更新日時 2015年07月31日

 上田丸子電鉄丸子線は、長野県上田市の上田東駅から大屋駅を経て、同県丸子町(現・上田市)の丸子町駅までを結んでいた、上田交通の前身、上田丸子電鉄の鉄道路線。1969年(昭和44年)に廃止された。上田市の市街地の東部にあった上田東駅を起点とし、信越本線(現・しなの鉄道線)信濃国分寺駅の少し上田駅寄りにあった八日堂駅から、信越本線に並行して大屋駅まで東進し、そこから南進して千曲川を渡り、丸子町の北部地区を通って丸子町駅までを結んでいた。丸子線は郷土の製糸業者が中心になって1916年(大正5年)に設立した丸子鉄道(株)によって、1918年(大正7年)11月21日に大屋 - 丸子町間を、それから7年後の1925年(大正14年)に上田東 - 大屋間を開通させた。1943年(昭和18年)10月21日に丸子鉄道(株)が(株)上田電鉄(1939年(昭和14年)8月30日に(株)上田温泉電気軌道から社名変更)と合併して上田丸子電鉄(株)となった際、線名がつけられて丸子線となった(それまでは丸子鉄道線だった)。開通したいきさつから、貨物で上田市と丸子町を連絡するイメージの強い路線となっていた。しかし1960年以降は貨物輸送の主流がトラックに移り、さらに路線全体が国道と並行していたため、これらモータリゼーションの台頭により赤字路線に転落した。さらに信越本線が大屋 - 上田間を複線化する際に沿線にあった信濃国分寺遺跡保存が支障となったため、この区間で同線と並行していた丸子線の路盤を複線化用地として譲り渡すことになった。ところが地元の了解をとりつけたものの今度は並行バスを運行していた千曲バスと代行バスの本数について折り合いがつかず廃止が決まらなかった。新潟陸運局が調停に乗り出し上田-丸子間千曲バス62往復上田丸子電鉄41往復でまとまり、1969年(昭和44年)4月20日廃止となった。
上田丸子電鉄丸子線駅一覧
上田東駅 - 染屋駅 - 上堀駅 - 八日堂駅 - 神川駅 - 岩下駅 - 東特前駅 - 大屋駅 - 信濃石井駅 - 下長瀬駅 - 長瀬駅 - 上長瀬駅 - 丸子鐘紡駅 - 中丸子駅 - 上丸子駅 - 丸子町駅
 @上田東駅(うえだひがしえき)は、長野県上田市常田にあった上田丸子電鉄丸子線の駅(廃駅)である。丸子線の廃線に伴い1969年(昭和44年)4月20日に廃駅となった。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の南側(丸子町方面に向かって右手側)に存在した。そのほか発着線がホームを外れた東側に機回しの出来る側線を1線、その側線の丸子町方から南側に分岐し駅舎東側附近に伸びた行き止りの側線を1線、さらにその側線から丸子町方に分岐しさらに2線に分かれる行き止りの側線を有した。貨車の扱い及び電車の留置を行っていた。職員配置駅となっていた。駅舎は構内の南側に位置しホーム中央部分に接していた。堂々とした佇まいの建物であった。ホームは木造の上屋を2棟有し、うち1棟はホームを過ぎて線路の末端部分も覆っていた。ホームの西側は利用客の自転車置き場になっていた。上田交通経営の「上田東駐車場」という有料駐車場になっていたがドラッグストアのクスリのアオキが建築され、一部は駐車場になっている。。
A上田丸子電鉄丸子線の上田東駅 - 染屋駅間の廃線跡。
B上田丸子電鉄丸子線の上田東駅 - 染屋駅間の廃線跡。
 C染屋駅(そめやえき)は、長野県上田市常田(開業時は小県郡神科村染屋)にあった上田丸子電鉄丸子線の駅(廃駅)である。丸子線の廃線に伴い1969年(昭和44年)4月20日に廃駅となった。急行運転列車は通過した。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の西側(丸子町方面に向かって右手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた。無人駅となっていた。駅舎は無いが、ホーム中央部分に片流れ屋根の、開放型の待合所を有していた。ホームは丸子町方に階段を有し駅施設外に連絡していた。
D上田丸子電鉄丸子線の染屋駅 - 上堀駅間の廃線跡。
E上田丸子電鉄丸子線の染屋駅 - 上堀駅間の廃線跡。
F上田丸子電鉄丸子線の上堀駅 - 八日堂駅間の廃線跡。この辺は信越本線を跨ぐための築堤だった。
L上田丸子電鉄丸子線の東特前駅 - 大屋駅間の廃線跡。
 M大屋駅(おおやえき)は、長野県上田市大屋にあるしなの鉄道しなの鉄道線の駅である。上田丸子電鉄の大屋駅は上田丸子電鉄丸子線が丸子鉄道線の第一期線として開業した際、起点駅として設置された。通称、電鉄大屋駅は開業時から貨物輸送の関係からスイッチバック機能を持っていて信越本線を介しての貨車受渡しを行っていたが、第二期線として上田東駅まで延伸すると珍しいスイッチバック方式の交換駅となり線路が複雑となった。そこで1959年(昭和34年)には当時としては全国でも珍しい電気式系伝装置を装着し、交換を容易にする改良を行った。ホームは現在の駅舎の待合室の隣にあり改札は丸子鉄道〜上田丸子電鉄初期は共通であったが1956年(昭和31年)に独自の駅舎が完成すると分離、廃止まで続いた。電鉄大屋駅跡地は、現在しなの鉄道直営の駐車場となっている。
