廃線探索 旧八代駅(球磨川駅)

更新日時 2012年09月02日

 旧八代駅は1896年(明治29年)11月21日に、後に国鉄鹿児島本線となる路線を建設した私鉄の九州鉄道によって、松橋 - 八代間開通とともに開設された。この時の駅の位置は現在地よりも西側の、出町公園があるあたりであった。九州鉄道は1907年(明治40年)7月1日に国有化され、当駅は国有鉄道の駅となった。しかしその後、人吉まで後に肥薩線となる路線が開通する際に当初の駅の位置では折り返し運転が必要になることから、これを避けて現在地点に八代駅が移転することになった。これにより、千丁 - 初代八代間の線路から分岐して弧を描くようにして現行駅に入る線路が建設され、2代目の八代駅が1908年(明治41年)6月1日、八代 - 人吉間の開通と同時に開業した。この際に初代八代駅は2代八代駅と結ぶ線路に付け替えられて、貨物用の球磨川荷扱所として使用されるようになった。球磨川駅は、1945年(昭和20年)6月10日に書類上は廃止となった。しかし実態としては貨物扱い設備が存続し、八代駅構内の扱いで営業が継続されていた。1989年(平成元年)11月12日に、交流電化区間としては初めての着発線荷役方式を導入した新しい貨物取扱設備が旅客駅に隣接する位置に設置されて使用開始したことから、旧球磨川駅の設備は廃止となった。球磨川駅へ至る線路跡は道路に転用され、駅の跡地は八代市により球磨川駅地区土地区画整理事業が施行され、出町公園などになっている。この公園にはかつての球磨川駅跡であることを示す説明板と国鉄C57形蒸気機関車の動輪の展示が行われている。
 @八代駅(やつしろえき)は、熊本県八代市萩原町一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)・肥薩おれんじ鉄道の駅である。
 @八代駅構造は島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線および切欠けホームを1線追加した2面4線の構造の地上駅である。単式ホームの鹿児島側と切欠式ホームを肥薩おれんじ鉄道が使用する。JR九州と肥薩おれんじ鉄道の駅舎は独立しているが、1番線ホームの中間部分にJR九州と肥薩おれんじ鉄道の仕切があり乗換取扱を行っている。駅舎は熊本方面のホームに面する。みどりの窓口やPOS端末が設置されている。出改札業務を九州交通企画が受託している業務委託駅だが、運転信号関係はJR九州直営である。JR駅舎と肥薩おれんじ鉄道駅舎の両方にコインロッカーが設置されている。
A鹿児島本線十条踏切より撮影。
B旧八代駅(球磨川駅)への廃線跡。遊歩道に転用されている。
C旧八代駅(球磨川駅)への廃線跡。遊歩道に転用されている。
D旧八代駅(球磨川駅)への廃線跡。遊歩道に転用されている。
E旧八代駅(球磨川駅)への廃線跡。遊歩道に転用されている。
F旧八代駅(球磨川駅)への廃線跡。遊歩道に転用されている。
G旧八代駅(球磨川駅)
戻る Copyright (C) 2008-2016 hotetu.net All Rights Reserved
外部から直接リンクで飛んできた方は右ホームページリンクへ http://www.hotetu.net/ 歩鉄の達人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』