更新日時 2014年10月31日
筑豊鉱業鉄道:筑豊鉄道は、かつて福岡県北九州市に存在した鉄道事業者である。1915年(大正4年)に鞍手軽便鉄道が開業させた国鉄香月線の香月駅から分岐して野面(のぶ)駅に至る3.8kmの鉄道路線を、帝国炭業、九州鉱業、筑豊鉱業鉄道を経て継承した会社である。1954年(昭和29年)に路線は廃止となった。鞍手軽便鉄道は木屋瀬炭鉱の産出する石炭を輸送することを目的として当時電気王と呼ばれた才賀藤吉が1910年(明治43年)9月に出願したものである。この木屋瀬炭鉱は国鉄筑豊本線の筑前植木駅とは約1里の距離であったが遠賀川に阻まれており、木屋瀬採炭株式会社では石炭の輸送を野面の積場から笹尾川を下り、中間から堀川を通って、洞海湾に入り、若松港から荷揚げしていた。1908年(明治41年)になって香月線が開通したのであるが香月駅までの輸送手段は無かった。そこで木屋瀬炭鉱の輸送手段の近代化を計るべく鉄道建設を才賀がひきうけることになったのであった。 発起人7人のうち才賀を除く6名は才賀の拠点の一つである愛媛県松山市在住で本社も当初は松山市におかれた。工事は才賀電機商会が請負い、蒸気機関車も才賀電機商会が伊勢鉄道用に輸入したもののキャンセルされ保管していた車両を流用した。 | |
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@香月駅(かつきえき)は、かつて福岡県北九州市八幡西区大字香月にあった、日本国有鉄道(国鉄)香月線の駅(廃駅)である。なお当駅は北九州市内に存在したが、その中心駅である小倉駅へ出るにはいったん中間市・水巻町を経由しなければならない「飛び地駅」であったため、特定都区市内の対象からは外されていた。駅構造は廃止時は単式ホーム1面1線を持つ有人駅で、本線のほか機回し線を有した。 | |
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A筑豊鉱業鉄道の香月駅 - 木屋瀬駅間の廃線跡。軌道跡は道路に転用。 | |
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B筑豊鉱業鉄道の香月駅 - 木屋瀬駅間の廃線跡。軌道跡は道路に転用。 | |
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C筑豊鉱業鉄道の香月駅 - 木屋瀬駅間の廃線跡。軌道跡は道路に転用。 | |
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C楠橋駅(くすばしえき)は、福岡県北九州市八幡西区楠橋下方三丁目にある、筑豊電気鉄道筑豊電気鉄道線の駅である。構内に電車営業所と楠橋車庫が設置されている。駅番号はCK16。駅構造は相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。無人駅だが、そばに楠橋電車営業所と車両基地があり、営業所で忘れ物の受け取りや定期券・回数券などの購入ができる。乗務員の交代は当駅で行われる。 | |
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C筑豊電気鉄道3000形電車は、1988年から登場した筑豊電気鉄道の鉄道車両である。同社の主力車両。 | |
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D筑豊鉱業鉄道の木屋瀬駅跡。 | |
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E筑豊鉱業鉄道の木屋瀬駅 - 野面駅間の廃線跡。軌道跡は道路に転用。 | |
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F筑豊鉱業鉄道の木屋瀬駅 - 野面駅間の廃線跡。軌道跡は道路に転用。 | |
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G筑豊鉱業鉄道の木屋瀬駅 - 野面駅間の廃線跡。軌道跡は道路に転用。 | |
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H筑豊鉱業鉄道の木屋瀬駅 - 野面駅間の廃線跡。当初はここが終点かと思ったが違ったようだ。 | |
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