更新日時 2014年01月04日

床木ダム
 床木ダムは一級河川番匠川水系井崎川支川床木川流域は、県下でも年間降雨量が最も多く、その殆どが、台風の影響による集中的なものである。かっては毎年のように水害が発生し、流域の人家、田畑に多大な被害をあたえてきた。そこで地域住民の安全確保にたいする強い要望とともに、床木川の洪水調節、及び河川用水の確保を通して、流域の安全を図るための治水ダムが計画された。昭和47年4月より大分県土木建築部によって調査が開始され、昭和51年4月建設工事に着手、昭和61年3月に総事業費111億円をもって完成したものである。重力式コンクリートダム。堰堤高:111m。堤頂長:249m。集水面積:10ku
床木ダム
@床木ダム左岸のリムトンネル。
リムグラウチングの作業のため、堤体上面横の山に掘った小型トンネルをリムトンネルと呼んでいます。一般に幅は 2メートル、高さ 2.5メートル程度の断面積です。奥行きは一般に数十メートル程度です。リムグラウチングとは堤体の両側の地山の部分に作るカーテングラウチングを特にリムグラウチングと呼んでいます。ダム完成後に貯水がダムの両袖部を迂回して下流方向に漏れ出すのを防ぎます。
@カーテングラウチングとは貯水池の水がダムの下の地盤岩盤を通って漏れてくることを防ぎ、併せて堤体にかかる浮力(揚圧力)を減らす為に、ダム基礎や左右岸地山に対して地下に長いカーテン状(curtain)の難透水部分を作るため、液状のセメントをポンプ圧力により地下に注入すること(grouting)をいいます。
A床木ダムの堰堤。
A床木ダムの下流側。
A床木ダムの下流側。
A床木ダムの上流側。
B床木ダム湖。
B床木ダムの堰堤。
B床木ダムの下流側。
ちょろちょろと流しています。
C床木ダムの上流側。
C床木ダムの堰堤。
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