更新日時 2018年11月04日

大館市 山瀬ダム
 山瀬ダムは秋田県大館市に建設された、洪水調整、水道用水、工業用水、発電(2,100KW)を行う多目的ダム。岩瀬川は、秋田県と青森県の境、三ツ森山(標高949.4m)に源を発し、繁沢、内町沢を合流して岩瀬川となり、岩瀬地域において、米代川に合流する流域面積122.9Ku、流路延長30Kmの1級河川。ダムの型式は、基礎の地形地質にあわせて、中央コア型ロックフィルダムで、高さが62m、堤体積1,625千立米。
@山瀬ダム下流からロックフィルダムの堤体を見る。
建設は鹿島建設
本体工事昭和58年3月発注。
平成3年10月完成。
A山瀬ダムの管理事務所。
B五色湖の由来:古から山を訪れる人々にとって、親しまれて来た名瀑(五色の滝)の清い流れを集めた湖。春の新緑、夏の緑風、秋の紅葉、冬の汚れ無き白雪、四季それぞれに千変万化する田代の山々の彩りを映す自然の鏡。五色の滝の色は金の色とも伝えられる。黄色は黄金の色、白は白銀、赤は銅、藍は鉛、黒は鉄色、山師の夢、滝の夢色。
B山瀬ダムのダム湖側の堰堤。ロックフィルダム。
B山瀬ダムの下流側の堰堤。ロックフィルダム。
B山瀬ダムの取水塔。
C山瀬ダムの五色湖。
C山瀬ダムの傾斜を計測する下げ振りを吊す蓋。一定間隔で設置されている。監査廊で計測していると思われる。
C山瀬ダムの下流側。
C秋田県山瀬発電所。
D山瀬ダムの堤頂。380m。
D山瀬ダムの洪水吐き。
常用洪水吐
洪水期:オリフィス自然調節2.47m×5.07m 2門
融雪期:クレスト自然調節
4.60m×3.80m 1門
非洪水期:クレスト自然調節
1.90m×5.0m 2門
非常用洪水吐:自然横越流3.00m×100.0m 1門
D山瀬ダムの洪水吐き。左側の低い堰堤が非常用洪水吐きで、奥の水門が通常の洪水吐き。非常用洪水吐きが機能する大きな洪水が来るのだろうか?一度見て見たい。
D山瀬ダムの排水路。
E山瀬ダムの堤体をダム湖側から見る。
E山瀬ダムの排水路。
F山瀬ダムの取水塔。トンネルは管理事務所から監査廊を経由して取水塔まで続いていると思われる。
G山瀬ダムの五色湖。
H山瀬ダムの五色湖。
H山瀬ダムの五色湖。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『大館市』を掲載」