更新日時 2022年08月16日
赤祖父円筒分水工:富山県南砺市川上中にある円筒分水工。かつて赤祖父川には左岸14口、右岸20口の用水取り入れ口が有り、その用水を管理する赤祖父水郷12か村の代表が毎年数回寄り合って協議し、取水を時間割とする方法で水の分配を行っていました。しかし日照りの日々が続く年は、寄り合いが10数回にも及んだり、水争いがたびたび生じ傷害事件の発生も希ではありませんでした。昭和20年に待望の赤祖父溜め池が完成し、それまで人手による分水には限度があることから一定の水量に案分する円筒分水工が昭和24年に設けられ、長く続いた水争いが解消されました。円筒分水は農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設。円筒状の設備の中心部に用水を湧き出させ、円筒外周部から越流、落下する際に一定の割合に分割される仕組みとなっている。地域によっては円形分水、円筒分水槽、円筒分水庫などとも呼ばれる。 | |
@赤祖父円筒分水工。YouTube動画リンク | |
@赤祖父円筒分水工。 | |
@赤祖父円筒分水工。 | |
@赤祖父円筒分水工。 | |
@赤祖父円筒分水工。 | |
戻る Copyright (C) 2006-2023 hotetu.net All Rights Reserved 外部から直接リンクで飛んできた方は右ホームページリンクへ http://www.hotetu.net/ 歩鉄の達人 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『南砺市』を掲載」 |