更新日時 2011年12月20日

 名古屋臨海鉄道株式会社(なごやりんかいてつどう)は、名古屋港東地域に置ける貨物輸送を行う鉄道事業者。駐車場・倉庫業なども行っている。日本貨物鉄道(JR貨物)、名古屋港管理組合、日本通運などが出資している。名古屋港南東地域は戦前から企業の進出が著しい地域であって、同地区からの貨物輸送は名古屋港管理組合の持つ専用線から名古屋鉄道(名鉄)築港線の東名古屋港駅へ送り、そこから大江駅・神宮前駅を経由して日本国有鉄道(国鉄)熱田駅へ運び、そこから全国へ搬出していた。しかし工業の発展で輸送量が増加すると、旅客輸送の多い名鉄常滑線を経由するこのルートでは、輸送に支障が出ることが予想されるようになった。そのため、操車場を名古屋東港に設けて東海道本線笠寺駅へ直接接続する臨海鉄道の計画が持ち上がった。こうして、国鉄と名古屋港管理組合の共同で1965年に設立されたのが名古屋臨海鉄道で、日本で3番目の例となるものであった。なお、この開業に伴い名鉄は減収になることが予想されたため、見返りとしてこの年から国鉄高山本線との直通運転を開始している。同年中に路線の一部を完成させ、営業を開始した。その後、1974年には名鉄築港線における貨物輸送の大部分が譲渡され、残りも1984年実施の国鉄ダイヤ改正で国鉄の貨物輸送整理に伴い全面譲渡となり、築港線及び名鉄における貨物輸送は消滅した。
東港線 : 笠寺駅 - 東港駅(3.8km)
昭和町線 : 東港駅 - 昭和町駅(1.1km)
汐見町線 : 東港駅 - 汐見町駅(3.0km)
南港線 : 東港駅 - 知多駅(11.3km)
東築線 : 東港駅 - 名電築港駅(1.3km)
 笠寺駅(かさでらえき)は、愛知県名古屋市南区立脇町二丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・名古屋臨海鉄道の駅である。JR東海の東海道本線と、名古屋臨海鉄道の貨物線である東港線が乗り入れる。旅客営業上は東海道本線単独駅の扱いを受ける。
 笠寺駅構造は島式ホーム1面2線と単式ホーム2面2線、合計3面4線のホームを持つ地上駅である。ホームは単式ホームが島式ホームを挟むように配置され、中央の島式ホームが上下待避線となっている。また、4番線の西側には貨物列車用の着発線が5本、仕分線(側線)が6本、保線車両の留置線(側線)が敷設されている。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の廻間先第2架道橋。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の浜田第4架道橋。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の浜田第4架道橋。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の中割第5架道橋。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の中割第5架道橋。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の大江川橋梁。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の大江川橋梁。
名古屋臨海鉄道の笠寺駅 - 東港駅間の滝春地下道。
 ⑨名古屋臨海鉄道の東港駅:東港駅(とうこうえき)は、愛知県名古屋市南区滝春町12-3にある名古屋臨海鉄道の貨物駅である。東海市新宝町付近で分岐する専用線も当駅分岐扱いとなっている。名古屋臨海鉄道東港線、南港線、昭和町線、汐見町線、東築線が接続する中枢の駅。名古屋臨海鉄道本社の最寄り駅でもある。駅構造は十数本の着発線・側線を有する地上駅で、各線から集められた貨車を仕分ける操車場としての機能を持つ。構内東端には名古屋臨海鉄道の車両基地たる東港機関区や、貨車の検修庫が設置されている。また一部の私有貨車の常備駅に指定されている。かつては駅西隣にあった矢作製鉄(現・中部リサイクル)への専用線が存在し、銑鉄やケイ化カルシウム、硫化鉱物などの輸送が行われていた。操車場から3キロメートルほど南の東海市新宝町では、南港線から三洋化成工業名古屋工場へ続く専用線が分岐している。分岐点周辺には本線1線と仕分線1線、専用線、仕分線と専用線に接続する引き上げ線が敷設されている。専用線の入換作業は、本線で運行される名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車が行う。
 ND601:ND60形 日本車輌製造製の64t級液体式ディーゼル機関車。「TOYOTA LONGPASS EXPRESS」の運行開始に伴い導入された。
