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更新日時 2016年07月08日

 関西本線 第272号橋梁 ねじりまんぽ:関西本線は、愛知県名古屋市中村区の名古屋駅から亀山駅、奈良駅を経て大阪府大阪市浪速区のJR難波駅に至る鉄道路線(幹線)である。亀山駅 - JR難波駅間が西日本旅客鉄道(JR西日本)の管轄となっている。民間の鉄道会社である関西鉄道の路線として開業し、名古屋と奈良・大阪を最短距離で結ぶルートとして国鉄と乗客を奪い合った歴史を持ち、路線名もこの社名に由来する。1898年(明治31年) 4月19日:支線 加茂駅 - 大仏駅間が開業し、名古屋駅 - 加茂駅間が本線に、柘植駅 - 草津駅間が支線に変更。この時に第272号橋梁「ねじりまんぽ」も竣工したと推測される。ねじりまんぽ(アーチのレンガが螺旋状に積まれたトンネル)、正式には斜拱渠(暗渠タイプのアーチ橋)と呼ばれている。通常、拱渠等のアーチ部に煉瓦やコンクリートブロックを用いるときは、まっすぐに積むのが普通であるが、鉄道線路とその下の道路や川が斜めに交差する場合などに、アーチ部を斜めにねじって積まれることがあった。斜めに積まれたアーチ内部におて、その景観はかなり奇妙なものとなる。そのためそのトンネルをくぐった時には、タイムマシンに乗ったような不思議な感じを覚える人も多い(ドラえもんの影響?)「ねじりまんぽ」は、日本では約28件ほど確認されており、コンクリートブロック製の六把野井水拱橋を除いてあとは煉瓦拱渠である。なお、コンクリートによる構造物が発達する大正時代以降の構造物には見られない。鉄道の黎明期と煉瓦の黎明期が一致するため、鉄道黎明期の構造物には煉瓦造りの構造物が多く現存する。
ねじりまんぽ
@関西本線 第272号橋梁 ねじりまんぽ。
開業:1898年(明治31年) 4月19日
場所:京都府木津川市加茂町駅西1丁目。
関西本線 加茂駅 - 木津駅間。
2016年07月02日探索。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」は北側からしかアクセス出来ない。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」北側からアクセスし道路下を潜る。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」のこの先は関西本線の下になる。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」入口部の煉瓦は水平に積まれている。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」入口部の煉瓦は水平に積まれている。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」は途中から「ねじりまんぽ」になっている。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」の傾斜角は46度。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」の傾斜部分と水平に積まれている部分の接合部。
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」
@関西本線 第272号橋梁「ねじりまんぽ」の南側はブロックにて閉塞している。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『木津川市』を掲載」
出典: 組積造による斜めアーチ構造物の分布とその技法に関する研究
関西本線 第272号橋梁 ねじりまんぽ