更新日時 2009年10月23日

 札幌市交通資料館(さっぽろしこうつうしりょうかん)は札幌市交通局の外郭団体である札幌市交通事業振興公社が運営する鉄道保存展示施設で、北海道札幌市南区にある南北線自衛隊前駅の南側高架下に設けられている。屋外では過去に札幌市を走っていた地下鉄・市電・バス(札幌市営バスが中心)車両の保存・展示があり、屋内では市営交通年表や路線変更図、未来図、写真、昔の運転手の制服、電車系統板、パンチ、レールなどの部品等、馬鉄、電車、地下鉄などの模型、札幌市内交通機関の各乗車券等、その他各資料を展示しているほか、グッズ類の販売も行っている。
 自衛隊前駅(じえいたいまええき)は、北海道札幌市南区澄川4条7丁目にある、札幌市営地下鉄南北線の南の終点、真駒内駅のひとつ手前の駅である。駅番号はN15。1959年から1969年には、この駅より北に定山渓鉄道の慈恵学園停留所があった。
自衛隊前駅から交通資料館へ行く道。  交通資料館の開館日は、5月2日(土)から9月27日(日)までの土・日・祝日と、小学校の夏休み期間中(7月25日から8月18日までは毎日)当日は平日なので休みです。
■乗合自動車(マイクロ型バス)
 このマイクロバスは、1963(昭和38)年膨張する郊外及び山間地域の輸送需要に対応するため定員27人乗りの小型バス4台を購入して営業したのがはじまりです。
 以後随時増車し、在籍23台をもって各方面の輸送に活躍していたが郊外道路の拡幅整備などにより、昭和49年3月この種のバスはすべて姿を消しました。
■乗合自動車(ボンネット型バス)
 ノスタルジックな風貌が愛らしいボンネット型バスは、1955(昭和30)年5月に、一般市内路線用バスとして登場し、定員62人乗りで市民の足として活躍しました。
 後にサービスカーに改造してしばらくの間使用されましたが老朽化により39年に廃車となりました。
■すずかけ
 1967(昭和42)年10月本市高速電車第4次試験車両として製作し、1969(昭和44)年8月まで札苗試験場(線路長676m)において約50,000kmを走行し、本市高速電車開発のための基礎資料を得ました。なお、本車両の走行装置、制御装置、制動装置等は南北車両とほぼ同一です。
■Tc1(鋼製2軸ボギー電動客車)
 1961(昭和36)年にラッシュ対策として登場した2両連結試作車です。ラッシュ時はM101と連結し、日中はM101のみで単独運転できる構造とした通称「親子電車」とよばれていました。このため運転台は片側のみで、M101と連結する面はジャンパ連結栓が目立っているのが特徴です。
■A801+A802(鋼製2連節電動客車)
 1963(昭和38)年、大量輸送対応として登場した北海道初の連接車です。同型車は計3編成の陣容となり、その後札幌市電の連接車は総計13編成26両まで増加しました。車両番号の頭にあるAはArticulate(連接)の略です。
■D1041(鋼製2軸ボギー内燃動車)
 札幌市電は全国で唯一、低床式の路面ディーゼル動車が走っていました。 架線を張らず非電化で軌道の新線を敷説する計画は昭和30年代に始まり、1958(昭和33)年には試作車(D1001)を導入しました。以降、路面ディーゼル動車は鉄北線(札幌駅前〜新琴似駅前 1974年全廃)の延心部を非電化で延長した際に随時装備され、1964(昭和39)年までに16両を保有しました。1967(昭和42)年の鉄北線電化後、12両は電車に改造されたD1041を含む4両は改造されず廃車されました。
■321(鋼製2軸ボギー電動客車)
 1957(昭和32)年に7両が登場した新型ボギー車です。札幌市電独特の流線型はこの形式から始まりました。ドアエンジン、蛍光灯、Zパンダグラフを搭載し、軽量台車に弾性車輪を装備するなど、当時の心機軸が随所に導入されました。
■601(半鋼製2軸ボギー電動客車)
 戦後の復興とともに増大する需要に対応するため、1949(昭和24)年から3年間に20両が製造されました。 1971(昭和46)年の廃車まで、もっとも長い間札幌市民に親しまれた路面電車です。
■南北線営業第1号車(アルミニウム合金製片連接電動制御客車)この電車は、世界で初のゴムタイヤを使用した案内軌条式車両の実用1号車です。昭和45年8月に試験車として真駒内の教習線に搬入され、高架部分で行った試験結果を量産車両に反映すると共に、昭和60年3月の廃車まで100万キロを超える営業運転で市民に親しまれてきた先駆的車両です。乗心地の向上と騒音の防止を主眼に空気入りゴムタイヤを採用したもので、この特徴を充分活かすようタイヤ負荷と走行抵抗減少のため特に軽量化を計っており、車体は大型押出し形材の組合せで構成した全軽合金製で、前頭形状、大きい側窓等に特徴をもっています。この種の車両は南北線用として160両製作され、この技術を基礎として東西線では大型ボギー車が開発されました。
■雪11(ブラウ式2軸電動除雪車)1958(昭和33)年に木造車を改造したプラウ(雪かき)式除雪車です。鉄製の片羽は進行方向左側に除雪するよう、左右逆方向の羽を備えています。1974(昭和49)年5月に廃車となりました。
■はるにれ(高速電車第3次試験車)
 1965(昭和40)年11月、ゴムタイヤを使用した案内軌条式電車開発のために製造された試験車です。V型直列8気筒ガソリンエンジン2台を動力源としています。札苗試験場(線路延長676m)で高速試験と冬季試験が実施され、この試験結果をもとに大型の第4次試験車「すずかけ」が製造されました。
■雪8(ブルーム式2軸電動除雪車)
 除雪用ブラシの材料が竹のササラであることから「ササラ電車」の愛称で親しまれる除雪車です。ササラ電車は、当時の札幌電気軌道が1922(大正11)年に考案した排雪電車に端を発します。ブラシの角度は45度に設定されています。
■DSB1(ブルーム式2軸内燃除雪車)
 1961(昭和36)年に製造されたブルーム式ディーゼル除雪車です。非電化区間があった鉄北線の除雪に活躍しましたが、1971(昭和46)年10月に廃車となりました。
 自衛隊の装甲車。交通資料館の展示物では有りません(笑)
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