更新日時 2015年12月30日

尾小屋鉱山資料館
 尾小屋鉱山資料館が旧尾小屋鉱山跡にもうけられており鉱山関連資料などが展示、併設の小松市立「ポッポ汽車展示館」には鉱山鉄道として敷設された尾小屋鉄道の保存車などが、保存・陳列されている。尾小屋鉱山とは、かつて石川県小松市尾小屋町に存在していた銅山である。江戸時代から、試験的に金の採掘がなされてきた。天和2年(1682年)頃は金山として金が採掘され、その後廃山となったが、宝永年間(1704年-1710年)に再び金の採掘が行われた。しかし、金山としては品位が低く、盛業にはいたらなかった。金山としては注目されなかった尾小屋鉱山だが、明治以降に銅山として脚光を浴びるようになる。1880年(明治13年)に加賀藩の家老であった横山家が経営に加わり、銅山としての試掘を開始。1886年(明治19年)に銅鉱石の新鉱脈が発見されてから隆盛期を迎える。1896年(明治29年)洪水を機に坑内の施設を近代的なものに変え、1903年(明治36年)には銅生産量が1,000tを超えた。その後、1920年(大正9年)の2度のストライキを経験するなど労働争議が頻発し、1931年(昭和6年)には経営が行き詰まる。鉱山は日本鉱業の手に渡った後、1962年(昭和37年)には北陸鉱山(日本鉱業の関連会社)へと再三経営者が変わり、1971年(昭和46年)閉山された。
 5号蒸気機関車:公式には1949年3月立山重工業製14.5t C型飽和式タンク式蒸気機関車(制動装置:蒸気制動・手用)。C155とも。地方鉄道向けのものとしては最後の日本製蒸気機関車となった。末期にはファン・トリップで走る程度ではあったが、車籍は路線廃止時まで残されていた。1972年には三重県の長島温泉遊園地の「長島温泉SLランド」にハフ1・2とともに貸し出されて走行したこともある。廃線後は石川県立尾小屋鉱山資料館改め小松市立ポッポ汽車展示館で保存されている。
 ハフ1型:1918年名古屋電車製作所製の木造2軸客車。ハフ1 - 3の3両が在籍していたが、ハフ3は1967年に車軸が折れたため先行して廃車された。廃線まで残存したハフ1は廃線後も石川県立尾小屋鉱山資料館で保存されている。
 気動車キハ3:1949年6月汽車製造会社東京製作所製の機械式ディーゼル動車。汽車製造製としては戦後唯一の私鉄向け762mm軌間用気動車である。エンジンとしていすゞDA45を搭載し、1台車2軸駆動で、第1動軸と第2動軸はチェーンで結ばれている。前身は遠州鉄道奥山線キハ1803で、1964年11月1日の同線廃止後譲受し、塗装を変更の上で切抜文字の車号"180"の部分を塗りつぶし、上部に「キハ」の文字を塗装で追加して使用していた。尾小屋での竣工後しばらくはDA45搭載のままで使用されていたが、これも床中央部を大きく持ち上げて民生ディーゼルUD3に機関を換装している。廃線後は石川県立尾小屋鉱山資料館改め小松市立ポッポ汽車展示館で動態保存されている。なお、車番は片側の正面だけ遠鉄時代の1803に戻されている。2012年に遠州鉄道発足70周年記念事業として、塗装を奥山線時代のマルーン1色に変更している。
尾小屋鉱山資料館。 尾小屋鉱山の当時の写真。
<閃亜鉛鉱>(せんあえんこう) <黄銅鉱>(おうどうこう)
<硫化鉄鉱>(りゅうかてっこう) <方鉛鉱>(ほうえんこう)
世界の鉱物。
世界の鉱物。
世界の鉱物。
ドリル。 岩石の分類。
世界の鉱物。
世界の鉱物。
世界の鉱物。
世界の鉱物。
磁鉄鉱。 輝銀鉱。
黄銅鉱。 方鉛鉱。
ボーキサイト。 すず石。
黄銅鉱。 方鉛鉱。
閃亜鉛鉱。 硫化鉄鉱。
尾小屋鉱山の当時の写真。 尾小屋鉱山軌道
尾小屋鉱山地質図。
岩石の標本。
岩石の標本。
岩石の標本。
岩石の標本。
含銅重晶石。 方解石・黄鉄鉱。
岩石の標本。
岩石の標本。
岩石の標本。
岩石の標本。
岩石の標本。
岩石の標本。
鉱山の機器。 導火線ハサミ。
尾小屋鉱山軌道 選鉱。
製錬。
゚煉瓦。亀甲゚は尾小屋鉱山特有の゚煉瓦。
アノード。 鉱石の標本。
鉱石の標本。 輸送。
尾小屋鉄道の切符。 蒸気機関車のプレート。
六角形の亀甲゚が実際に使用されている。
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