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更新日時 2019年10月29日

煉瓦橋梁 梅木発電所水路橋
 梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋):明治44年(1911)9月30日、この地方の電力供給拠点として梅木水力発電所が設立された。当時の最新技術を導入した画期的な建造物で、本館建物と水路橋はすべてレンガで造られている。特にこの水路橋はアーチ形にレンガを積み上げたもので、俗称「眼鏡橋」と呼ばれる。そのモダンな形は一躍有名になり連日大勢の見物人が訪れ、茶店が出る程賑わったという。昭和5年(1930)の伊豆震災で、本館建物は崩壊し、その他の施設も大被害を受けたが、この眼鏡橋だけは無事に残ることができた。翌年9月、発電機能は復旧し再開されたが、本館建物は木造に変わり、あの華麗なおもかげを再び見ることはできなくなった。しかし、眼鏡橋は現在もむかしのままの姿でその使命を果たしながら、多くの人びとに親しまれている。
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)アーチの下は農機具置き場になっている。
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)水路の山側。
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)現在も用水が流れている現役の水路。
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)現在も用水が流れている現役の水路。
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)機械成型のしわしわが確認出来る。
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)楕円の刻印は上敷免製(日本煉瓦製造)の刻印。
@梅木発電所の水路橋(俗称眼鏡橋)煉瓦の刻印で製の文字が確認出来る。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『伊豆市』を掲載」