更新日時 2012年08月26日

 モスクワ地下鉄(ロシア語: Московское метро)は、正式名称をモスクワ地下鉄公社(ГУП「Московский метрополитен」)と言い、ロシアの首都モスクワの地下鉄である。1957年から1992年までレーニン記念モスクワ地下鉄(Московский метрополитен имени В. И. Ленина )と称した。世界の地下鉄の年間輸送人員においては、世界一の東京の地下鉄に続いて利用客の多い地下鉄となっている。多くの駅で社会主義リアリズムの様式に沿った豪華な装飾が施されていることでも知られており、他国の地下鉄とは対照的に美術館または宮殿のような雰囲気である。今までに多くの駅名が変更されており、数回に渡って改名された駅もある。当初は、モスクワ地下鉄自体も、敷設に寄与したラーザリ・カガノーヴィチの名を冠していた。モスクワ地下鉄は、12路線、総延長293.1kmで(2008年現在、軽地下鉄を含む)、平日には800万から900万人が利用する。全ての路線に番号がふられている。5号線の環状線はおよそ20kmの環状路線で、11号線のブートフスカヤ線とL1号線のカホーフスカヤ線を除く全ての路線と接続している。放射線では、モスクワ中心部の駅に向かって運転する際、男声の案内放送が流れ、中心部から遠ざかる運転の際には、女性の声で案内放送が流れる。環状線では、右回りの運転で男声、左回りの運転で女声の案内放送が流れる。
ベラルースカヤ駅。 モスクワメトロの自動券売機。
右のボタンの一番上が1回券、その下が2回券往復するので2回券を各。値段は2回券で56ルーブル。
降りない限りは1回券で地下鉄は乗り放題。
モスクワ地下鉄のICチップ入り乗車券。
 モスクワの地下鉄は自動改札になっていて先ほど買った切符(ICチップ入り)をタッチする。その後地下深くへ降りて行く。
 ベラルースカヤ駅。モスクワの空港と地下鉄は撮影禁止と聞いていたが、日本人らしき観光客の団体がフラッシュをたきながら堂々と撮影している。地下鉄駅は暗く細長いのでフラッシュをたいても遠くまで届かないので、デジカメの場合フラッシュ無しの方が綺麗に写るしトラブルも少ないと考える。以前に中国でゼネコンのF社の社員が中国の軍事施設を知らずに撮影して捕まった事もあるのでなるべくトラブルは避けたいものだ。
マヤコフスカヤ駅。
モスクワの地下鉄車内。この時もトラブルを避けるためにフラッシュは無しで短時間に撮影。
チアトリナヤ駅とエスカレーター。
チアトリナヤ駅の出口の自動改札は人が通れば自動的に開きます(出る時はチケットは要らない)
 売店のマトリョーシカと買ってきた歴代大統領のマトリョーシカ(500ルーブル)女性のマトリョーシカは150ルーブル。空港で買うともっと高い。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モスクワ 地下鉄