更新日時 2014年04月09日

早明浦ダム
 早明浦ダム(さめうらダム)は、高知県長岡郡本山町と土佐郡土佐町にまたがる、一級河川・吉野川本流上流部に建設されたダムである。独立行政法人水資源機構が管理する多目的ダムである。型式は重力式コンクリートダム、高さは106.0メートルで有効貯水容量は2億8,900万立方メートル、利水容量は1億7300万立方メートル、吉野川水系における水資源施設の中核をなす四国地方最大のダムである。吉野川の治水と四国地方全域の利水を目的に建設され、このダムの水運用は四国地方の経済・市民生活に極めて多大な影響を及ぼす。このため「四国のいのち」とも呼ばれ、四国地方の心臓的な役割を果たす。ダムによって形成される人造湖はさめうら湖と呼ばれ、2005年(平成17年)には本山町・土佐町・大川村の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センターが選定する「ダム湖百選」に選ばれている。
所在地 左岸:高知県長岡郡本山町大字吉野。右岸:高知県土佐郡土佐町大字中島。
河川 吉野川水系吉野川 ダム湖 さめうら湖 (ダム湖百選)
ダム諸元 ダム型式 重力式コンクリートダム。堤高 106.0 m。堤頂長 400.0 m。堤体積 1,200,000立米。
流域面積 472.0 ku湛水面積 750.0 ha。総貯水容量 316,000,000立米。有効貯水容量289,000,000立米。
利用目的 洪水調節・不特定利水 灌漑・上水道 工業用水・発電 事業主体 水資源機構。
電気事業者 電源開発 発電所名 (認可出力)早明浦発電所 (42,000kW) 施工業者 間組。
着工年/竣工年 1963年/1975年 。
早明浦ダム
早明浦ダム(さめうらダム)の下流から撮影。
早明浦ダムの堰堤。
右岸から撮影。
早明浦ダムの堤頂長 400.0 m。
早明浦ダムの下流を撮影。
ダムによって形成される人造湖はさめうら湖と呼ばれ、2005年(平成17年)には本山町・土佐町・大川村の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センターが選定する「ダム湖百選」に選ばれている。
早明浦ダムの堤頂長 400.0 m。
水力発電は1952年より吉野川総合開発計画に参加していた電源開発による早明浦発電所があり、認可出力42,000キロワットは吉野川水系の一般水力発電所では出力が大きい発電所である。発電所はダムに先んじて1972年(昭和47年)2月に完成。その後ダムの建設進捗に合わせて徐々に出力を上げ、1974年(昭和49年)7月にフル出力による運転を行った。発電された電力は奈半利川に建設された魚梁瀬ダムなどの発電所群と同じく高知県香美市にある四国電力の新改開閉所を経由して愛媛県西条市の伊予変電所に送られる。電力は四国電力に供給される。
洪水吐きがスキーのジャンプ台のようだ。
洪水吐きゲート。
早明浦ダムの堰堤。
左岸から撮影。
早明浦ダムの堤頂長 400.0 m。
左岸から撮影。
1994年10月14日、アメリカ海軍空母インディペンデンス (CV-62)所属の艦載機A-6イントルーダーが、通称オレンジルートと呼ばれる和歌山県南部から高知県東洋町を通り、そのまま四国山脈を飛んで愛媛県に抜け、瀬戸内の岩国基地に帰還する非公式の航空路において、時速約800キロで低空飛行訓練中にダム湖面に墜落。搭乗員2名は死亡した。米軍機は、現在も数ヶ月に一度の頻度でオレンジルート周辺の発電所やダムなどに、急降下や超低空飛行、電子戦、対地ミサイルや誘導爆弾の照準をつける訓練をたびたび敢行している。事故は一歩間違えればダム堤体に激突した可能性もあり、最悪の場合ダム決壊などの重大事故を引き起こす恐れもあった。
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