更新日時 2014年11月09日

 苅田港線:日本貨物鉄道日豊本線貨物支線(通称・苅田港線)。苅田港線(小波瀬西工大前 - 苅田港間)は日本では珍しい存在である連査閉塞装置を使用していた。また、小波瀬西工大前駅で機回しができないため、小倉駅方面行きの列車は前照灯を備えた車掌車(国鉄ヨ8000形貨車ヨ38000)を連結、車掌車を先頭にして当駅を発車していた。2005年1月末より貨物列車の運行がなくなっている。苅田港線は列車の運行がなくなっているが、運行終了後も九州運輸局に事業休止届けが出されず、踏切の一時停止義務が残っていた。踏切は生活道路のみならず、国道10号上にも存在することから渋滞の発生や追突事故の懸念(地元住民は列車がないことを知っているため一時停止をしないことがある)があり、沿線住民や地元企業等から苅田町を通じ、休止届出の要望が強く出されていた。そのためJR貨物は2008年11月ようやく事業休止届けを提出、2009年3月5日から21日にかけて踏切の撤去工事を行った。列車の運行がなくなった後も、苅田港駅構内の一部信号機が赤信号のまま点灯していたが2011年5月中旬に消灯した。
 @小波瀬西工大前駅(おばせにしこうだいまええき)は、福岡県京都郡苅田町大字新津にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。当駅から北東へ分岐する、苅田港貨物支線のために設置された信号場がその前身である。貨物支線には連査閉塞装置が使用されている。駅前には西日本工業大学や病院が存在し、付近は住宅も多く、朝夕の通勤時間帯には小倉方面を中心に利用客が多い。
 @小波瀬西工大前駅構造は駅構内東側(下り方向に向かって左側)に鉄筋コンクリート造の駅舎があり、駅舎寄りに単式ホーム1面1線、反対側に島式ホーム1面2線を配する。駅舎寄りの1番のりばを下り本線(行橋・中津方面)、一番外側の3番線を上り本線(小倉・下関方面)、中央の2番線を待避線(当駅で通過待ちを行う列車が停車)とする2面3線である。JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。簡易型自動改札機を備え、SUGOCAの利用が可能である。
A苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。
B苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。踏切跡にレールが残る。
C苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。与原踏切跡より撮影。
D苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。10号国労踏切跡より撮影。
E苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。踏切跡より撮影。
F苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。コンクリートの橋梁が残る。
G苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。2qポストが残る。
H苅田港線の小波瀬西工大前駅 - 苅田港駅間の廃線跡。
 I苅田港駅(かんだこうえき)は、福岡県京都郡苅田町殿川1丁目1番に所在する日本貨物鉄道日豊本線貨物支線(通称・苅田港線)の駅である。2005年1月末より貨物列車の運行がなくなっている。列車運行休止までは、コンテナホームが1面と荷役線が1本、側線があった。また駅の北側に向かって日立金属九州工場への専用線が伸び、この専用線にもコンテナ車が入線していた。1980年代までは、ホーム北側に南北2.5kmほどのヤード、20本ほどの営業仕分け線を持つ小規模な操車場があり、ここから九州電力苅田発電所や麻生セメント苅田工場、宇部興産苅田セメント工場、太平洋セメント(旧・日本セメント)苅田サービスステーション(既に閉鎖)など5社の専用線や、苅田港の石炭埠頭へ向かう桟橋線2本(内1本が国鉄、もう1本は福岡県営)や公共臨港線4本(すべて福岡県営)が分岐していた。
J苅田港線の苅田港駅から苅田港の石炭埠頭へ向かう桟橋線の廃線跡。
K苅田港線の苅田港駅から苅田港の石炭埠頭へ向かう桟橋線の廃線跡。
L苅田港線(桟橋線)の廃線跡。石炭積み込みの桟橋が2本有った。
M苅田港線の苅田港駅から宇部興産苅田セメント工場への専用線跡。
N苅田港線の苅田港駅から宇部興産苅田セメント工場への専用線跡。
 O苅田港線の苅田港駅から宇部興産苅田セメント工場への専用線跡。この先は宇部興産苅田セメント工場内。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
廃線探索 苅田港線