更新日時 2016年02月15日

 妻線(つません)は、かつて宮崎県宮崎郡佐土原町(現・宮崎市)の佐土原駅と同県西都市の杉安駅とを結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線(地方交通線)である。妻線は、宮崎駅に最初に乗り入れた鉄道である。宮崎駅へは現在の吉都線を経由して都城方面から官設鉄道(宮崎線)が延伸されるはずであったが、工事が遅れ、1913年に先に妻方面への宮崎県営鉄道が開業を果たしたものである。宮崎駅へは1916年10月に宮崎線が到達、県営鉄道も1917年9月に買収・国有化され、妻軽便線(つまけいべんせん。1922年に軽便鉄道法廃止により妻線に改称)となった。1920年9月には、宮崎本線の高鍋延長にともない、広瀬駅を移転して分岐駅とし、宮崎 - 広瀬間を妻軽便線から分離して宮崎本線に編入した。1922年8月には妻 - 杉安間が開業し、全通した。1944年には、末端部の妻 - 杉安間が不要不急線として休止となったが、1947年に復活している。1980年の国鉄再建法施行にともない第1次特定地方交通線に指定され、1984年に全線が廃止された。
日本国有鉄道 妻線(廃線)
佐土原駅 - 西佐土原駅 - 黒生野駅 - 妻駅 - 穂北駅 - 杉安駅
 @佐土原駅(さどわらえき)は、宮崎県宮崎市佐土原町下田島にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)日豊本線の駅である。
 @佐土原駅構造は駅舎に接した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する地上駅で、ホーム間の連絡には跨線橋を使う。主に島式ホーム(2・3番線)を使用するが、当駅始発・終着の気動車列車は単式ホーム(1番線)を使用する(1番線はかつて妻線が使用していたが、現在は車止めが設置されており延岡方面へ進むことはできない)。JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で、易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの利用可能エリア(宮崎エリア)は当駅までで、高鍋駅・延岡駅方面へは利用できない。
A妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。梅小路踏切より撮影。隣のレールは現役の日豊本線。
B妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。原踏切より撮影。。
C妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。
D妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。廃線跡を道路に転用が進んでいる。
E妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。廃線跡を道路に転用が進んでいる。
F妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
G妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
H妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。旧国鉄の境界杭が残る。
I妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
J妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。廃線跡は現場事務所方面へ行き痕跡が無くなる。
K妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。再び廃線跡が現れガーター橋が残る。
L妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。築堤が残る。
M妻線の佐土原駅 - 西佐土原駅間の廃線跡。この先廃線跡は道路に転用。
 N西佐土原駅(にしさどわらえき)は、かつて宮崎県宮崎郡佐土原町(現・宮崎市)大字上田島にあった、日本国有鉄道(国鉄)妻線の駅(廃駅)である。西佐土原駅構造は廃止時は単式ホーム1面1線を持つ委託駅であった。
O妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。この先廃線跡と解る場所が残る。
P妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。
P妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。煉瓦橋台が残りガーター橋が捨ててある。
Q妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。この先廃線跡は遊歩道に転用されている。
R妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
S妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
@妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
A妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
B妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。三財川を渡る濁川橋に車輪のモニュメントが残る。
C妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
D妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
E妻線の西佐土原駅 - 黒生野駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
 F黒生野駅(くろうのえき)は、かつて宮崎県西都市大字岡富にあった、日本国有鉄道(国鉄)妻線の駅(廃駅)である。駅構造は廃止時は単式ホーム1面1線を持つ無人駅であった。
F黒生野駅跡に駅銘板とレールのモニュメントが残る。
F妻駅のC-56蒸気機関車。 F当時の黒生野駅。
G妻線の黒生野駅 - 妻駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
H妻線の黒生野駅 - 妻駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
I妻線の黒生野駅 - 妻駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
J妻線の黒生野駅 - 妻駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
K妻線の黒生野駅 - 妻駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
L妻線の黒生野駅 - 妻駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
 M妻駅(つまえき)は、かつて宮崎県西都市大字妻にあった、日本国有鉄道(国鉄)妻線の駅(廃駅)である。駅構造は廃止時は島式ホーム1面の片側のみを使用する1線を持つ委託駅であったが、列車行き違い設備は温存されていた。駅に隣接して国鉄バス妻自動車営業所があり、日肥線が湯前線湯前駅までを結んでいた。
N妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。廃線跡は細長い駐車場に転用されている。
O妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。細長い駐車場はここまで。再び遊歩道になっている。
P妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
Q妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
R妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
S妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
@妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
A妻線の妻駅 - 穂北駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
 B穂北駅(ほきたえき)は、かつて宮崎県西都市大字南方にあった、日本国有鉄道(国鉄)妻線の駅(廃駅)である。駅構造は廃止時は単式ホーム1面1線を持つ業務委託駅であった。
C妻線の穂北駅 - 杉安駅間の廃線跡。廃線跡は遊歩道に転用されている。
D妻線の穂北駅 - 杉安駅間の廃線跡。遊歩道はここまで。
E妻線の穂北駅 - 杉安駅間の廃線跡。砂利道が廃線跡。
F妻線の穂北駅 - 杉安駅間の廃線跡。砂利道が廃線跡。
G妻線の穂北駅 - 杉安駅間の廃線跡。砂利道が廃線跡。
H妻線の穂北駅 - 杉安駅間の廃線跡。砂利道が廃線跡。
I妻線の穂北駅 - 杉安駅間の廃線跡。砂利道が廃線跡。
 J杉安駅(すぎやすえき)は、かつて宮崎県西都市大字南方にあった、日本国有鉄道(国鉄)妻線の駅(廃駅)で、同線の終着駅であった。
J杉安駅跡に旧国鉄の境界杭が残る。
J杉安駅構造は廃止時は単式ホーム1面1線を持つ無人駅で、本線の他に機回し線を有した。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『宮崎市・西都市』を掲載」
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