廃線探索 西濃鉄道昼飯線

更新日時 2011年06月20日

 西濃鉄道昼飯線(ひるいせん)は、岐阜県大垣市の美濃赤坂駅から昼飯駅までを結んでいた西濃鉄道の鉄道路線。市橋線と同じく東海道本線の通称美濃赤坂支線の美濃赤坂駅を起点とする貨物線。美濃赤坂駅構内の大垣方から分岐している。途中駅の美濃大久保駅はスイッチバック式の配線になっている。敷設目的である石灰石輸送もトラック輸送への切り替えが進み、1990年頃から昼飯線各駅からの出荷はない。列車は既に運行されなくなり踏切は線路へ侵入できないよう閉鎖されているが、レールは剥されずに残存している。2006年(平成18年)年度 - 全線廃止。
駅一覧
美濃赤坂駅 (0.0km) - 美濃大久保駅 (1.1km) - 昼飯駅 (1.9km)
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 @美濃赤坂駅(みのあかさかえき)は、岐阜県大垣市赤坂町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・西濃鉄道の駅である。付近の金生山が石灰石を産出するため、美濃赤坂駅は石灰石輸送の中継地点となっており、1日2〜3本貨物列車が発着している。
 @美濃赤坂駅構造は単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームに隣接する線路が美濃赤坂駅の本線となっている。また付属する機回し線が現存している。ホームは駅構内の西端にあり、その北端に駅舎が置かれている。旅客駅としては大垣駅が管理する無人駅で、隣の荒尾駅と同様にTOICA導入は見送られている。自動券売機は設置されていない。ただし、当駅を発着する列車はワンマン運転を行っていないため、電車は当駅に着くと車掌が切符を回収し、発車後に車掌が切符を発券する。副本線は7番線と機回し線隣の2番線の2線。7番線は貨物列車の着発線で、ここに市橋線が接続している。この他、駅構内には複数の側線があり、貨車留置などに使用されていた。2番線東隣の3番線には貨物ホームが設置されているが、現在では鉄道貨物の積み下ろし作業は行われていない。一部が西濃鉄道運輸のコンテナ留置場として使用されている。構内南側には西濃鉄道の機関区が設置されている。かつて駅東側の矢橋大理石工場へ続く専用線も存在し、レールはそのまま残されている。なお、分岐器操作などの駅業務はJR東海より委託された西濃鉄道が行っている。
A西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。
B西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。極楽橋の跨線橋より。
B西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。極楽橋の跨線橋。
C西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。
D西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。踏切の保線小屋が残る。
D西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。
E西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。
F西濃鉄道昼飯線の美濃赤坂駅 - 美濃大久保駅間の廃線跡。
 G西濃鉄道昼飯線の美濃大久保駅(みのおおくぼえき)は、かつて岐阜県大垣市赤坂町の西濃鉄道昼飯線上にあった駅である。貨物駅であり、石灰石輸送が行なわれていた。
 G西濃鉄道昼飯線の美濃大久保駅はスイッチバック構造であり、駅構内は本線と2本の側線で構成されていた。隣接して古田石灰があり、石灰石の積み込みが行われていた。美濃赤坂駅方面からの貨物列車は、貨車を機関車が押し、美濃大久保駅で方向を換え機関車が貨車を牽引していた。逆に昼飯駅からの貨物列車は、貨車を機関車が押し、美濃大久保駅で方向を換え機関車が貨車を牽引していた。貨物列車の設定がなくなってからは、当時西濃鉄道が受託していた廃貨車の解体のため構内に多数の貨車が留置されていた。
E西濃鉄道昼飯線の美濃大久保駅 - 昼飯駅間の廃線跡。
H西濃鉄道昼飯線の美濃大久保駅 - 昼飯駅間の廃線跡。
I西濃鉄道昼飯線の美濃大久保駅 - 昼飯駅間の廃線跡。
J西濃鉄道昼飯線の美濃大久保駅 - 昼飯駅間の廃線跡。
J河合石灰工業。
J西濃鉄道昼飯線の美濃大久保駅 - 昼飯駅間の廃線跡。
 K昼飯駅(ひるいえき)は、かつて岐阜県大垣市昼飯町の西濃鉄道昼飯線上にあった駅である。貨物駅であり、石灰石輸送が行なわれていた。駅構内は本線と5本の側線で構成されていた。隣接して古田石灰、上田石灰、河合石灰があり、石灰石の積み込みが行われていた。この駅から石灰石の採掘場への専用線(鉱山鉄道)が存在した。この専用線は西濃鉄道の線ではなく、各石灰石関連の会社専用であり、線路幅610mm、蓄電池機関車で運行されていた。左写真右奥が昼飯駅駅舎。
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