更新日時 2013年07月02日

 北陸鉄道浅野川線は、石川県金沢市の北鉄金沢駅から同県河北郡内灘町の内灘駅間を結ぶ北陸鉄道の鉄道路線。浅野川電気鉄道を前身とすることから今でも浅電(あさでん)の愛称で呼ばれている。すべて北鉄金沢 - 内灘間の運転である。1時間あたりおおむね2 - 3本運行されており、朝夕は約22分間隔、日中は30分間隔で運行されている。北鉄金沢 - 内灘間の所要時間は普通列車17分である。内灘駅の始発は6時、北鉄金沢駅の終電は23時である。2012年4月1日からは毎日、内灘駅の始発が5時40分、北鉄金沢駅の終電が23時になる。浅野川線は、1924年1月23日に設立された浅野川電気鉄道(浅電)が開業した路線である。1925年5月10日に七ツ屋駅 - 新須崎駅(1961年廃止。蚊爪駅 - 粟ヶ崎駅間)間5.3km、同年5月18日に金沢駅前駅(現:北鉄金沢駅) - 七ツ屋駅間0.8km、1929年7月14日に新須崎駅 - 粟ヶ崎海岸駅間2.4kmを開業した。戦後の1952年、粟ヶ崎遊園前 - 粟ヶ崎海岸駅間の線路は復旧され、北鉄金沢市内線(1967年廃止)との直通運転も行われた。同時期に内灘砂丘に米軍試射場が作られる計画があがり、物資・人員輸送の専用線として粟ヶ崎遊園前駅から内灘砂丘方面に延伸された。しかし、内灘闘争の結果、1957年に返還となり専用線も廃止された。この路線は、後に移設する内灘駅に利用された。その後、1974年に港湾整備などのため内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅間が廃止された(ただし、粟ヶ崎遊園前(内灘) - 粟ヶ崎海岸駅間は夏季の海水浴シーズン中のみであり、1972年8月31日が最終運転である)。
北陸鉄道 浅野川線
北鉄金沢駅 - 七ツ屋駅 - 上諸江駅 - 磯部駅 - 割出駅 - 三口駅 - 三ツ屋駅 - 大河端駅 - 北間駅 - 蚊爪駅 - 粟ヶ崎駅 - 内灘駅
(廃線区間)内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅
 @内灘駅(うちなだえき)は、石川県河北郡内灘町向粟崎にある北陸鉄道浅野川線の駅で、同線の終着駅。第4回中部の駅百選に選定されている。内灘町の公共交通の中心になっており、接続するバスの発車時刻にも便宜が図られている。
 @内灘駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。隣接して車両基地があり、夜間滞泊がある。1974年7月8日まではこの先臨時駅の粟ヶ崎海岸駅まで、1.3kmの路線が延びていた。北陸鉄道8000系電車は、北陸鉄道(北鉄)に在籍する通勤形電車。京王電鉄3000系を1996年(平成8年)12月と1998年(平成10年)10月の二度にわたって譲り受けたもので、浅野川線で運用されている。
A北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。1段低くなっている住宅地が廃線跡。
B北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。土手の下の部分が廃線跡。
C北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。土手の下の部分が廃線跡。
D北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。土手との高低差が無くなる。
E北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。道路とクロスするが当時は道路はなかった。
F北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。一般道に転用されている。
G北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。一般道に転用されている。
H北陸鉄道浅野川線の内灘駅 - 粟ヶ崎海岸駅の廃線跡。一般道に転用されている。
 I粟ヶ崎海岸駅(あわがさきかいがんえき)は、かつて石川県金沢市粟崎町の北陸鉄道浅野川線にあった鉄道駅(廃駅)である。駅構造は防風林の中に2面2線の対面式プラットホームがあるだけで、駅舎などは無く、海水浴シーズンのみ営業する臨時駅であった。粟ヶ崎海岸にあった海水浴場へのアクセスとして、1929年(昭和4年)7月14日に浅野川電気鉄道によって浅野川線が当駅まで延伸され、終着駅として設けられた。その後、1945年(昭和20年) - 1952年(昭和27年)には粟ヶ崎遊園前(後の内灘) - 当駅間の廃止に伴い当駅が廃止となっていたこともあったが、戦後の1952年(昭和27年)に再び営業を再開した。1974年(昭和49年)7月8日の内灘 - 当駅間の廃止をもって、営業を終了し廃駅となった。
粟ヶ崎海岸駅(昭和44年3月撮影)上記写真は懐想「石川の鉄道」より転載。
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出典: 懐想「石川の鉄道」
廃線探索 北陸鉄道浅野川線