更新日時 2015年02月23日

 吉岡銅山軌道笹畝坑道:吉岡銅山 笹畝坑道(よしおかどうざん ささうねこうどう)は岡山県高梁市にある吹屋銅山の観光用の坑道。江戸時代は日本6大銅山の一つに数えられベンガラの産地として繁栄した吹屋銅山の構成要素であった銅山の坑道と採掘現場の遺構である。807年(大同2年)の発見と伝える歴史ある銅山の町「吹屋」が1977年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されたのを受けて、吹屋銅山の保全のための事業として1978年より、銅山坑口の一つで1972年の閉山まで黄銅鉱・磁硫鉄鉱を産出していた笹畝坑道の整備が開始され、1979年11月に一般公開された。アップダウンが多く変化にとんだ坑道の整備部分延長は320メートルに及ぶ。見学者はヘルメット装着の上、徒歩で坑道内を移動する。坑道の一部は、アルコール飲料の長期熟成に使用されている。
@吉岡銅山笹畝坑道に行く道は1月中旬で雪が残りノーマルタイヤでなんとか走りきりました。
 @江戸時代の採掘は手堀で、鉱区も小範囲であったが、坑内の排水が非常に困難であり水抜き坑道を堀抜いた時期が繁栄していた。明治以降三菱金属(株)の経営となり、付近の小山を吸収合併し、自家発電所を設け、削岩機を使い製錬等の作業を機械化し日本で、初めて洋式溶鉱炉を造り、日本三大鉱山の一つとなった。この鉱山は笹畝(ささうね)と称し、支山(しざん)であったが、後年は地下で本鉱道(坂本)と連結している。ここでは、黄銅鉱、硫化鉄鉱が産出し特に江戸時代にはこの地から馬の背に乗せて成羽町下原の総門まで運ばれ、高瀬舟により玉島まで行き海路を利用し大阪の銅役所へ運ばれた。
@受付の事務所内に磁硫鉄鋼と黄銅鉱が飾られている。
 @高梁市のホームページでは9時から開館と書いてありましたが、冬場12月1日〜3月31日迄は10時開館で、現地で1時間ほど待ちました。
@受付のおじさんが最初に坑内を点検するため、同伴して9時35分には入らせてもらいました。
@坑内の軌道跡を利用して、レールとレールの間にコンクリートを流して歩廊にしています。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内の閉塞坑道。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。鉱水が垂れ落ちている場所は養生されています。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。銅のイオンを含んだ鉱水が青緑色になっています。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。閉塞された坑道。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。銅のイオンを含んだ鉱水が青緑色になっています。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。トロッコ台車の残骸が残る。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内閉塞坑道。2番鉱の坑道7m先にある。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。レール枕木もそのまま残る。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。観光鉱山によくある人形。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。観光鉱山によくある人形。
 @笹畝鉱山の地質は粘板岩及び石英ひん岩で、これが井ノ辻山を構成している。井ノ辻山の北山麓が当鉱山で、粘板岩及び粘板岩が変質した輝石岩「ホルンフェルス」が発達している。鉱床の上盤は石英ひん岩、下盤は輝石岩である。樋石(ひせき)は輝石角閃岩(かくせんせき)石榴石(ざくろいし)鉱石は黄銅鉱及び少量の磁硫鉄鋼(硫化鉄鉱)があり、鉱石は角閃石に斑点状或は、鉱染状をなして含まれており含有量は3%程度である。本鉱床は石英ひん岩と粘板岩との接触鉱床に属して接触面に沿って堀下ったり掘り進んで多量の黄銅鉱を産出している。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。出口は後方の上部へ。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。斜坑があるが、フェンスで区切られている。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。木柵で閉鎖された坑道。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。鉱山跡では長期熟成酒が貯蔵されている。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。
@黄銅鉱。 @磁硫鉄鋼。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。急な階段を登り出口へ。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道内。出口へ続く坑道。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道出口。
@吉岡銅山軌道笹畝坑道出口は入口から30mぐら上にある。
@吉岡銅山笹畝鉱山の樋石鉱石の露出(露頭)
 C吉岡銅山跡の案内板。この先急な下り坂で、ノーマルタイヤでは下ったら登れない可能性が有り、こちらから下るのは諦めた。
D吉岡銅山の沈殿池跡。
D吉岡銅山の沈殿池跡。
D吉岡銅山の選鉱場跡。
D吉岡銅山の選鉱場跡。 D吉岡銅山の製錬所跡。
D吉岡銅山の何かの施設?
D吉岡銅山の何かの施設?最初は斜坑かと思ったが奥まで貫通している。
D吉岡銅山のズリ捨て山。 D吉岡銅山。
D吉岡銅山の廃屋。ポットが残り生活の痕跡が残る。
D吉岡銅山の何かの施設。
D吉岡銅山の坑口?今回はここまで。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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