廃線探索 芦屋線

更新日時 2013年03月01日

 芦屋線(あしやせん)は、かつて福岡県遠賀郡遠賀村(現・遠賀町)の鹿児島本線遠賀川駅より分岐し、同郡芦屋町の筑前芦屋駅までの間を結んでいた日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線である。その複雑な経緯から「国鉄の営業路線であるが国鉄線ではない」と呼ばれたり、営業期間が短かったため「幻の路線」と呼ばれることもある。営業時の写真もきわめて少ない。芦屋町に建設された日本陸軍芦屋飛行場を第二次世界大戦後に進駐軍が接収し、米空軍芦屋基地としたが、この芦屋基地へ建築資材、燃料、ジープ、トラックなどの物資を輸送するために建設された路線(進駐軍専用側線)が芦屋線である。その建設目的から、建設費用は大蔵省の終戦処理費により拠出された。路盤は旧芦屋鉄道(1915年開業、1931年廃止)の廃線跡の多くを利用している。その後、1950年から大蔵省の所有路線となり、駅業務を国鉄へ委託することで一般旅客輸送も行われるようになった。同年に起きた朝鮮戦争では芦屋基地が輸送基地となり、物資の輸送量が増加していた。
駅一覧
遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)
 @遠賀川駅(おんががわえき)は、福岡県遠賀郡遠賀町遠賀川一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。遠賀町唯一の駅であるだけでなく、鉄道路線の無い隣の芦屋町のうち町役場を含む遠賀川西岸地域の最寄駅でもある。1961年(昭和36年)まで芦屋線が、1985年(昭和60年)まで室木線が分岐していた。
 @遠賀川駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線に、ホームのない待避線2線を合わせた計2面5線の設備を有する地上駅。のりばは単式ホームの1番、島式ホームの2番、3番からなる。2番線は下り貨物列車待避用、5番線は下り着発線・レールセンターの出入り用で、5番線とその外側にはレールセンターのヤードが広がる。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅本屋は地面より高い所に存在するため、車椅子用スロープが設置されている。九州交通企画が管理する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。駅舎内(改札外)にキヨスクが設置されていたが、2009年に廃止、撤去された。トイレは町が下水道施設を建設運営していないため簡易水洗式便所である。
A芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。県道285号線に転用されている。
B芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。芦屋鉄道時代の松の元駅周辺。
C芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。県道285号線に転用されている。
D芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。芦屋鉄道時代の鬼津駅周辺。
E芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。芦屋線の最高地点。
F芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。県道285号線に転用されている。
G芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。県道285号線に転用されている。
H芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。県道285号線に転用されている。
I芦屋線の遠賀川駅 - 筑前芦屋駅(芦屋乗降場)間の廃線跡。国道495号線。
J事前調査不足でこの位置は若干廃線跡とずれているようだ。
 K筑前芦屋駅(芦屋乗降場)跡近くに保存されているD60-61。この機関車は1928年にD50-282として汽車製造株式会社で製造され、その後1954年に軸重負担軽減をするために軸配置を改造し、D60-61と改番。D60形式最後の1両で、主に筑豊地区を中心に働いていた。
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