更新日時 2014年10月21日

 池島炭鉱軌道:池島炭鉱(いけしまたんこう)は、西彼杵半島の西沖合約7kmにある周囲約4kmの池島(長崎県長崎市、旧外海町)周辺の海底に広がる炭鉱で九州最後の炭坑の島でもある。三井松島産業の子会社である松島炭鉱により、1959年より出炭が始まり、のちに閉山後の松島に建設された電源開発(J-POWER)の石炭火力発電所に石炭を供給した。隣接地での旺盛な需要により石炭の採掘は1980〜90年代にかけても進められ、最盛期の1985年には150万トンを越える石炭が採掘された。1990年代には鉱区約35,500ha、坑道の総延長距離が約96kmに達し、炭鉱マンの移動時間の短縮のために人車の軌道が改良され、ドイツ製の高速人車(通称「女神号慈海」)も導入された。しかし、その後は炭鉱内での事故が相次いで発生、さらに1998年の電力自由化によって池島の石炭は安価な海外炭に押されるようになり2001年11月に閉山。当時約2,500人いた従業員はすべて解雇された。操業開始から閉山までの出炭量は4,400万トンである。
長崎県西海市の瀬戸港から池島炭鉱へのフェリーが出ています。
西海沿岸商船のフェリーかしま。
@池島港のフェリーターミナル。
 A池島炭鉱の見学ツアーに参加しました。予約が必要で2600円。午前のコースは最初に池島開発総合センターにて炭鉱概要の説明を受けてビデオを見ます。
 Bビデオを見た後は車で島内の見学です。池島発電所跡です。池島炭鉱はこの電源開発(J-POWER)の石炭火力発電所に石炭を供給していました。池島発電所は昭和42年(1967年)に完成しました。選炭過程で生じた微粉炭を燃料に使用していました。出力は8,600KWでボイラーの廃熱を利用して、海水を淡水化する造水装置も設置し1日に2,650トンの飲料水を造り、池島島内の需要をまかなっておりました。池島炭鉱閉山後の平成14年3月に廃止になりました。
Cボーリング場跡。 C消防署。
D長崎市設池島総合食料品小売センター。 D長崎市立池島小中学校。
E池島炭鉱の当時のアパート。現在は廃墟となっている。
E池島炭鉱の当時のアパート。現在は廃墟となっている。
F池島の竪坑と女神像(慈海)
G池島炭鉱の当時のアパート。 Gアパートから竪坑へは歩いて行ける。
G池島炭鉱の当時のアパート。アパートは上階のブリッジで繋がっている。
H池島は移動スーパーミューズ1号で生鮮品を売りに来ている。
I池島の竪坑と作業場。雑草が生えていて当時活況があったとは思えない状況。
Jこの辺はまだ稼働しているようだ。
K石炭の積み込み設備。
L石炭の積み込み設備。
M石炭の積み込み設備。
N観光用に残されたトロッコ軌道。
A池島島内を見学の後は池島開発総合センターにて炭鉱弁当です。お茶付き800円。
A池島開発総合センター前の風景です。これからトロッコに乗車です。
L観光用のトロッコです。これに乗って坑内へ入ります。
L鉱車に積まれた石炭です。
Lトロッコの展示品です。
 L大きな岩は「松岩」です。石炭ではありません。他の鉱山では「玉石」とも言います。採炭・掘進切羽で石炭原石の層にみられ固く・重く(石炭は比較的に軽い)燃えない。この松岩は採炭機械(ドラムカッター)などでも採掘が困難と判断して発破で取り出した。この松岩は屋外に置いても12年以上を経ても風化していません。石炭は屋外に放置すると崩れてきてしまいます。右写真は松石と石炭の重さの違いを体験しています。
LBLに乗って記念撮影です。 L先頭の人車に乗り撮影。ユーチューブリンク
M池島炭鉱の見学坑道に着きました。
M炭鉱の設備類。 M池島のボーリング調査の土質サンプルです。
M炭鉱の設備類の説明を受けています。九州は湿度が高く静電気の発生が少ないそうです。
M池島炭鉱はテレビの撮影も多数来ているようです。
M池島の名前の由来の鏡ヶ池(当時)の写真と池島港掘削の様子。
M高速人車女神号慈海です(当時の写真) Mこれから歩いて坑内を見学です。
M池島炭鉱の設備類です。現在は使われていません。
Mガス検知警報類です。これも現在は稼働していません。
M池島炭鉱の坑道内の様子です。
M採炭の研修に使われた坑道です。現在は海外で研修を行っているため使われていません。
Mドラムカッターです。水圧で動きます。
M坑道内の様子。 M石炭の原石です。
Mエアー削岩機の体験です。 Mエアーマントの体験です。
M屋外に出る斜坑です。下を見ると急な角度が解ります。
M黒電話がまだありました。 M坑道内の様子。
 M坑内坑道密閉研修箇所。石炭採掘の後・不要の坑道を閉じる時はこのような型枠を造り、発電所の燃料から出る灰(フライアッシュ)約90%とセメント約10%を混合した水を注入して水分のみを除去して人工壁をつくる。密閉奥の状況を定期的に測定・把握する為に測定パイプ等も設置しておく。完成後は係の人が巡回、測定を定期的に行い記録簿に記載、保管する。異常が認められる時には、即報告をし指示を受け処置をする。密閉内の、撤去できる機器等は買い収するが坑道の鋼枠は殆ど残る。
M坑道内の様子。 M炭鉱内の非常用機器。
M池島炭鉱内は自前のガス検知機が鳴ったので確認すると一酸化炭素濃度が20ppmあった。
帰りの飛行機の中でもバックに入れたまま電源を切り忘れ、上空で低酸素の警報が鳴り響いていた。
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