 ND5529:ND552形 55t級液体式ディーゼル機関車。10両が在籍している。7両は自社発注機で、重連総括仕様となっている。このうちND552 3の現車は旧国鉄DD13 233のものに振り替えられ、一部の機器と車籍のみを引き継いでいる。 3両は国鉄DD13形の非重連仕様機を譲受したもの。このうちND552 13および16の現車は1998年に苫小牧港開発D56形のものに振り替えられ、一部の機器と車籍のみを引き継いでいる(D5604→ND552 13、D5605→ND552 16)。
ND55210:名古屋臨海鉄道の標準的色といえる青色塗装の機関車。日本車輌製造製。
ND5526:名古屋臨海鉄道の標準的色といえる青色塗装の機関車。日本車輌製造製。
ND5528左側とND602右側:名古屋臨海鉄道の標準的色といえる青色塗装の機関車。
 ND55215:名古屋臨海鉄道ND55215。国鉄時代のDD13の塗色を彷彿とさせる写真の機関車は元国鉄のDD13 306号機で日立製作所製。
 コキ200に液化酸化エチレン専用タンクを乗せている。三洋化成工業専用線に到着する液体酸化エチレンや水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)などの化学薬品である。苛性ソーダはタンク車によって昭和町駅(東亞合成名古屋工場)などから輸送されていた。一方、液体酸化エチレンはコンテナ車に積載されたタンクコンテナによって千鳥町駅(日本触媒川崎製造所千鳥工場)から輸送される。この輸送もタンク車が用いられていたが、2008年(平成20年)にタンクコンテナに切り替えられた。
 ⑩ホキ9775石灰石専用:岐阜県大垣市赤坂町の矢橋工業の敷地内の駅から、新日本製鐵株式会社名古屋製鐵所まで毎日3往復、石灰石を積んだ専用の貨物列車を運行しています。 高品質の鉄鋼を作るためには、鉄の不純物を取り除き純度を上げる石灰は欠かせない存在です。鉄鋼の生産量に合わせて何万トンという石灰が必要とされています。日々、岐阜と愛知を繋ぐ貨物ラインは、わが国でも鉄鋼を原料とする製造業が盛んなこの地域の根幹部分を支え続けてきたといっても過言ではありません。
オトキ28664。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の白水踏切より撮影。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の天白右岸踏切より撮影。天白川橋梁。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の天白川橋梁。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の踏切より撮影。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の踏切より撮影。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の東レ東海工場への分岐。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間。7㎞ポスト付近。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の中新田橋梁。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間。新日鐵入口。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間。0㎞ポスト。
名古屋臨海鉄道の東港駅 - 名古屋南貨物駅間の太田川橋梁。
名古屋臨海鉄道の名古屋南貨物駅。
名古屋臨海鉄道の名古屋南貨物駅の22t、24tコンテナ用フォークリフト。
 ⑲名古屋南貨物駅(なごやみなみかもつえき)は、愛知県東海市元浜町50にある名古屋臨海鉄道南港線の貨物駅である。駅構造は新日鐵への専用線分岐部。石灰石は鉄鉱石の製錬過程で不純物を取り除くために使用される(2009年1月) 2面2線のコンテナホームを有する地上駅。かつては操車場と1面1線の有蓋車用貨物ホームを有する駅であったが、1985年ごろにコンテナホームが設置されたため撤去された。駅北側1kmほどの地点で、本線から新日本製鐵名古屋製鐵所へ続く専用線が分岐している。この路線はコンテナや石灰石の受け入れ時に使用されている。石灰石は西濃鉄道乙女坂駅から発送されている。コンテナ貨物 - JR規格12ftコンテナ、JR規格20ft・30ft大型コンテナ、20ft・40ftISO規格海上コンテナ、新日本製鐵専用線発着コンテナを取り扱う。
名古屋臨海鉄道の名古屋南貨物駅より先の廃線跡。名古屋臨海鉄道北浜町支線へ
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出典: 名古屋臨海鉄道株式会社
名古屋臨海鉄道