更新日時 2014年01月24日

大迫ダム
 大迫ダムは奈良県吉野郡川上村大字大迫地先、一級水系紀の川本川最上流部に建設されたダムである。大迫ダムは紀の川本川初のダムである。型式はアーチ式コンクリートダム、高さは70.5m。洪水調節、即ち治水目的を有していない多目的ダムであり『十津川・紀の川総合開発事業』の中核的施設である。目的は奈良盆地・紀伊平野への灌漑、奈良県北部地域(奈良市・生駒市・大和郡山市・天理市・桜井市・宇陀市・香芝市・大和高田市・橿原市・葛城市・御所市・高市郡・生駒郡・北葛城郡)11市14町1村への上水道供給、そして関西電力による認可出力7,400kWの水力発電である。大迫ダムの水は下流の吉野郡大淀町にある下渕頭首工より幹線水路を経て奈良県北部へと送水される。
所在地 左岸:奈良県吉野郡川上村大字大迫。河川 紀の川水系紀の川。ダム湖 大迫貯水池。
ダム諸元 ダム型式 アーチ式コンクリートダム。堤高 70.5 m。堤頂長 222.3 m。堤体積 158,000 立米。流域面積 114.8 ku。湛水面積 107.0 ha。総貯水容量 27,750,000 立米。有効貯水容量 26,700,000 立米。利用目的 灌漑・上水道・発電。事業主体 農林水産省近畿農政局。電気事業者 関西電力。発電所名 大迫発電所 (認可出力)(7,400kW) 施工業者 大成建設。着工年/竣工年 1954年/1973年 。
大迫ダム
@アーチ式コンクリートダム。
@大迫ダムの堤頂。
堤頂長 222.3 m。
@この日は取水設備の改修工事を行っていた。
@取水設備の改修工事を行っているため、ダムには水が殆ど入っていなかった。
@川上村の地図。
@大迫ダムの発電設備。
@横軸ペルトン水車発電機。
この発電機は、ここから約10q下流にあった関西電力迫発電所に設置されていたものです。迫発電所は、明治45年に宇治川電気(株)が建設、発電を開始、昭和34年の伊勢湾台風で破損するまで、地元川上村を初め広く電気を供給してきました。当時は、日本には大容量の発電機を製作する技術がなく、全て外国製で、奈良県内に現存する発電機としては一番古いものです。容量:400KVA。明治44年製。
A大迫ダムの下流側。
A大迫ダムのラジアルゲート。
B大迫ダムの右岸。
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