更新日時 2016年06月11日

 三国線(みくにせん)とは、福井県坂井郡金津町(現在のあわら市)の金津駅(現在の芦原温泉駅)から福井県坂井郡三国町(現在の坂井市)の三国港駅までを結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線である。赤字83線廃止の取組みの中で、1972年に廃止された。北陸有数の港湾である三国港と北陸本線を結ぶ目的で、1911年に官設鉄道により開業した鉄道路線である。1913年には、三国港荷扱所まで三国駅の構内扱いで延伸。翌年、正式に荷扱所は三国港駅となって同区間にも哩程が設定され、季節営業であったが三国 - 三国港間で旅客営業も開始した(通年旅客営業開始は1927年)。1928年には、三国芦原電鉄(後の京福電気鉄道三国芦原線。現在のえちぜん鉄道三国芦原線)が芦原まで開業。翌年には三国町(後の電車三国)まで延長され、三国線と並行するようになった。同鉄道は1932年に東尋坊口までが全通したが、三国芦原電鉄を合併した京福電気鉄道は太平洋戦争が激化した1943年に不要不急線として電車三国 - 東尋坊口間を休止。1944年には三国線も不要不急線として全線が休止されると、京福電鉄は三国線の三国 - 三国港間を電化して同区間に乗り入れを開始し、芦原 - 三国港間は京福電気鉄道が営業を継続することとなった。終戦後の1946年には、金津 - 芦原間が復活し、芦原温泉や東尋坊といった観光地を控えて関西方面からの直通列車も運転されたが、次第にモータリゼーションや競合する京福電鉄の影響を受け、利用は低迷。1972年に休止中の芦原 - 三国港間を含めて全線が廃止された。三国線は路線としては廃止されたものの、全駅がえちぜん鉄道の駅として存続している。
路線データ(廃止時)  管轄:日本国有鉄道
区間(営業キロ):金津 - 芦原 4.5km(芦原 - 三国港 (5.4km) は休止中) 軌間:1067mm
駅数:2(起終点駅を含む。他に休止中の駅:2) 電化区間:なし(全線非電化) 複線区間:なし(全線単線)
駅一覧
金津駅 (0.0km) - 芦原駅 (4.5km) - 三国駅 (8.7km) - 三国港駅 (9.8km)
 @芦原温泉駅(あわらおんせんえき)は、福井県あわら市春宮一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)北陸本線の駅。あわら市の代表駅である。駅構造は島式ホーム2面4線を有し、待避設備を備えた地上駅。橋上駅舎を持つ。みどりの窓口設置駅。バリアフリー設備はない。
A北陸本線のこの部分から国鉄三国線は分岐していた。
A旧国鉄時代の境界杭が残る。 A宮谷川を渡る橋梁が架かってた。
A右側の民家あたりが廃線跡。 B道路と民家の間が廃線跡。
B道路左側が国鉄三国線の廃線跡。
Cこの辺は国鉄三国線の廃線跡は道路に転用か?
