更新日時 2013年09月09日

 日本車両豊川製作所専用線:豊川市内に開設された豊川海軍工廠への物資・従業員の輸送用に敷設された。路線の開通は、1939年(昭和14年)12月の工廠開設から2年半遅れた1942年5月12日のことで、同時に西豊川駅も営業を開始した。当時、現在の飯田線南部は豊川鉄道という私鉄が運営しており、豊川駅から伸ばされた西豊川支線と終点の西豊川駅も同社が運営にあたった。西豊川駅は旅客と貨物をともにあつかう一般駅であった。西豊川駅は海軍工廠の敷地から外れた場所に位置していたが、工廠内まで工廠の専用線(幹線2km・側線1.6km)が敷設された。西豊川支線は電化されていたが、この専用線も一部区間は電化され、専用線内まで電車が直通した。一般客の利用は西豊川駅までしか認められていなかったが、工員や工廠関係者はそのまま電車で工廠内に設置された北東門乗降場までの乗車が可能であった。1943年(昭和18年)8月1日、豊川鉄道線全線が国有化されたことから、西豊川駅は国鉄の運営へと移行した。その2年後の1945年(昭和20年)10月、戦争終結に伴い工廠は閉鎖されるが、工廠閉鎖後も西豊川駅は引き続き営業していた。しかし、利用客(乗車人員)は1日平均100人程度とごくわずかになったため、1956年9月15日付で廃止された。駅は廃止され、西豊川支線も国鉄の路線としては営業を終えたものの、線路は残されて工廠跡地にできた国鉄豊川分工場への引込み線となり、1963年(昭和38年)の分工場閉鎖後は日本車両製造に払い下げられ、同社豊川製作所の専用線として現在まで存続している。
 豊川駅(とよかわえき)は、愛知県豊川市豊川町仁保通にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)飯田線の駅である。
 豊川駅構造はホームが地面に接する、地上駅と呼ばれる形態である。複線と単線の境界であり、豊橋方面は複線、中部天竜・飯田方面は単線である。ホームは合計で2面、列車が停車する乗り場の線路は合計で3線ある。東側はホーム両側に線路が接する島式ホーム、西側はホーム片側(ここでは東側)のみに線路が接する単式ホームである。ホーム番線は西側から順に1・2・3番線であり、1番線を下り列車、2番線を上り列車が使用し、3番線は双方に対応する。JR貨物の豊川駅は、専用線を発着する車扱貨物の臨時取扱駅である。臨時列車の設定はあるが、定期列車の設定はされていない。駅に接続する専用線として、駅西方にある日本車輌製造豊川製作所へ繋がる専用線がある。工場との間で搬出入される鉄道車両が輸送され、駅からは車両輸送列車が発着する。この専用線はかつて豊川駅と西豊川駅を結んでいた飯田線の支線(西豊川支線)であったが、1956年にこの支線は廃止されて国鉄浜松工場豊川分工場への引き込み線となり、同工場の廃止後、1964年7月に日本車輌製造に譲渡されたため同社専用線へと移行している。
 日本車両豊川製作所専用線の豊川踏切より撮影。専用線のレールが錆びていて、雑草も生い茂るが、現駅の専用線である。但し鈴与踏切からのこの区間は(甲種輸送)出場時には使われない。
 日本車両豊川製作所専用線の鈴与踏切より撮影。複線に見えるが、飯田線は単線で、南側の線路が専用線。(甲種輸送)出場時には、この先の分岐部分で飯田線側へ転線する。
日本車両豊川製作所専用線の0㎞ポスト。豊川駅より日本車両豊川工場側へ400mほどの場所。
 ⑤日本車両豊川製作所専用線の谷川踏切より撮影。ここから飯田線と分かれて行き、道路横断のため高度を上げて行く。
日本車両豊川製作所専用線。
日本車両豊川製作所専用線の第一架道橋。この部分は複線だった様だ。
日本車両豊川製作所専用線。
日本車両豊川製作所専用線の1㎞ポスト。
日本車両豊川製作所専用線の太通踏切より撮影。
日本車両豊川製作所専用線の第二札通踏切より撮影。
日本車両豊川製作所専用線の良通踏切より撮影。
日本車両豊川製作所専用線の女通踏切より撮影。
日本車両豊川製作所専用線の美幸踏切より撮影。
日本車両豊川製作所専用線の2㎞ポスト。
日本車両豊川製作所専用線の千両踏切より撮影。
日本車両豊川製作所専用線の油通踏切より撮影。佐奈川橋梁。
日本車両豊川製作所専用線の佐奈川橋梁。
日本車両豊川製作所専用線の佐奈川踏切より撮影。
日本車両豊川製作所専用線。右の柱は豊川海軍工廠の旧門柱?
日本車両豊川製作所専用線。
戸谷運輸に置かれている台車。 日本車両関連の台車。
日本車両豊川製作所専用線の工場踏切より撮影。三線軌条になっている。
日本車両豊川製作所工場内。車掌車(緩急車)やN700系新幹線が見える。
 ④日本車両豊川製作所工場内。台湾鉄路管理局殿向け 車体傾斜TEMU2000形「普悠瑪號(プユマ号)」車型:台湾傾斜。車種:東TED。車両番号:2026。この車両は空気バネを用いた車体傾斜制御方式であり、日本国内の車体傾斜車両である小田急VSEやN700系新幹線電車等における当社の実績が高い評価を受け採用されました。車体傾斜の制御方式・ソフトウェア等は当社の独自開発技術が用いられています。傾斜角度は最大2度で、曲線区間は一般の車両より25㎞/h高い速度で安定して走行することができます。この車両の仕様は、設計最高速度150㎞/h、営業最高速度140㎞/hの8両編成であり、床耐火仕様や「通用設計」と呼ばれているユニバーサルデザインの思想を十分に取り入れ、安全で使い易く、乗り心地の良い車両となっています。
 ⑤日本車両豊川製作所工場内。台湾鉄路管理局殿向け 車体傾斜TEMU2000形「普悠瑪號(プユマ号)」の先頭部分。
上記は豊川工場配置図。驀進-日本車輌製造80年のあゆみより。
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出典: 日本車両製造株式会社
日本車両豊川製作所専用線