更新日時 2015年10月26日

 函館本線貨物支線(近文駅 - 旭川大町駅):この路線は、1899年(明治32年)に、日本陸軍第7師団への引込線として建設された。師団専用線、または師団の置かれた鷹栖村から鷹栖専用線と呼ばれたこの引込線は、その後、大正年間から周囲に多くの木工場や道立林業指導所が設置されて、軍用よりもその木材貨物専用線としての性格が既に大きくなっていたが、1950年(昭和25年)になって師団跡地手前までの2.9kmが残されて旭川大町駅が新設され、石炭や木材資源等の貨物支線として利用されるようになった。 その後、貨物駅の北旭川駅の整備が進められていること、当駅が主に扱っていた石炭や木材の需要が減少した事等により、昭和53年10月2日の白紙ダイヤ改正の貨物駅集約による削減対象となって廃止された。
函館本線貨物支線
近文駅 - 旭川大町駅
 @近文駅(ちかぶみえき)は、北海道旭川市近文町20丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)函館本線の駅。JR北海道の駅番号はA27。
 @近文駅構造は1面2線の島式ホームを有する地上駅。ホーム上には明治後期に建てられたとされる古い木造の待合室がある。駅舎は構内北側にあり、ホームとの間に側線があるため跨線橋が設置されている。跨線橋は駅舎反対側の構内南側にもつながっている。駅舎内には自動券売機や男女共用の水洗式便所がある。元々は信号扱いがあったため駅長や駅員が終日配置されていたが、簡易委託駅を経て、現在は旭川駅管理の無人駅となっている。平日・土曜の朝には当駅始発着の列車があり、到着便は旭川明成高等学校の学生や旭川運転免許試験場利用者らが、始発便は旭川市内中心部への通勤・通学客が主に利用している。
A函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。
B函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。
C函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。
D函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。道路が廃線跡。
E函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。廃線跡は住宅になっている。
F函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。ここから先は遊歩道になっている。
G函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
H函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
I函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
J函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
K函館本線貨物支線の近文駅 - 旭川大町駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
 L旭川大町駅(あさひかわおおまちえき)は、北海道旭川市にかつて存在した日本国有鉄道(国鉄)函館本線貨物支線の貨物駅である。
 Mこの先は旭川駐屯地。戦後はこの兵営地を占拠したGHQが利用していた。1952年(昭和27年)7月に警察予備隊(陸上自衛隊)旭川駐屯地となる以前の昭和25年には敷地内への接続が切られ短縮された。その後当駅管理の専用線として旭川駐屯地用に0.1kmが用意されている(敷設時期不明)。昭和40年代には旭川駐屯地向け専用線の利用がなくなり、2箇所の木工所用にいずれも0.1kmの専用線が用意されている。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『旭川』を掲載」
廃線探索 函館本線貨物支線(近文駅 - 旭川大町駅)