D国鉄三国線時代から有った隧道のようだが、道路に転用されたときに拡張されたようだ。
E国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されている。
F国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されている。
G国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されている。
Hこれ以降はえちぜん鉄道と並行区間。
Hえちぜん鉄道の現役の線路。
 Iあわら湯のまち駅(あわらゆのまちえき)は、福井県あわら市温泉1丁目1にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅である。駅構造は相対ホーム2面2線を有する地上駅。えちぜん鉄道のペナントが吊るされた屋根と、南側三国港方面のホームには待合室が付いている。上下線のホームは構内踏切のある通路で連絡する。京福時代の建物をそのまま使用する駅舎は、レンガ造風の平屋建てで本線の北側に建つ。待合室には窓口の他に京福マートという売店も隣接する。なお駅裏にはホームを跨ぐ形で自由通路が連絡している。この駅舎は1975年に建て替えられたものだが、当時は京福電鉄だけでなく国鉄バスも使用した合築駅舎であり、国鉄中部自動車局も費用を負担していた。
J国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されているが、平行してえちぜん鉄道三国芦原線が走る。
K国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されているが、平行してえちぜん鉄道三国芦原線が走る。
 L水居駅(みずいえき)は、福井県坂井市三国町水居にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅(無人駅)である。旧・三国町内では唯一「三国」のつかない駅である。駅構造は待合室の付いた1面1線のホームが本線南側にある。ホームは屋根がなく吹きさらしで、駅名標も含めた設備は会社の塗装を施された待合室に集約する。 駅入り口・待合室はホーム西(三国方面)寄りにあるが、東側には勝手口がある。ホーム裏手に駐輪場・駐車場(9台)が隣接する。
M国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されているが、平行してえちぜん鉄道三国芦原線が走る。
Nえちぜん鉄道三国芦原線の橋梁。同じ所に国鉄三国線の橋梁も有ったのであろう。(現在は道路)
O国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されているが、平行してえちぜん鉄道三国芦原線が走る。
P国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されているが、平行してえちぜん鉄道三国芦原線が走る。
Q国鉄三国線の廃線跡は道路に転用されているが、平行してえちぜん鉄道三国芦原線が走る。
Rここから先はちぜん鉄道三国芦原線が旧国鉄三国線の路線となる。
R三国駅手前の部分。この辺で合流?
 @三国駅(みくにえき)は、福井県坂井市三国町北本町2丁目1-20にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅である。
 @駅構造は1面1線の単式ホームを有する地上駅。隣接して駅ビルがある。えちぜん鉄道として営業再開時、Y字型の屋根にはえちぜん鉄道のペナントが多数吊るされていたが、現在は撤去されている。駅ビルの京福三国ビルは3階建てで、1階の大半は駅設備として扱われるが、テナントスペースは空きが目立つ。 自動券売機などがなく、切符は出札窓口での手売りとなる。玄関先はロータリーがある。
@旧国鉄三国線線路はえちぜん鉄道三国芦原線に転用されている。
A旧国鉄三国線線路はえちぜん鉄道三国芦原線に転用されている。
A旧国鉄三国線線路はえちぜん鉄道三国芦原線に転用されている。
 S眼鏡橋大正2年竣工。眼鏡橋は、国登録有形文化財(2004年7月23日登録) S三国港駅。
S三国港駅には眼鏡橋(ねじりまんぽ)の記念碑を建設しようとしているみたいだ。
 S三国港駅(みくにみなとえき)は、福井県坂井市三国町宿1丁目にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅である。1944年(昭和19年)10月11日 - 国有鉄道三国線の駅としては休止。京福電気鉄道が休止線を使用し乗り入れ、同社の三国港駅が開業。
 S駅舎・ホームは線路の北(市街地)側に設置されている。単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅だが、木造平屋建ての駅舎が待合室として使用されている。国有鉄道三国線時代の駅舎がそのまま使われているため、えちぜん鉄道による改装を受けているものの窓口などに当時の面影を残すものとなっている。また、国鉄時代の面影はホームの有効長にもみられ、かなり長い。
 SMC6101形 - 12両 (6101+6102, 6103-6112) 現在のえちぜん鉄道の主力。愛知環状鉄道が新型車両2000系を導入したことにより余剰となった両運転台の300形を無償で譲り受け、えちぜん鉄道塗装になり大きくイメージが変わった。MC6001形とMC6101形は交流電源とエアコンユニットが異なる。元100形のMC6001形は基本的に2両連結で使われるが、運用によっては分割もある。逆に元100・300形のMC6101形は基本的に1両で使われるが、朝や夕方の運用によっては併結運転もある。また全車両ともスノープローを兼ねたスカートが取り付けられている。
 S線路はホームを越えて続いていて、留置線として使われている。この留置線で夜間滞泊が設定されており、停止位置目標が設置されている。別に側線が設置されているが、花火大会の臨時列車用として使われている。
S旧国鉄時代の境界杭が残っている。
S旧国鉄三国線の車止め。
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廃線探索 国鉄三国線