廃線探索 尺別鉄道

更新日時 2022年06月04日

 尺別鉄道線:雄別鉄道の親会社である雄別炭礦が運営していた。機関庫は新尺別に置かれ、C12形蒸気機関車を3両、客車4両、貨車11両を保有していた。もとは雄別炭礦鉄道が炭鉱と鉄道の運営を行っていたが、1959年に鉄道部門を分離(尺別線は雄別炭礦にて継続)して雄別炭礦株式会社と、雄別鉄道株式会社が発足した。その後、倒産直前の1970年2月に雄別炭礦に吸収合併されている。雄別炭礦直営路線 尺別鉄道線:尺別 - 尺別炭山間 10.8km 6駅 票券閉塞式
尺別鉄道 路線総延長 10.8 km 軌間 1067 mm 最大勾配 25 パーミル 最小半径 200 m
尺別駅 - 社尺別駅 - 八幡前停留場 - 第1尺別川橋梁 - 新尺別駅 - 第2尺別川橋梁 - 旭町停留場 - 第3尺別川橋梁 - 第4尺別川橋梁 - 第5尺別川橋梁 - 第6尺別川橋梁 - 第7尺別川橋梁 - 第8尺別川橋梁 - 尺別炭山駅
 @JR北海道 尺別駅(しゃくべつえき)は、北海道釧路市音別町尺別にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅。駅番号はK44。電報略号はヤク。
 1970年の雄別炭鉱自主閉山までは、雄別炭鉱尺別線の始発駅として栄えた過去をもつ。日本を代表する秘境駅のひとつ。
 @JR北海道 尺別駅。駅名の由来:北海道旅客鉄道釧路支社に因ると、アイヌ語の「サッ・ペッ(かれた川)」に因るものだという。
 民家が数軒あるが、かつて数千人が暮らした大きな市街地は消滅。わずかに街路の跡と崩れた屋根が残るのみ。1966年3月に駅前に簡易郵便局が設置された記録が残っているが、今は跡形もない。
 尺別炭礦が尺別駅に作った貨車用貯炭場。昭和3年、北日本鉱業(株)から三菱鉱業(株)によって買収された尺別炭礦は、鉄道省の根室本線に連結する鉱山専用鉄道(尺別軌道)を開設しました。このことは石炭輸送にとって好条件。写真は尺別駅前にあった貯炭場。
A尺別駅西側の尺別鉄道との分岐点あたり。
BJR根室本線から分岐し国道38号線を渡り、廃線跡が続く。
C尺別鉄道の廃線跡が続く。 D橋梁。橋梁名が解らない。
E道はここで突き当たり右へ行くと舗装路になりますが、廃線跡は舗装路に沿って真っ直ぐ。
F上記写真の延長線。廃線跡と思われる。
G舗装路の左側が廃線跡と思われる。右写真看板部分が廃線跡と思われる。
H左写真尺別中央会館。右八幡宮。このあたりが八幡前停留場跡。
H八幡宮の脇を通り廃線跡が続く。
I砂利道から再び舗装路に出る。
Jこの近くの地元のおばさんに聞いたらここから右写真へ尺別鉄道が走っていたようだ。
Kこの橋を渡り更に廃線探索を続ける。
Lここから尺別川を渡る跨道橋迄は探索が不可能でした。
M尺別鉄道の跨道橋。
M尺別鉄道の跨道橋及び奥に見える林(尺別川)から跨道橋へ続いていたようだ。
N尺別炭鉱の復興記念碑及びそこの上に置かれていた石炭。
N新尺別駅前に建っていた「尺別生活館」の建物。
N尺別給油所跡 N給水塔の一部が残っている。
O水道施設?
P第2尺別川橋梁。
Q塹壕みたいなところの中はゴミだらけだ。何の施設だろう。
この辺から、硫黄臭のような・・・もしかしたら硫化水素か?ドクロやばい叫び
R第3尺別川橋梁。
Sゲートがあり場合により通行止めになる。
@第4尺別川橋梁。 A第5尺別川橋梁。
B第6尺別川橋梁。
C第7尺別川橋梁。
D森林が深くなった行く。 E道も悪路になって行く。
Fあと、もう少しで尺別炭山駅でしたが、携帯電話が圏外になってかなりの距離を入山した。
道も悪く、ヒグマ等に遭遇も怖かったので勇気ある撤退をした。
前回尺別炭山駅を見ることが出来なかった為、2010年7月31日再訪した。
G尺別川の対岸に廃屋が見える。
G道道361号線とは思えない藪だらけの状況です。
G尺別炭山駅周辺の施設跡。アブが沢山纏わり付いて来るので急いで写真を撮り撤収。
G尺別炭山駅周辺の施設跡。アブが纏わり付くので、ピンぼけです(笑)
G尺別炭山駅周辺の施設跡。
以下は2022年5月06日再訪時の写真。
S5月連休はまだ尺別ゲートは通行止めです。5月連休明けに通行止め解除。
G7月31日訪問時にはアブが多く居ましたが、5月連休はアブも居なく探索に最適です。
G煉瓦の刻印を探しましたが確認できませんでした。
H水路に橋台跡が残っていました。梁の高さから人道用の橋梁と思われる。
I地図上の水路トンネルの下流側。
J杭口を発見。杭口の後ろ側が斜面になっているので斜坑と思われる。
J杭口前に穴が開いていた。
J穴の中はベルトコンベヤの受け材か斜坑のワイヤー受け架台と思われる物が残っていた。
J炭鉱のコンクリート施設。
J炭鉱のコンクリート施設内部。
K炭鉱の道路。
K門柱。
K炭鉱施設の基礎。
L斜坑を発見。
L斜坑内部の木枠の入口。
L斜坑内部は数mで閉塞していた。
M炭鉱の2連のコンクリート造りの施設。
M内部の横には丸い穴が。
N尺浦隧道杭口。尺浦隧道・浦幌炭鉱軌道リンク
N尺浦隧道杭口。中間部や浦幌側の杭口より入口が大きい。
N尺浦隧道銘板。
N尺浦隧道内部より尺別側杭口外部を見る。
N尺浦隧道は数m程で閉塞していた。
O水路隧道発見。
O水路隧道の上流側を確認したら水無川の谷のような場所だった。
O水路隧道の下流側。この川は尺別川に流れ込んでいた。
O水路隧道の下流側。
P隧道に見立てた鉱山施設。
P隧道に見立てた鉱山施設。
P鉱山施設。
P鉱山施設。
P鉱山施設。木造は雪害で倒壊しやすい。
P橋台が残る。
Q大きな円形の一部が見える。
Q大きな円形の一部が見える。シックナー施設か?
Q橋台が残る。
R尺別炭鉱の鉱山施設。
R尺別炭鉱の鉱山施設。煙道と思われる。
R尺別炭鉱の鉱山施設。煙道内部?煙道にしては内部が綺麗すぎる。
R尺別炭鉱の鉱山施設。煙道内部?
R尺別炭鉱の鉱山施設。
R尺別炭鉱の鉱山施設。
R尺別炭鉱の鉱山施設。
R尺別炭鉱の鉱山施設。大きな滑車が転がっていた。
R尺別炭鉱の石炭が落ちていた。
S橋台が残る。位置的には自動車用?
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『釧路市』を掲載」