線」と案内される。路線図や駅ナンバリングで使用される路線記号はKD。運賃は東急各線とは別建てとなっている(世田谷線と同様)。1959年(昭和34年)の皇太子明仁親王の結婚を記念して旧日本軍田奈弾薬庫跡地の丘陵に1965年(昭和40年)に開園した「こどもの国」へのアクセス路線として、1967年(昭和42年)4月28日に開業した。建設に当たっては長津田駅から弾薬庫への引き込み線跡(田奈弾薬庫専用線)を一部利用している。開業当初はスタフ閉塞方式だった。
東京急行電鉄 東京急行電鉄 / 横浜高速鉄道 こどもの国線
長津田駅 - 恩田駅 - こどもの国駅
 長津田駅(ながつたえき)は、神奈川県横浜市緑区長津田四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・東京急行電鉄(東急)の駅である。当駅の由来となる地名には複数の読み方があるが、駅名の読みは地名(住居表示)と同じである。
 長津田駅構造は単式ホーム1面1線を持つ地上駅。ホームと改札外通路および駅出口の間は改札がなく直接つながっており、駅外から改札を通らずに列車に乗車することが可能である。なお、乗車券類を所持しないで乗車した場合は、線内の着駅で精算することになる。線路は田園都市線の上り線の渋谷方面とつながっている。同線の渡り線を経由して、渋谷方面からの下り線からこどもの国線のホームに直接到着できるようになっており、東急の車両が恩田駅に隣接する長津田車両工場へ移動する際に使用されている。この線路を経由して田園都市線とこどもの国線を直通する臨時電車が運転されることもある。JR・東急田園都市線の改札階(こどもの国線の自動券売機のある階)とホームを結ぶ階段とエレベーターが存在する。この2か所はJR・東急田園都市線の改札階と西口も結んでおり、当駅で唯一改札外に存在するものである。
 横浜高速鉄道Y000系電車は、1999年(平成11年)8月1日に営業運転を開始した横浜高速鉄道の通勤形電車。東京急行電鉄(東急)こどもの国線で使用されていた7000系電車の老朽取り替え用として、また、2000年(平成12年)3月29日からのこどもの国線の通勤線への移行に備えて、1999年(平成11年)に2両編成3本(6両)が東急車輛製造で新製された。車両は横浜高速鉄道の所有だが、東急長津田検車区に配属され、運行や整備は東急が行っている。そのためほぼ同時期に製造された東急3000系をベースに製作されている。営業運転開始は、通勤線化以前の1999年8月1日である。
東急こどもの国線の長津田駅 - 恩田駅間。
東急こどもの国線の長津田駅 - 恩田駅間。
東急こどもの国線の長津田駅 - 恩田駅間。
東急こどもの国線の長津田駅 - 恩田駅間。長津田車両工場。
 恩田駅(おんだえき)は神奈川県横浜市青葉区あかね台(ホームは恩田町)にある、東京急行電鉄こどもの国線の駅である。
 恩田駅構造は施設は横浜高速鉄道が所有し、島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅舎は通勤線化の際に新設され、自動券売機や自動改札機などが設置されている。通常時は駅員無配置であり、乗客の問い合わせはインターホンによる対応となる。また筆談用FAXの設備がある。改札内・外ともトイレは設置されていない。改札階と2階通路(跨線橋)、および2階通路とホームを連絡する2基のエレベーターが設置されている。隣接する東京急行電鉄長津田車両工場からつながる側線があり、同工場の作業用車両が待機することがある。
東急こどもの国線の恩田駅 - こどもの国駅間。長津田3号踏切より撮影。
東急こどもの国線の恩田駅 - こどもの国駅間。長津田4号踏切より撮影。
東急こどもの国線の恩田駅 - こどもの国駅間。長津田5号踏切より撮影。
東急こどもの国線の恩田駅 - こどもの国駅間。長津田8号踏切より撮影。
東急こどもの国線の恩田駅 - こどもの国駅間。長津田9号踏切より撮影。
 こどもの国駅(こどものくにえき)は、神奈川県横浜市青葉区奈良町字中耕地にある東京急行電鉄こどもの国線の駅。こどもの国線の終着駅である。名前の通り、遊園地「こどもの国」の南西に位置している。
 こどもの国駅構造は行き止まりの単式ホーム1面1線を有する地上駅である。方面標識や番線表示はないが、電車接近時には「まもなく1番線に電車がまいります」との放送が流れる。ホーム有効長は、開業当初から5両編成の列車の発着が可能なように建設されている。これは当時の皇太子(今上天皇)夫妻がこどもの国に来園した際に特別列車の発着と、多客時の臨時列車の運転に対応できるようにしたためである。無人駅で、通常は長津田駅から遠隔監視を行っており、用事のある乗客には同駅の駅員がインターホンにより対応する。また、FAXも備えている。通常は自動改札機が3通路あるが、行楽時期になると自動改札機の左側にある臨時改札を使用し、こどもの国開園時間中のみ有人駅扱いとなる。なお、臨時改札にはICカード改札機は設置されていない。PASMO・Suicaの使える自動改札機、自動精算機や東急他路線の乗り継ぎを含めた回数券用の自動券売機を設置しているため、駅員無配置でもある程度のことが可能なように整備されている。例えば乗車券を間違って購入してしまった場合、その乗車券をもう一度自動券売機に挿入すると長津田駅からの遠隔操作で払い戻しができるなどの簡単な対応ができるようになっている。また、自動精算機は乗車券を購入しなかった乗客の運賃の支払いにも対応している。駅舎は横浜高速鉄道の所有で、こどもの国線が横浜高速鉄道に譲渡された際、駅の無人化対応を行った後に改築されたものである。開業当初は、こどもの国園内にある皇太子記念館と同様の形状の屋根を持つ駅舎で、乗車券発売は有人で行っていた。また、ワンマン運転開始以降は列車が到着している時のみの販売となった。
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