廃線探索 丹那トンネル工事用軌道

更新日時 2013年01月07日

 丹那トンネル工事用軌道:三島口の坑門は海抜約70mの高さがあり、三島町から修善寺温泉に通う駿豆鐵道の大場駅から鉄道を引くのが最も便利なことから最初は1/40勾配、762mmゲージの軽便鉄道を引いて材料を坑門まで上げました。その鉄道は後に1,067mmの本線並みに改築しました。延長は7.8qでした。丹那トンネルは東海道本線の熱海駅〜函南駅間にある複線規格のトンネルで、総延長7,804m、1934年(昭和9年)開通。完成当時は鉄道用複線トンネルとしては日本最長だった。1925年(大正14年)の完成予定で着工され、鉄道院は設計、監督にあたり、工事作業は民間企業に委託されることが決定し、鹿島組と鉄道工業会社がそれぞれ三島口、熱海口から掘削を開始した。工事の環境は三島口の方が良く、どちらが請け負うかもめたため、くじ引きで決定した。建設現場に電力供給が行われるようになったのは1921年(大正10年)の三島口への火力発電所建設による。照明が電灯に切り替えられたほか、牛馬に頼っていた余土輸送にも電気機関車が利用されることになった。また大戦景気の反動で大不況となり電力需要が減少した富士水電からの電力販売の申し出もあり、火力発電所は停電対策用とし通常の電力は価格面で有利な富士水電からの供給を受けるようになった。
 @大場駅(だいばえき)は、静岡県三島市大場にある伊豆箱根鉄道駿豆線の駅である。特急踊り子の停車駅。駅構造は単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)を有する地上駅。
A丹那トンネル工事用軌道の大場駅の資材積み下ろし場所跡。現在はコーポラス台場になっている。
 B丹那トンネル工事用軌道は道路の南側を通っていたと思われる。この菊川は1948年の航空写真にも写っているので、この部分には橋が架かっていたと思われる。
C丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。セブンイレブンの駐車場が廃線跡。
D丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。痕跡は全く見当たらない。
E丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。新しい道路を建設中。
F丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。左写真道路左側の木の生えている場所が廃線跡と思われる。
G丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。道路部分が廃線跡と思われる。
H丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。道路部分と民家の間が廃線跡と思われる。
I丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。県道135号線から右に入る道が廃線跡。
J丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。
K丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。この道は地元のおばさんが軽便道と言っていた。
L丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。
M丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。
N丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。
O丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。
P丹那トンネル工事用軌道の廃線跡。
P丹那トンネル工事用軌道の終点付近。
P丹那トンネル手前の函南構内。
P丹那トンネル工事殉職者慰霊碑。鹿島建設の手により整備されている。
丹那トンネルの函南側の坑口。
丹那トンネル掘鑿のズリは谷を埋めて築堤に使われた。
Q丹那トンネル工事用軌道発電所支線の廃線跡。
R丹那トンネル工事用軌道発電所支線の廃線跡。最大の遺構の橋台が残る。
S丹那トンネル工事用軌道発電所支線の廃線跡。大竹発電所跡地は駐車場になっている。
大竹火力発電所と三島口工事現場全景。(矢印は丹那トンネル坑口)
戻る Copyright (C) 2008-2017 hotetu.net All Rights Reserved
外部から直接リンクで飛んできた方は右ホームページリンクへ http://www.hotetu.net/ 歩鉄の達人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 土木学会図書館 戦前土木名著100書 『丹那トンネルの話』(No. 91)『丹那隧道工事誌』(No.93)