更新日時 2015年01月29日
岡山県指定天然記念物 井倉洞:高梁川沿いにそそり立つ高さ240mの石灰岩の絶壁で壁面に入口がある、永い年月の間に雨水等が浸食してできた全長1,200m、高低差90mの鍾乳洞。探勝時間は約40分。洞内の温度は常に15度〜16度と一定しており夏は涼しく、冬は暖かく感じられこの快適さは自然が作り上げた天然の冷暖房になります。1958年に初めて発見され、翌1959年には新見市によって観光地として開発が進められた。内部には地下河川が流れ、また高さ50mの「地軸の滝」もある。それ以外にも珍しいさまざまな鍾乳石が存在する。映画「八つ墓村」のロケ地としても使われた。岡山県指定天然記念物。井倉の滝は井倉洞のすぐ横の断崖を落ちる、高さがおよそ70mの滝。井倉洞内の地下水を洞外へ排水するために作られた人工滝である。 | |
井倉洞入口。こちらは第2駐車場でメインの駐車場は別にあった。 | |
井倉洞は高梁川の対岸の崖下にある。よく発見出来たと思う。 | |
井倉の滝:井倉洞のすぐ横の断崖を落ちる、高さがおよそ70mの滝。井倉洞内の地下水を洞外へ排水するために作られた人工滝である。 | |
井倉洞入口。 | |
延命の泉。 | |
化粧褌。 | ありさの滝。 |
井倉洞内の様子。 | |
登亀。亀が洞窟を登っているように見える? | |
黄金殿堂。 | |
蝙蝠岩。 | クラゲ岩。 |
金すだれ、銀すだれ。 | 蝙蝠岩。 |
地軸の滝。落差50mの滝です。洞内にある滝としては高さ水量ともに他に見ることはできません。 | |
立入禁止の通路。 | |
昭和35年に調査隊が地軸の滝を登って滝の上に更に美しい鍾乳洞が続いているのを発見し、これを公開するために滝の上へ登る人工のトンネルを造りました。 | |
地軸の滝の上部。 | |
地軸の滝へ流れ込む大量の水。ホースは取水のためか? | |
防錆を考慮してステンレスの階段と歩廊。水晶殿。 | |
鬼の手袋。 | 洞内の気温は11℃。 |
地軸の滝へ流れ込む大量の水。 | 洞内の階段。 |
井倉洞内の鍾乳石。石筍。 | |
瀬戸の海。リムストーン(畦石) | |
蛍光灯が点灯している場所は光合成をする外界の植物が生えています。 | |
スフィンクス。 | |
黒い会議。 | |
三段峡。 | 武人の館(野武士を思わせる洞穴) |
虹の谷。 | 地獄の釜。 |
8合目。 | |
八重の塔。 | |
白銀の扉。以前は白かったようだが、粘土の影響?これも観光化された影響か? | |
達磨大師。 | |
ささやきの間。 | しゅろの柱。 |
月の回廊。 | |
水衣。 | 千人坊主。 |
見返りの池。 | |
無人の広野。 | 閉塞された横穴。 |
音の滝:ここで頂上となります。鍾乳石の後ろに滝があり滝は見えませんが、音を楽しんでください。 | |
出口への下り通路。横穴が閉塞されている。 | |
出口への下り通路。この通路は人工的に掘られたようだ。 | |
出口への通路。扉が付いていて営業時間以外は閉鎖されているようだ。 | |
井倉洞の出口。ショートカット用の出口もここに出る。 | |
井倉洞前の清流高梁川の深淵を「阿里佐淵」と称しますが、この阿里佐淵については、悲しい恋の伝説が残っています。今より約400年のむかし、この里に茂作と阿里佐の清く美しい恋物語がありました。話題に乏しい山間の人々の祝福を受けて「ヤマトレンギョウ」の花咲くこの土地で、二人の恋は花とともにこの岸辺に咲きました。こうした平穏なある日、備中高梁の松山城から「鶴姫」がこの里を訪れました。この鶴姫は松山城主、三村家親の息女で、絶世の美貌と誉が高く、その噂は遠く中国にまで知られていました。鶴姫の姿を見た茂作は、里の乙女と異なって品のある鶴姫の気高い美しさに心奪われ、鶴姫を妻にできると夢を追い、阿里佐を捨てて鶴姫を追いかけていずこともなくこの里を去ってしまいました。茂作との思い出の岸辺に誰一人還らぬ人を待つ阿里佐の悲しき姿は里人たちの涙をさそいました。長かった冬が過ぎ、山間の里に再び「ヤマトレンギョウ」の花咲く春が廻ってきましたが、阿里佐に心の春はおとずれず、茂作の面影を偲びつつ、ついに船隠しの淵に身を投じたのです。その後、誰言うとなく、この淵を「阿里佐淵」と呼び、里人たちは岸辺に祠を設けて、その御霊をなぐさめました。阿里佐の御霊は縁結びの神、また悲恋をなくする恋の神様として今もカップルの守り神となり井倉洞の鍾乳洞出口の「阿里佐の宮」にまつられています。 | |
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