更新日時 2014年06月11日

 戸井線(といせん)は、北海道函館市の函館本線五稜郭駅から戸井町(現函館市)の戸井駅までを結ぶ計画であった鉄道未成線である。函館 - 戸井 - 椴法華 - 川汲 - 砂原間の鉄道敷設運動の結果、改正鉄道敷設法別表第128号に「渡島國凾館ヨリ戸井ニ至ル鐵道」として規定された予定線であった。戦時中の1937年に、船舶輸送の短絡化(戸井町から青森県大間町への航路を利用)や、戸井町に要塞を建設するといった軍事的な目的で建設が開始された。9割方の路盤が完成していたものの、戦時中ということもあり資材不足のため1943年(昭和18年)に工事を中断。結局建設は再開されないまま中止となった。駅は終点の戸井駅を含めて9駅が予定されていた。日吉が丘通・柏が丘通交点 - 有斗高校北 - 湯川町国道278号交点間を結ぶ歩行者自転車専用道路「緑園通り」は、戸井線の遺構を函館市が払い下げを受けた上で遊歩道にしたものである。また、川原町 - 本通の区間は「川原緑道」として整備されている。本通 - 昭和の区間は市道本通富岡線となっているが、函館市民の間では「戸井線」(もしくは「旧戸井線」)と言ったときは、この市道を指していることが多い。また、国道278号戸井バイパスの路盤の大半は戸井線の路盤が転用されているほか、瀬田来町内の橋梁は市道瀬田来7号線に転用されている。緑園通りの他に戸井線建設のための橋やトンネルが多数残されているが、戦時中の粗悪なコンクリートが使用されている(鉄不足のために補強剤として竹が使われたとも言われている)ことに加え長年放置されたことで老朽化が激しく、崩落の危険があるものも出てきている。アーチ橋の真下近くにも住宅がある上、付近に函館ラ・サールや有斗高校、函館工業高等専門学校、函館大学といった各種教育機関があるために朝夕を中心に学生の通学路としても使われており、崩落すれば死傷者がでることも懸念される。そのため、現在一部のアーチ橋の改良工事が進められている。また、戸井区内にある「蓬内橋」は2012年8月、崩落の危険性から解体が決まったと報じられ、2013年2月4日から、蓬内橋の解体工事が開始された。
予定駅一覧
五稜郭駅 - 東五稜郭駅 - 湯の川駅 - 銭亀沢駅 - 渡島古川駅 - 石崎駅 - 小安駅 - 汐首駅 - 弁財駅 - 戸井駅
 @五稜郭駅(ごりょうかくえき)は、北海道函館市亀田本町にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅である。駅番号はH74。特別史跡五稜郭からは北西に2kmほど離れた位置にある。そのため、五稜郭公園などの観光スポットは、函館市電の五稜郭公園前停留所の方が至近である。
 @五稜郭駅構造は島式ホーム2面4線を有する地上駅。ホーム番号は駅舎側から3・4・5・6番のりばとなっている。1・2番線は側線で、6番線以降も12番線まで存在するが、いずれもホームはない。7・8番線は貨物列車の着発線となっている。本線は、下りが5番線、上りが4番線である。駅舎は構内東側(1番線側)にあり、2つのホームとは跨線橋で連絡している。駅舎内にはみどりの窓口(営業時間6時00分 - 22時00分)、トラベルセンター(旅行センター・営業時間9時00分 - 17時00分、日曜・祝日休業)、自動券売機、キヨスク、「みかど」のそば屋がある。直営駅であり、管理駅として函館本線の桔梗駅および江差線七重浜駅 - 釜谷駅間の各駅を管理下に置く。終日社員配置で営業社員のほか、信号詰所には運転社員が配置されている。駅構内の西側にはJR北海道五稜郭車両所、構内の北側には函館運輸所青函派出所やJR貨物五稜郭機関区がある。かつては青函派出所や五稜郭機関区の周囲には五稜郭操車場が広がっていた。
A戸井線(未成線)の廃線跡。
B戸井線(未成線)の廃線跡。コンクリートの橋梁が道路橋に転用されている。
C戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
D戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
E戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
F戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
G戸井線(未成線)の廃線跡。ここから先は遊歩道に転用されている。
H戸井線(未成線)の廃線跡。ここから先は歩道に転用されている。
I戸井線(未成線)の廃線跡。ここから先は再び遊歩道に転用されている。
J戸井線(未成線)の廃線跡。遊歩道に転用されている。
K戸井線(未成線)の廃線跡。遊歩道に転用されている。
L戸井線(未成線)の廃線跡。遊歩道に転用されている。
M戸井線(未成線)の廃線跡。ライラック橋。
M戸井線(未成線)の廃線跡。ライラック橋。
N戸井線(未成線)の廃線跡。
N戸井線(未成線)の廃線跡。
O戸井線(未成線)の廃線跡。ここから先は松倉川を渡るまで痕跡が無くなる。
P戸井線(未成線)の廃線跡。松倉川から先は再び道路に転用されている。
Q戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
R戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
S戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
@戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
A戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
B戸井線(未成線)の廃線跡。ここから先は廃線跡を醸し出している。
C戸井線(未成線)の廃線跡。
D戸井線(未成線)の廃線跡。汐泊川を渡る橋台が残る。
D戸井線(未成線)の廃線跡。廃線跡は雪捨て場の取付道路に転用されている。
E戸井線(未成線)の廃線跡。ここから先は再び道路に転用されている。
F戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。一部は砂利道。
G戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。ここから先は再び砂利道。
H戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
I戸井線(未成線)の廃線跡。道路に転用されている。
J戸井線(未成線)の廃線跡。国道278号線に転用されている。
K戸井線(未成線)の廃線跡。国道278号線に転用されている。
L戸井線(未成線)の廃線跡。汐首駅の予定地と思われる。
M戸井線(未成線)の廃線跡。汐首灯台直下に残る橋脚。
N戸井線(未成線)の廃線跡。トンネル及び橋脚が残る。
O戸井線(未成線)の廃線跡。着工区間はここまでと思われる。この先は痕跡が無い。
O戸井線(未成線)の廃線跡。戸井線の橋台跡が残る。
P戸井線(未成線)の廃線跡。戸井バス停。この付近が戸井駅予定地と思われる。
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廃線探索(未成線) 戸井線