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更新日時 2017年03月06日

近代建築写真集
 日本建築史では、戦前に建てられた建築物のうち、西洋の建築様式や技術を用いた建築物や、西洋風の意匠を取り入れた建築物を指す。この場合、戦前に建てられた和風建築を「近代和風建築」と呼ぶ例もある。世界的に建築史の用語として、近代建築運動の理念に基づいて建てられた建築物を指す(Modern Architecture)。上記1や2との混同を避けるために「モダニズム建築」(近代主義建築)と呼ぶことが多い。一方で、第二次世界大戦後に建てられた建築物は「現代建築」と呼ぶことが多い。
旧唐津銀行本店:その誕生は、東京駅を生んだ唐津出身の建築家「辰野金吾」が、唐津近代産業の牽引役であった藩校の同級生「大島小太郎」より依頼を受けたことから始まる。建築家として最盛期を迎えていた辰野は、永年の夢であった国家プロジェクト「東京駅」設計工事の真っ只中であったため、唐津銀行の設計を愛弟子の「田中実」に委ねた。田中は、師匠の故郷であることに配慮し、建築全体のデザインには典型的な「辰野式」を採用するとともに、「建築家田中実」として赤レンガ調タイル等を用いた独自のデザインを取り入れた。
工事中 1
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