更新日時 2016年03月23日

ローカル線の旅 阪神武庫川線
 阪神武庫川線は、兵庫県西宮市の武庫川駅から武庫川団地前駅までを結ぶ阪神電気鉄道の鉄道路線。全線単線だが、武庫川 - 洲先間は、複線分の用地が確保されている。武庫川西岸の築堤沿いに走る、西宮市南東にある武庫川団地の通勤・通学路線である。キロポストは武庫川団地前から武庫川に向かって純粋に数字が増えていく。2キロポストは洲先駅と東鳴尾駅の中間地点にある。線内折り返し列車がワンマン運転で運行されている。全列車が2両編成で、朝夕は2編成が運用に入り、東鳴尾駅で交換を行う。早朝・日中と深夜近くから終電までの間は1編成のみの運用である。線区自体が短いため、全列車が普通列車であり、また途中駅を始発や終着とする区間運用は存在しない。昼間は20分間隔、平日朝は12分間隔、土休日朝と夕方は10分間隔、早朝・夜間は12 - 15分間隔での運転である。
阪神武庫川線
武庫川駅 (HS 12) - 東鳴尾駅 (HS 53) - 洲先駅 (HS 52) - 武庫川団地前駅 (HS 51)
 武庫川駅(むこがわえき)は、阪神電気鉄道の駅。駅番号はHS 12。兵庫県尼崎市と西宮市に跨っている。急行・区間急行停車駅で、平日の朝晩を除き快速急行も停車する。かつては西宮市側には駅舎はなかった。本線から武庫川線へと乗り継ぐためにはいったん尼崎市側の改札から出場したのち、橋梁の最も南側にホームに隣接する形で設置されている改札外連絡通路で武庫川を渡る必要があった。この通路は、西宮市側に駅舎が設置され両路線が改札内で乗り換えられるようになってからも、歩行者用自由通路として供用され両市を行き来するのに利用されている。なお改札外連絡だった時代は、阪神本線から武庫川線に乗り継ぐ際は降車時に改札の駅員に乗り継ぎを申し出て武庫川線ホームへ向かうようになっていた。一方、武庫川線内だけで完結する乗客あるいは武庫川線から阪神本線に乗り継ぐ乗客は、武庫川線の車掌に申し出て車内補充券を購入するようになっていた。
 武庫川線ホームは西宮市側の地上部にあり、島式ホーム1面2線を有する。西側の線路は行き止まり、東側の線路は引き上げ線および本線への連絡線に続いている。ただし、旅客列車は東側の線路しか使用されず、西側の線路には場内・出発信号機とも設置されていない。実質的には単式ホーム1面1線である。
阪神武庫川線の武庫川駅 - 東鳴尾駅間の小松踏切より撮影。
阪神武庫川線の武庫川駅 - 東鳴尾駅間の川添南踏切より撮影。
 東鳴尾駅(ひがしなるおえき)は、兵庫県西宮市東鳴尾町一丁目にある、阪神電気鉄道武庫川線の駅。駅番号はHS 53。南隣の洲先駅とは駅間距離がわずかに400mしか離れておらず、阪神電鉄全線では最短である。
 東鳴尾駅構造は開業当初は交換駅であったが、1960年代に単式ホーム1面1線を持つ通過駅に改造、武庫川団地前への延伸を機に再度交換駅に改造され現在の姿島式ホーム1面2線の地上駅に。当駅は無人駅であり、出入口はホーム北端の1か所のみで、武庫川方面の線路と交差する乗降客専用の構内踏切で駅の西側と連絡している。この構内踏切は、阪神の駅では唯一の存在である。ICカード(PiTaPa・ICOCA)専用簡易改札機・チャージ機以外の自動券売機や自動改札機、自動精算機などはない。下車する際に普通乗車券や精算券などの回収が必要な乗車券類は、駅出口に設置の集札箱に投入する。かつては乗車駅証明書発行機が設置されていた。
阪神武庫川線の東鳴尾駅 - 洲先駅間の東鳴尾踏切より撮影。
 洲先駅(すざきえき)は、兵庫県西宮市東鳴尾町二丁目にある、阪神電気鉄道武庫川線の駅である。駅番号はHS 52。1943年(昭和18年)の開業から1984年(昭和59年)の延伸まで、長らく武庫川線の終着駅であった。また北隣の東鳴尾駅とは駅間がわずかに400mしか離れておらず、阪神電気鉄道全線で最短である。
 洲先駅構造は武庫川団地前駅に向かって右側(西側)に単式ホーム1面1線を有する地上駅であり、無人駅である。出入口はホーム両端にそれぞれある。武庫川団地前駅まで延伸される前は、ホームは線路の東側にあり、駅自体も、現在よりやや南寄りに立地していた。ICカード (PiTaPa, ICOCA) 専用自動改札機・チャージ機以外の自動券売機や自動改札機、自動精算機などはない。下車する際に、普通乗車券や精算券などの回収が必要な乗車券類は、駅出口に設置の集札箱に投入する。なお、ICカード専用改札機はホーム両端にそれぞれ入場用・出場用が各1台設置されている。かつては乗車駅証明書発行機が設置されており、磁気乗車券サイズの乗車駅証明書が発行されていた。
阪神武庫川線の洲先駅 - 武庫川団地前駅間の入江南踏切より撮影。
阪神武庫川線の洲先駅 - 武庫川団地前駅間の上田踏切より撮影。
 武庫川団地前駅(むこがわだんちまええき)は、兵庫県西宮市上田東町にある阪神電気鉄道武庫川線の駅である。駅番号はHS 51。同線の終着駅。
 武庫川団地前駅構造は相対式ホーム2面2線を持つ地上駅だが、使用されていない西側のホームは施錠されていて、立ち入ることができず、当該線路の場内・出発信号機も設置されていない。このため、実際は改札口のある東側ホームのみの片面1面1線しか使用されていない。ただし電化されている為、どちらのホームも列車の使用が可能な状態にはある。通常使用されている線路はシンプルカテナリ、使用されていない線路はコンパウンドカテナリの架線が使用されている。自動券売機、自動改札機、自動精算機を備えているが、基本的に終日無人駅である。発着する電車はすべて武庫川行きである。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『西宮市・尼崎市』を掲載」