更新日時 2024年07月12日

 福井県第23924号妖刀歩鉄脇差し柄製作:ヤフオクで落札した脇差しが仮の柄が付いていたので自作してみた。また、刀身も傷や錆が出ていたので研磨の練習を行った。拭いを行い刃文も白く付けることが出来ました。ヤフオク落札当初と完成形の違いを見て下さい。
ヤフオクで落札した脇差し福井県第23924号は仮の柄が付いていた。鞘も長さ的に別物。
刀身も錆や砥石目があり研磨の練習に最適。
仮の柄は加工しても大きさが合わないため再制作を決断。
柄の製作のためにAmazonで朴の木を買いました。
朴の木を切断するためにAmazonでテーブルソーも買いました。
朴の木を切断した後は彫刻刀で彫りを入れます。
彫刻刀で彫りを入れるのは大変です。
脇差しに鍔を付けると目釘の位置が変わります。目釘の穴を開ける前で良かった。
柄をAmazonで買ったカンナで削ります。
カンナで削ると意外に楽でした。
柄に刀身を付けて握った感じです。
柄に金物を付けるために上下を削りました。
柄に金物を付けた感じです。大分見栄えが良くなってきました。
Amazonで買った鮫皮(エイの皮)を柄に取り付けます。
鮫皮は固いので水で戻して切断しましたがそれでもハサミで切りにくかったです。
柄に鮫皮を貼るために彫刻刀で彫り込みを入れます。
柄に鮫皮を付けた感じです。鮫皮は乾かして固くなってからヤスリで削り形を整えます。
柄をカシュー塗料で塗りました。
カシュー塗料で塗った柄に鮫皮を貼りました。
鞘に名が入っていましたが気にせずにカシュー塗料で塗りました。
柄巻をして完成です。
脇差しを研ぐ前の錆と傷の状態です。
脇差しを研ぐ前の錆と傷の状態です。
脇差しを人工の砥石で研ぎました。#400→#1000→#3000→#8000→#20000
人工の砥石で研いで切れるようにはなりましたが砥石目は残ってしまいます。
砥石目は天然の砥石の刃艶砥を使用して研ぎます。
砥石目は天然の砥石の刃艶砥を使用して研ぎます。
刃艶砥で磨くと砥石目が少なくなりました。
刃艶砥で磨くと刃文も解るようになりました。
磨き棒で磨いて表面の光沢が出ました。
ナルメを研いだ。
ナルメを研いだ。
手作りの柄を取り付けましたが脇差し用には長かったみたいです。
刀身の長さに対して柄が長すぎました。
脇差しで手作りの柄は長かったのでヤフオクで落札した柄を改めて取り付けました。
最上部写真のヤフオクで落札した当初より大きく変わりました。
もう一度拭いをした後に白く刃文を付けることが出来ました。
福井県第23924号妖刀歩鉄脇差しの完成です。
福井県第23924号妖刀歩鉄脇差しの完成です。
刃文が目立ちます。
これで刀剣11振り全て鞘と鍔、柄を取り付けました。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福井県第23924号妖刀歩鉄脇差し柄製作