 M大屋駅構造は相対式(下り線)および島式(上り線)の2面2線構造をもつ。かつては貨物列車用の中線(JR時代に撤去)および、上り待避線(しなの鉄道移管後に撤去)を有していた。またJR時代には特急「あさま」の一部も停車していた。駅業務はアットライフ株式会社に委託されている。駅待合室では駅業務受託業者が運営する売店「アットライフ」が、平日と土曜のみ営業している。駅舎の切り妻部分に、大屋の頭文字Oをかたどったと思われる飾りが付けられている。
N上田丸子電鉄丸子線の大屋駅 - 信濃石井駅間の廃線跡。道路に転用。
O上田丸子電鉄丸子線の大屋駅 - 信濃石井駅間の廃線跡。道路に転用。
Q上田丸子電鉄丸子線の信濃石井駅 - 下長瀬駅間の廃線跡。道路に転用。
R上田丸子電鉄丸子線の信濃石井駅 - 下長瀬駅間の廃線跡。道路に転用。
S上田丸子電鉄丸子線の信濃石井駅 - 下長瀬駅間の廃線跡。道路に転用。
@上田丸子電鉄丸子線の信濃石井駅 - 下長瀬駅間の廃線跡。道路に転用。
B上田丸子電鉄丸子線の長瀬駅 - 上長瀬駅間の廃線跡。道路に転用。
C上田丸子電鉄丸子線の長瀬駅 - 上長瀬駅間の廃線跡。道路に転用。
 D上長瀬駅(かみながせえき)は、長野県小県郡丸子町(開業時は旧・小県郡長瀬村、現・上田市長瀬)にあった上田丸子電鉄丸子線の駅(廃駅)である。丸子線の廃線に伴い1969年(昭和44年)4月20日に廃駅となった。急行運転列車は通過した。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の東側(丸子町方面に向かって左手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた。無人駅となっていた。ホームはカーブの途中に位置した。ホームには待合所を有し、上田東方に駅舎が設置されて無人化前には駅員が切符を販売していた。
E上田丸子電鉄丸子線の上長瀬駅 - 丸子鐘紡駅間の廃線跡。道路に転用。
F上田丸子電鉄丸子線の上長瀬駅 - 丸子鐘紡駅間の廃線跡。道路に転用。
G上田丸子電鉄丸子線の上長瀬駅 - 丸子鐘紡駅間の廃線跡。道路に転用。
I上田丸子電鉄丸子線の丸子鐘紡駅 - 中丸子駅間の廃線跡。道路に転用。
J上田丸子電鉄丸子線の丸子鐘紡駅 - 中丸子駅間の廃線跡。道路に転用。
L上田丸子電鉄丸子線の中丸子駅 - 上丸子駅間の廃線跡。道路に転用。
M上田丸子電鉄丸子線の中丸子駅 - 上丸子駅間の廃線跡。道路に転用。
N上田丸子電鉄丸子線の中丸子駅 - 上丸子駅間の廃線跡。道路に転用。
O上田丸子電鉄丸子線の中丸子駅 - 上丸子駅間の廃線跡。道路に転用。
 P上丸子駅(かみまるこえき)は、長野県小県郡丸子町(現・上田市)上丸子にあった上田丸子電鉄丸子線の駅(廃駅)である。丸子線の廃線に伴い1969年(昭和44年)4月20日に廃駅となった。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の西側(丸子町方面に向かって右手側)に存在した。列車交換設備は有していなかったが、側線を1線有していた。この側線は晩年に撤去されたとのことだが、1969年(昭和44年)3月時点では撤去されていなかった。無人駅となっていた[8]が、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎はホーム中央部分に接していた。
Q上田丸子電鉄丸子線の上丸子駅 - 丸子町駅間の廃線跡。道路に転用。
R上田丸子電鉄丸子線の上丸子駅 - 丸子町駅間の廃線跡。道路に転用。
S上田丸子電鉄丸子線の上丸子駅 - 丸子町駅間の廃線跡。道路に転用。
 @丸子町駅(まるこまちえき)は、長野県小県郡丸子町(現・上田市)上丸子にあった上田丸子電鉄丸子線の駅(廃駅)である。丸子線の廃線に伴い1969年(昭和44年)4月20日に廃駅となった。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の西側(丸子町方面に向かって右手側)に存在した。そのほか発着線の東側に貨物側線(電車の留置も行っていた)を2線有し、その東側が車輌基地となっていた。職員配置駅となっていた。駅舎は構内の西側に位置しホーム中央部分に接していた。ホーム北側の先端部分は木造で延長されていた。開業時の初代駅舎は庇も軒下も無い建物であったという。構内には車輌基地である「丸子電車区」が併設されていた。本線の北側から分岐し、側線の東側に設けられた電車区には施設として、2線を格納する屋根付きの車庫が1棟、その東に屋根無しの側線を1線、また貨物側線の延長上に事務所が併設された、1線を格納した検車庫を1棟有していた。丸子鉄道時代には、本社も置かれていた。
@駐車場の車止めにレールが使われている。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『上田市』を掲載」
廃線探索 上田丸子電鉄丸子線