更新日時 2024年05月15日

今井本庫鉱山
 今井本庫鉱山:今井本庫鉱山の銅・鉛・亜鉛鉱床は、北見国枝幸郡歌登村字志美宇丹に位置する。地質は変朽安山岩・日高古生層・安山岩・流紋岩などから構成され、鉱床は変朽安山岩中に賦存する。鉱床は浅熱水性裂擁充填型の鉱脈群からなり、EW系とN50°E系の2系統のものがある。この2系統の脈の交叉する場所に特殊な塊状鉱体ができている。鉱石は一般の鉱脈の場合には、黄鉄鉱・黄銅鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱および石英などからなる「ガリ鉱」であるが、上記の特殊な塊状鉱体の場合は、方鉛鉱・閃亜鉛鉱の密集塊で、いわゆる「ムク鉱」を形成する。昭和18年に今井作治の所有となつてから、三和鉱業株式会社を起し、これを鉱業権者とし、銅・鉛・亜鉛を対象として、労務者30数名により操業にとりかかったが、まもなく終戦となり休山した。戦後まもなく再開し、昭和22年に文珠坑の鉱石を中外鉱業村上製錬所および三菱鉱業細倉鉱業所へ、それぞれ50tづつ送つたが、交通不便のためその後の送鉱を中止した。昭和27年から翌年にかけて鉱区内の一部に電気探鉱が行われ、二股坑鉱脈・平安坑鉱脈・一号露頭鉱脈など新しい鉱床が発見された。
@今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
@今井本庫鉱山の排水処理施設関連建物。
@今井本庫鉱山の排水処理施設関連建物。
@今井本庫鉱山の排水処理又は積雪等の天候調査機器?
A今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
A今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
B今井本庫鉱山の坑口へ向かう鉱山道路。配管は鉱山の廃水。
C今井本庫鉱山の二股坑口へ向かう鉱山道路。
C函岳林道看板。
C今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
C鉱山の廃水をこの池で処理している。YouTube動画リンク
C今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
C今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
C今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
C今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
C今井本庫鉱山の排水処理沈殿池。
D今井本庫鉱山の坑口へ向かう鉱山道路から沈殿池方向を見る。
D今井本庫鉱山の坑口へ向かう鉱山道路。
E今井本庫鉱山の坑口へ向かう鉱山道路。
F今井本庫鉱山の坑口へ向かう鉱山道路。
G今井本庫鉱山の坑口へ向かう鉱山道路。
H今井本庫鉱山の坑口へ向かう鉱山道路。坑口の詳細は北の細道本庫鉱山を見て下さい。
I今井本庫鉱山の坑口がこの辺にいくつかある。
I今井本庫鉱山の坑口がこの辺にいくつかある。
J今井本庫鉱山の坑口がこの辺にいくつかある。
K今井本庫鉱山の坑口がこの辺にいくつかある。
オフンタルマナイ川下流の沈殿池。
オフンタルマナイ川下流の沈殿池から流れ出る排水。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『枝幸町』を掲載」
出典:北海道今井本庫鉱山銅・鉛・亜鉛鉱床調査報告