更新日時 2014年02月26日

小豆島 内海ダム・粟地ダム
 内海ダムは別当川流域は急流のため古くよりたびたび洪水の被害を受けており、香川県では、地元小豆島町(旧内海町)が水道専用ダムとして昭和31年に完成させた内海ダムを、 昭和34年に治水機能を併せもつ多目的ダムとして改築しました。 しかし、昭和49年の台風8号による豪雨で、浸水家屋538戸、浸水農地71.3ha、また昭和51年の台風17号による豪雨では、5ヶ所で氾濫し、 浸水家屋732戸(全・半壊含む)、浸水農地48.4haの被害を出すなど、河岸の決壊、氾濫を繰り返してきました。このダムは、洪水調節方式として一定量方式を採用しており、また、集水面積に比べ洪水調節容量が非常に小さいため、操作が非常に難しく、 新しい時代に適合しないダムとなっています。 また、ダムの構造が旧式のコンクリートと土石の混成堤であり、十分な非常用洪水吐けが設置されておらず、昭和36年の台風17号には、ダム天端から溢水し、 堤体盛土の一部が洗掘される被害にあいました。 昭和49年の台風8号でも溢流の危険性があったことから、抜本的な治水対策が強く望まれています。また、内海ダムは別当川沿川の耕地等に対するかんがい用水や小豆島町の水道水源としても広く利用されていますが、 小豆島町では昭和60年、昭和61年、平成3年、平成6年、平成7年、平成8年等、しばしば深刻な水不足に見舞われています。 平成9年の吉田ダムの完成により給水能力は大幅に改善されたものの、その後も渇水に見舞われ平成12年8月17日から85日間、 平成14年12月2日から150日間、小豆島町は、渇水対策本部を設置し節水に努めました。小豆島町では、今後、人口は減少すると予想されますが、トイレの水洗化など生活様式の変化により、 水道用水の確保や不安定水源の解消を図るため、新たな水源の確保が強く望まれています。このような課題を抜本的に解決する内海ダム再開発計画には大きな期待が寄せられています
ダム諸元
河川名:2級河川別当川水系別当川 集水面積 約4.8km2。
位 置:香川県小豆郡小豆島町 湛水面積 約7.9ha。
型 式:重力式コンクリートダム。
総貯水量:約1,060,000m3。
堤 高:約42m。
有効貯水量:約915,000m3。
堤頂長:約423m。
地 質:粗粒花崗岩 。
内海ダム
型式:重力式コンクリートダム。
内海ダムの堤頂長。
堤頂長:約423m。
内海ダムのダム湖。
内海ダムの左岸から堤体を見る。
内海ダムのダム湖。
寒霞渓から見る内海ダム。
粟地ダムは安田大川は小豆島の寒霞渓にある星ヶ城山(標高 817m)に源を発し、小豆島町の市街地を南へ貫流し、同町安田で内海湾に注ぐ流域面積 6.5km2、流路延長 2.7kmの二級河川です。粟地ダムは、洪水調節機能、流域の水不足の解消、小豆島町の水道水源確保のために、昭和50年度より建設事業に着手し、55年度に完成しました。
河川名: 安田大川(やすだおおかわ)水系安田大川(やすだおおかわ)
位置:香川県小豆郡小豆島町安田。ダムの目的 ・ 洪水調節。 流水の正常な機能の維持。 上水道用水
堤体型式:重力式コンクリートダム。堤 高 46.0 m。堤頂長 290.0 m。貯水池 総貯水容量 780,000 m3。
有効貯水容量 700,000 m3。洪水調節容量 380,000 m3。不特定容量 170,000m3。上水道容量 150,000 m3。
粟地ダム
堤体型式:重力式コンクリートダム
粟地ダム右岸下流より粟地ダムを見る。洪水吐きが見える。
粟地ダム内に入る通路。
粟地ダム内に降りる階段。
粟地ダム右岸下流より粟地ダムを見る。
粟地ダム
粟地ダムの堤頂。
右岸より見る。
堤頂長 290.0m。
粟地ダムのダム湖。
貯水池 総貯水容量 780,000 m3。
有効貯水容量 700,000 m3。
洪水調節容量 380,000 m3。
不特定容量 170,000m3。
上水道容量 150,000 m3。
粟地ダムの下流の風景。
粟地ダムの中間地点より左岸方面を見る。
粟地ダム左岸下流から粟地ダムを見る。
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