倉賀野駅貨物基地

更新日時 2011年07月28日

 倉賀野駅貨物基地:倉賀野駅のJR貨物施設は旅客駅の東側にあり、「倉賀野駅貨物基地」の通称がある。基地を貫く1本の側線(主線、全長約2.5km)があり、この主線の先に操車場が設置されている。また、操車場からさらに先へ伸びる引き上げ線(入換線)があり、この線から倉賀野駅方面へ戻るように多くの側線が分岐している。なお、この主線は岩鼻軽便鉄道の廃線跡を転用したものである。操車場の北側に1面2線のコンテナホームがあり、南側に日本オイルターミナル高崎営業所(油槽所)の石油荷役線、さらに南に1面1線のコンテナホームがある。また、操車場の倉賀野駅側にはセメントターミナル高崎営業所の荷役線があるが、1999年(平成11年)9月以降使用されていない。構内の入換作業は、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス(旧・高崎運輸)が担当している。入換に用いる入換動車は他社から転籍されたDE10形ディーゼル機関車が使用される。かつては、倉賀野駅の西側にあった日本たばこ産業高崎工場専用線(2005年閉鎖)や麒麟麦酒高崎工場専用線(2000年閉鎖)もあった。前者はコンテナ輸送も行っていたが工場閉鎖により廃止され、後者は横浜本牧駅発送の麦芽輸送などに使用されていたが、麦芽輸送の海上コンテナ化により1998年(平成10年)に廃止された。また、貨物基地周辺にある太平洋セメント高崎サービスステーション、日本ケロッグ高崎工場、岩谷産業群馬LPGセンターなどへの専用線もあった。
 倉賀野駅(くらがのえき)は、群馬県高崎市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。JR東日本の駅は倉賀野町1797番地に、JR貨物の駅は旅客駅の東側、東中里町65番地にある。駅構造は島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。JR高崎鉄道サービスが業務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口(営業時間 6:00 - 21:00)や自動改札機が設置されている。高崎線と八高線はホームを共用する。ホームは嵩上げされておらず、E231系や211系等のステップのない車両には段差が生ずる。
 倉賀野駅のJR貨物施設は旅客駅の東側にあり、「倉賀野駅貨物基地」の通称がある。基地を貫く1本の側線(主線、全長約2.5km)があり、この主線の先に操車場が設置されている。また、操車場からさらに先へ伸びる引き上げ線(入換線)があり、この線から倉賀野駅方面へ戻るように多くの側線が分岐している。なお、この主線は岩鼻軽便鉄道の廃線跡を転用したものである。操車場の北側に1面2線のコンテナホームがあり、南側に日本オイルターミナル高崎営業所(油槽所)の石油荷役線、さらに南に1面1線のコンテナホームがある。また、操車場の倉賀野駅側にはセメントターミナル高崎営業所の荷役線があるが、1999年(平成11年)9月以降使用されていない。構内の入換作業は、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス(旧・高崎運輸)が担当している。
入換に用いる入換動車は他社から転籍されたDE10形ディーゼル機関車が使用される。
倉賀野駅貨物基地へ続く主線の中里街道踏切より撮影。
倉賀野駅貨物基地へ続く主線の第一関東電工踏切。(関電構内の踏切:パチンコ屋駐車場より撮影)
倉賀野駅貨物基地へ続く主線の第二関東電工踏切より撮影。
この昭和シェル石油(株)高崎油槽所にも昭和石油(株)専用線が伸びていた。
セメントターミナル高崎営業所の荷役線。1999年(平成11年)9月以降使用されていない。
倉賀野駅貨物基地全景。国道17号線の跨線橋より撮影。
倉賀野駅貨物基地入口。
倉賀野駅貨物基地へ続く主線の第二中里前踏切より撮影。
倉賀野駅貨物基地構内。
日本オイルターミナル。
日本オイルターミナル高崎営業所(油槽所)の石油荷役線。
日本オイルターミナル高崎営業所(油槽所)の石油荷役線。
日本オイルターミナル高崎営業所(油槽所)の石油荷役線。第一栗崎(B)踏切より撮影。
倉賀野駅貨物基地のDE10 1102とDE10 1142。
倉賀野駅貨物基地の引き上げ線(入換線)。第一栗崎(A)踏切より撮影。
倉賀野駅貨物基地の引き上げ線(入換線)。第三栗崎踏切より撮影。
倉賀野駅貨物基地の引き上げ線(入換線)。岩鼻軽便鉄道時代は築堤だった。
倉賀野駅貨物基地の引き上げ線(入換線)。
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