神奈川臨海鉄道水江線

更新日時 2011年02月21日

 神奈川臨海鉄道水江線(みずえせん)は、神奈川県川崎市川崎区の川崎貨物駅から水江町駅に至る神奈川臨海鉄道の鉄道路線である。 かつては、他線と同じく沿線の工場へ数多くの引き込み線を備えた路線であったが、現在ではそのすべてが撤去されており、近年では、定期列車の設定は線路保守が主目的の1両運転の機関車(単機)の1往復のみで、その他は乗務員のハンドル訓練のための列車が不定期に運転されているのみである。神奈川臨海鉄道株式会社(かながわりんかいてつどう)は、神奈川県川崎市と横浜市で貨物鉄道の運輸営業を行う鉄道事業者。日本貨物鉄道(JR貨物)などが出資する臨海鉄道会社のひとつである。略称は「かなりん」。本社は川崎市川崎区にある。川崎市の臨海部に設けられた東海道貨物線の塩浜操駅(現在の川崎貨物駅)を拠点として沿線の企業の貨物輸送を行うために1963年に設立された。JR貨物(当時は国鉄)と沿線の自治体・企業などが出資する第三セクター方式の鉄道事業者を特に臨海鉄道といい、その臨海鉄道会社としては京葉臨海鉄道に次いで2番目に設立されたものである。現在設定されている定期列車は、線路保守(機関車によるレール磨き)のための単機1往復のみで、その他に乗務員訓練のため、単機列車が不定期に運転される。なお、場合によっては長物車や車掌車などの貨車を連結して訓練を行うことがある。
駅一覧
川崎貨物駅 - 水江町駅
 塩浜機関区の看板と0㎞ポスト。塩浜機関区(しおはまきかんく)は、神奈川県川崎市川崎区の川崎貨物駅構内にある神奈川臨海鉄道の機関車が所属する車両基地である。川崎地区にある浮島線、千鳥線、水江線などの貨物輸送を支えている。かつては川崎地区の機関士も所属していたが、現在は川崎貨物駅の所属となっている。DD55形ディーゼル機関車とDD60形ディーゼル機関車が配置され、浮島線、千鳥線、水江線のほか川崎貨物駅構内での入換にも使用される。DD55形ディーゼル機関車4両が配置されている。DD60形ディーゼル機関車1両が配置されている。
 川崎貨物駅(かわさきかもつえき)は、神奈川県川崎市川崎区塩浜四丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)・神奈川臨海鉄道の貨物駅である。JRの東海道本線貨物支線(通称東海道貨物線)、神奈川臨海鉄道の浮島線・千鳥線・水江線が乗り入れる。乗り入れる4路線はいずれも貨物線である。JR線1路線と、神奈川臨海鉄道の3路線が集まる貨物駅で、381,739m²の総面積を持つ。各線から集まる貨車を整理する仕分線が構内に多数あり、駅の配線は複雑である。東海道貨物線は南北方向に通る。駅の北方には多摩川が流れ、東海道貨物線はこの下をトンネルでくぐる。このトンネルの中で下り本線から下り着発線群に繋がる路線が分岐している。この路線と上り本線は同じ場所で地上に出るが、下り本線はそこから800メートルほど南で地上に出ている。構内の中程にコンテナホームが設置されている。2面のホームが向かい合う形で並んでおり、西側のものが上りホーム、東側のものが着発線荷役方式(E&S方式)に対応する下りホームである。2つのホームの間には、(上りホーム側から順に)荷役線2本、留置線、上り2番線・1番線、上り本線、下り本線、下り1番線・2番線(荷役線)が並ぶ。このうち、上り1番線・2番線と下り1番線・2番線が駅の着発線である。下りホームの反対側(東側)には出発線が2本(下り出発8番線 - 10番線)敷設され、上りホーム側には留置線が敷設されている。下りホームの東側には、各線から集まる貨車を仕分けを行うための仕分線群が広がる。この仕分線群の西側半分をJR貨物が管理し、東側半分を神奈川臨海鉄道が管理している。仕分線群の東に隣接して、水江線の着発線2本が並んでいる。千鳥線の着発線(1本のみ)と浮島線の着発線(出発線・到着線1本ずつ)はこの北側にあり、神奈川臨海鉄道管理の仕分線群に繋がる。なお、仕分線群では突放による入換作業も行われる。構内の南寄り、下りコンテナホームの南側にあたる場所には、到着線が5本(出発1番線 - 5番線)ある。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間の川崎化成東側踏切より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間の下水処理場角踏切より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間の夜光殿町第3踏切より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間の廃油処理組合踏切より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間の三井製糖・東亜石油共用踏切より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間の三洋酸素踏切より撮影。
神奈川臨海鉄道水江線、川崎貨物駅 - 水江町駅間の東洋酸素踏切より撮影。
 水江町駅(みずえちょうえき)は、神奈川県川崎市川崎区水江町にある神奈川臨海鉄道水江線の貨物駅である。車扱貨物の取扱駅だが、定期列車の設定はない。かつては、日本鋼管京浜製鉄所(現・JFEスチール東日本製鉄所京浜地区)や東亜石油京浜製油所、日立造船神奈川工場、東洋ガラス川崎工場への専用線があった。現在、駅の横の歩道には日立造船入口バス停が設置されている。
神奈川臨海鉄道水江線、水江町駅以降の廃線跡。
神奈川臨海鉄道水江線、水江町駅以降の廃線跡。
神奈川臨海鉄道水江線、水江町駅以降の廃線跡。駐車場の右側。
神奈川臨海鉄道水江線、水江町駅以降の廃線はここまで続いていたようだ。
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