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更新日時 2016年06月26日

信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽ
 信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽ:信越本線は、新潟県上越市の直江津駅から新潟県新潟市中央区の新潟駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。1897年(明治30年) 11月20日:柏崎駅 - 北条間、沼垂駅 - 一ノ木戸駅間が開業。北条駅・沼垂駅・亀田駅・新津駅・矢代田駅・加茂駅・一ノ木戸駅が開業。 この時に車場川橋梁「ねじりまんぽ」も竣工したと推測される。ねじりまんぽ(アーチのレンガが螺旋状に積まれたトンネル)、正式には斜拱渠(暗渠タイプのアーチ橋)と呼ばれている。通常、拱渠等のアーチ部に煉瓦やコンクリートブロックを用いるときは、まっすぐに積むのが普通であるが、鉄道線路とその下の道路や川が斜めに交差する場合などに、アーチ部を斜めにねじって積まれることがあった。斜めに積まれたアーチ内部におて、その景観はかなり奇妙なものとなる。そのためそのトンネルをくぐった時には、タイムマシンに乗ったような不思議な感じを覚える人も多い(ドラえもんの影響?)「ねじりまんぽ」は、日本では約28件ほど確認されており、コンクリートブロック製の六把野井水拱橋を除いてあとは煉瓦拱渠である。なお、コンクリートによる構造物が発達する大正時代以降の構造物には見られない。鉄道の黎明期と煉瓦の黎明期が一致するため、鉄道黎明期の構造物には煉瓦造りの構造物が多く現存する。
ねじりまんぽ
@信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽ。
1897年(明治30年)11月20日
場所:新潟県新潟市秋葉区車場1丁目11
信越本線 亀田駅−荻川駅間。
2016年06月18日探索。
@信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽ。西側坑口を見ると煉瓦が四重に積み重ねているのが解る。
@信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽ。下部は石造りになっていて、波形に接合されている珍しいねじりまんぽ。傾斜角は75度。
@信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽの西側の坑口。
@信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽの東側の坑口。
@信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽは、途中からコンクリートの隧道が付け足されている。
@信越本線 車場川橋梁 ねじりまんぽ。天井部がコンクリートで補強されている。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『新潟市』を掲載」
出典: 組積造による斜めアーチ構造物の分布とその技法に関する研究