更新日時 2021年01月09日

松島明神と藻根島の伝説の島 桂島
 桂島は宮城県塩竈市にある島である。面積0.76平方km、人口約170人。浦戸諸島の有人島の中で、最も塩竈市中心部に近い。島名の由来は、江戸時代に河合曾良が松島湾に浮かぶ島と月を見て「月桂冠の如し」と詠んだところからとも、鹽竈神社の嘉津良比祭と関係があるとも言われている。島の西側の桂島、東側の石浜のあわせて2つの集落があり、浦戸諸島の中では最も人口が多い。諸島の中で民宿の多くは桂島にあり、島民が雨乞いをしたという「雨降り石」などの名所もある。石浜には諸島で唯一の郵便局である浦戸郵便局がある。島の中央部に桂島貝塚と呼ばれる縄文時代前期、中期を主とする貝塚があり、これは塩竈市内の遺跡の中でも規模の大きなものである。明治時代には木村満平や白石廣造がここで回漕業を始め、またラッコ漁やオットセイ漁の拠点ともなって賑わった。しかし、船舶の大型化に対応できず、海運の拠点としては衰退した。白石廣造の邸宅跡は現在も残る。
@桂島の空撮。
@桂島の空撮。
A桂島の空撮。
B桂島の空撮。
C桂島の空撮。
C桂島の空撮。
D桂島の空撮。
E桂島の空撮。
E桂島(駒島)の空撮。
F桂島(大藻根島・小藻根島)の空撮。
G桂島の空撮。
H桂島の空撮。
I桂島の空撮。
J桂島の空撮。
K桂島の空撮。
L桂島の空撮。
@塩竈市営汽船しおじ。
@桂島のフェリーターミナル。
A桂島島内。
B桂島神社。
 B桂島神社。奥塩地名集(寛永4年1627年)に「桂島明神社、桂島ニ有り。古しヘハ松崎ト申處ニ御鎮座、其所難所ニテ通差支今白崎山ト申處へ御遷座、祭日9月9日」とある。神社境内にはタブの木や田の常緑樹がうっそうと繁茂し、昼なお暗い感じであるが、この境内の木に刃物を入れれば天罰がくだり、我が身に刃物がおそいかかり傷を負うと信じられている。
C桂島島内の人道。
D桂島の海岸線。
E桂島島内の人道。
F桂島から見る大藻根島と金島。
G桂島の海岸線。
H桂島のエレキギターと公衆トイレ。
I桂島のメイン道路とマイビーチ鬼ヶ浜。
J桂島の浦戸無線中継所。
K桂島の道路。
L桂島の石浜神社。
 M桂島の雨降石。島内の農業が雨水に依存しているため、日照りの時にこの石に向かって雨乞いをしたので「雨降石」と呼ばれています。
N桂島の廃屋。
O桂島の白石廣造邸跡。
P桂島の渡船待合所。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『塩竈市』を掲載」