更新日時 2012年03月17日
九頭竜ダム(くずりゅうダム)は、福井県大野市、一級河川・九頭竜川水系九頭竜川に建設されたダム。かつては長野ダム(ながのダム)といった。高さ128メートルのロックフィルダムで、洪水調節・発電を目的とする、国土交通省・電源開発(Jパワー)共同管理の多目的ダム(兼用工作物)である。ダム湖(人造湖)の名は九頭竜湖(くずりゅうこ)という。現在、「九頭竜ダム」と呼ばれているダムは、計画当初から「長野ダム」という名称が用いられていた。これはダム建設地点の地名からとったものであったが、完成直前の1968年(昭和43年)5月、「長野県のダム」と混同されるとの地元の要望を受け、河川名をとって現在の「九頭竜ダム」に改称した。同様の事例は草木ダムや早池峰ダムなど各地で見られる。また、JR越美北線の終着駅・「九頭竜湖駅」も当初計画では「越前朝日駅」という名称であったが、1972年(昭和47年)の開業に合わせて九頭竜湖の名をとって駅名とした。 | |
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![]() 九頭竜ダムのダムカード DAM-DATA 所在地:福井県大野市長野 河川名:九頭竜川水系九頭竜川 形式:土質遮水壁型ロックフィルダム ゲート:クレストゲート×3門 堤高・堤頂長:128m・355m |
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ダム諸元 ダム型式 傾斜土質遮水壁型 ロックフィルダム 堤高 128.0 m 堤頂長 355.0 m 堤体積 6,300.000 立米 流域面積 184.5 ku 湛水面積 890.0 ha 総貯水容量 353,000千立米 有効貯水容量 223,000千立米 利用目的 洪水調節・発電 事業主体 国土交通省近畿地方整備局 電源開発 電気事業者 電源開発 発電所名 (認可出力) 長野発電所 (220,000kW) 施工業者 鹿島建設 着工年/竣工年 1962年/1968年 |
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ロックフィルダムの堤体 |
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スキーのジャンプ台の様ですね。 |
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九頭竜湖です。 |
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九頭竜湖左岸よりクレストゲートを見る。 |
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クレストゲート4基の拡大写真です。 |
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ダム管理事務所で流木が無料で配布されている。 |
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ダム管理事務所の展示。 |
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九頭竜ダム管理事務所では、全国のダムカードが展示されている。 たしか、誰かの提供と書かれていたような気がします。 ダムカードを配布している所でも全国のダムカードは手に入らないのでしょうか? |
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東北地方のダムカード。 ダムカードも大きいのが有るのですね。 |
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関東地方のダムカード。 |
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北陸地方のダムカード。 |
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近畿地方のダムカード。 |
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四国地方のダムカード。 |
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沖縄県のダムカード。 |
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鷲ダム(わしダム)は、福井県大野市鷲、九頭竜川水系九頭竜川に建設されたダム。高さ45メートルの重力式アーチダムで、電源開発(Jパワー)の発電用ダムである。同社の揚水式水力発電所・長野発電所の下池を形成。上池・九頭竜ダム(九頭竜湖、国土交通省・電源開発共同管理)との間で水を往来させ、最大22万キロワットの電力を発生する。 |
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1957年(昭和32年)、電源開発は九頭竜川上流部における水力発電所建設計画を発表した。この時点では鷲ダムの建設はもちろん、揚水発電自体が計画に含まれていなかった。計画に揚水発電を加味するように勧めたのは通商産業省(通産省、現・経済産業省)であり、このとき揚水発電の下池として鷲ダムが計画された。九頭竜ダムおよび鷲ダムは1968年(昭和43年)に完成し、長野発電所の運転が開始された。 |
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ダム諸元 ダム型式 重力式アーチダム 堤高 45.0 m 堤頂長 277.0 m 堤体積 113,000 立米 流域面積 334.3 ku 湛水面積 62.0 ha 総貯水容量 9,650千立米 有効貯水容量 6,100千立米 利用目的 発電 事業主体 電源開発 電気事業者 電源開発 発電所名 (認可出力) 長野発電所 (220,000kW) 湯上発電所 (54,000kW) 施工業者 前田建設工業 着工年/竣工年 1965年/1968年 |
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アーチが綺麗ですね。 |
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ラジアルゲートが5基。 |
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